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日銀が6兆円のETF買い入れを発表してから1年が経とうとしている
日経平均の上昇基調が7月に転換か? カギを握る日銀の動向
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170622-00000005-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 6/22(木) 19:00配信
2万円前後を行き来する日経平均株価に対して、今後は上昇基調となることを予測する専門家も少なくない。しかし、カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんは、「7月を機に相場の流れが変わる可能性もある」と指摘する。7月にいったい、何が起こるというのか。池辺さんが解説する。
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ドル円相場と日経平均株価は連動して動く傾向があります。ドル円が1円ほど円安に動けば、日経平均株価は概ね200円程度上昇する傾向にあります。ただ、最近はその傾向が崩れている状態にあります。
どういうことか? 解説しましょう。
まずは2015年6月の相場を振り返ってみます。当時、ドル円相場は125.87円の高値をつけ、日経平均株価もそれにつられ、同じタイミングで2万967円の高値に達しました。
そしてここ最近、ドル円相場は110円台の水準にあるので、2015年の高値から約16円下落している状況にあります。
ですから「ドル円が1円幅動くのに連動して日経平均株価は概ね200円動く」という傾向に従うのなら、今の日経平均株価は2015年の高値から約3200円(200円×16)下落した水準、つまり1万7000円あたりの水準にあってもおかしくない、と言えます。
ところが現在、日経平均株価は約2万円の水準にあります。想定される株価より、約3000円も高い水準にあるのです。
もちろん、日経平均株価はドル円相場だけではなくNYダウの影響も受ける傾向にありますので、「NYダウの高値更新につられて、日経平均株価が割高の状態にある」とも考えられます。ただ、そのことを考慮したとしても、現在の日経平均株価は想定される株価よりも随分と高い水準にある、と考えられるのです。
■日銀はETF買い入れを続けるのか?
では、なぜ日経平均株価がこれほどまで高い水準にあるのでしょう?
その最大の理由として考えられるのは、やはり、日銀のETF(上場投資信託)購入です。日銀は昨年7月、ETFの購入額を3.3兆円から6兆円に増額することを発表しましたが、その買い支え効果が表れていると言ってよいでしょう。
ということは、逆に言うと日銀の買い支えがなくなってしまえば日経平均株価も大きく下落する可能性が考えられる、ということです。
そして、昨年7月に日銀が6兆円のETF買い入れを発表してから、もうすぐ1年が経過しようとしており、もしかしたら日銀がこの7月にETFの買入額を3.3兆円に戻すか、もしくは買い入れそのものを止めてしまう可能性もあります。そうなれば、この7月を境に日経平均株価が下落する可能性が高くなります。
やはり6兆円の買い入れがあるのとないのとでは、相場状況は異なってきますし、投資家心理としても、買い支えが無くなれば以前よりも慎重に買わざるを得なくなります。
もちろん、6兆円のまま買い入れを継続する可能性もあるので、確かなことは言えませんが、いずれにしても日銀の発表は重要なイベントになることは間違いありません。ですから7月に発表される日銀政策に対しては意識を向けておかれるのが良いでしょう。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。
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