http://www.asyura2.com/17/hasan122/msg/587.html
Tweet |
ドル円相場の行方は?
米ドルの売り残が膨張中、ドル円相場は本当に暴落するのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170717-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 7/17(月) 18:00配信
ここ最近のドル円相場の環境を見ると、以前にも増して、多くのトレーダーが相場の下落を恐れているように思われる。今年は2017年ということで、「7の年の暴落アノマリー」から、「夏から秋にかけて、何かしら大事件が起こるのではないか」と警戒しているトレーダーも少なくないようだ。では、本当に相場下落の可能性は高いのか? また、今後の相場はどのように動くのか? ここではカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんに、この夏の相場観を聞いた。
* * *
私はトレードをする際に、必ず売買比率を確認しますが、7月13日時点でクリック365のドル円相場における売買比率を確認すると、17万枚も売り残が多く、今までに無いような売り越し状態が見られました。
このデータから読み取れることは、「ドル円相場は下落する」と考えているトレーダーが非常に多い、ということです。
では、なぜそれほどまでに、下落すると考えるトレーダーが多いのでしょうか?1つ考えられる理由は“7のつく年に関するアノマリー”に対する警戒です。
過去を振り返ると1987年、1997年、2007年のそれぞれ夏から秋にかけて大事件が勃発して、相場が大きく下落しています。そのため、「2017年の今年もそろそろ何か大事件が起こるのではないか」と警戒して売りポジションを保有するトレーダーが多いのではないか、と想定されます。
また、米トランプ政権に対する不透明感や、アメリカ経済に対する不安などによって、「そろそろドルが売られるのではないか」と考えるトレーダーも少なくないのかもしれません。
そして、このように下落に対する警戒がマーケットに広まると、トレーダーの多くは「大多数が下落すると思っているのだから、実際に相場が下落する可能性が高いだろう」と考えがちです。
しかし、現状の売買比率データを見る限り、そうした状況にはなりづらいと私は考えています。このように大多数のトレーダーが「下落する」と考え、売り残が膨らんでいる今のような状態で、相場が一気にガラガラ下落する可能性は低いということです。
なぜなら下落したとしても売りポジションに対する買い戻し決済が入ってくるからです。むしろ、相場が一旦上昇し始め、売りポジションのロスカットによる買い戻し決済が大量に入って相場が大きく上昇するような可能性の方が高いと想定されます。
もちろん、“7のつく年に関するアノマリー”を無視することはできないので、資金管理を徹底することは必要ですが、今の段階で下落を大げさに不安視する必要は無いと私は見ています。
ただし、仮に大事件が起こらなかったとしても、お盆の時期から8月末にかけては、例年相場が下落する傾向にあるので、いずれにしてもその時期のトレードは注意する必要があるでしょう。
ちなみに、お盆の時期から8月末にかけて下落するとしたらどの程度の水準まで下落する可能性が想定されるでしょうか? 私としては、もし大きな事件が起こらなかったとしたら、仮に大きく下落したとしても4月につけた1ドル=108円あたりでサポートされるのではないか、と見ています。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民122掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。