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ロシアの通信社スプートニクは24日、中国がタイタニックの3倍の規模を誇る国産豪華客船の建造を計画しており、将来的にクルーズ船生産の世界的リーダーになることを目指していると伝えた。資料写真。
中国初の国産豪華客船、2023年就航へ、タイタニックの3倍規模―露メディア
http://www.recordchina.co.jp/b182614-s0-c20.html
2017年6月30日(金) 9時30分
2017年6月27日、参考消息網によると、ロシアの通信社スプートニクは24日、中国がタイタニックの3倍の規模を誇る国産豪華客船の建造を計画しており、将来的にクルーズ船生産の世界的リーダーになることを目指していると伝えた。
中国メディアによると、中国造船大手の中国船舶工業集団の呉強(ウー・チアン)総経理はこのほど、タイタニックの3倍の規模で最大約5000人を搭載できる中国初の豪華客船について、2021年の進水、23年の就航を目指し、24年から28年まで年間1隻のペースで運営業者に納入する計画を明らかにした。同客船は全長323.6メートル、全幅37.2メートルで、喫水(船体最下面から水面までの長さ)は8.25メートルだ。
スプートニクによると、ハイエンドクルーズ船生産の世界的リーダーはフィンランド、ドイツ、イタリア、フランスで、市場全体の約80%を占めている。専門家からは、中国はまもなく世界の造船業と観光産業の全体的なマトリクスを変えることになるとの分析も出ている。
モスクワ国際関係大学の専門家、エレナ・マスロヴァ氏は「中国の造船会社の提携相手は、クルーズ船、商船、大型ヨット、軍艦、北極圏開発のための特殊船を建造するイタリアの造船大手のフィンカンティエリであり、このパートナーシップは成功が保証されている」と指摘する。フィンカンティエリは、2020年までに中国市場が世界最大の規模を有するようになり、1000万人近い中国人がクルーズ船で旅行することになると分析している。同社はクルーズ船の中国市場に参入する最初の西洋の企業だ。
中国のクルーズ船建造計画には、世界最大のクルーズ船運航会社の米カーニバルと船舶の安全管理審査などを手掛ける英ロイドレジスターも参加している。(翻訳・編集/柳川)
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