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安全面が世界でも評価されている日本のLCC。しかし、海外のLCCは国によっては安全管理やパイロットの技術面で不安が残るところもあるので注意
LCCは欠航時のリスクが高い。激安のはずが割高な切符を買い直すハメに…
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170615-01345065-sspa-soci
週刊SPA! 6/15(木) 9:00配信
記憶に新しい格安ツアー会社「てるみくらぶ」の経営破綻。激安商品で痛い目を見た人も多数出た。しかし、安くていい商品なら越したことはないと思うのが消費者の本音。これ以上はヤバいという安さのボーダーラインを探りつつ、最新激安商品の舞台裏を解明した!
◆便数が少ない路線は欠航時のリスクが高い!?
ここ数年で日本でもすっかり認知されたLCC。とはいえ「一日1往復の路線が欠航になり、翌日便も満席だったため、仕方なく割高な新幹線の切符を買い直すハメに」(42歳・建設)など欠航時のリスクはやはり高い。
「LCCは他社便への振り替えがなく、成田〜札幌・福岡など一日何便も運航している路線ならともかく、一日1〜2往復の路線だと欠航時のリスクが大きい。限られた機材で運用するLCCは、遅延が多いのも機材繰りによる欠航があるのも仕方ない部分がある。仕事などスケジュールの変更が難しい場合もあるでしょうから目的に応じて使い分けるのがいいかも」と語るのは、トラベルライターのリュウジ氏だ。
また、機内持ち込みの重量制限が7kgなど低く設定されていることは広く知られているが、「ペットの機内持ち込みが不可だと知らず、搭乗を断念したうえに家族5人分の正規料金を払って大損」(36歳・出版)なんてケースもある。値段が下がる分、サービスの基準もJALやANAと同様と考えてはいけないのだ。
では安全面でのリスクもLCCは高いのだろうか?
現役航空整備士いわく、「いくらLCCでも機体整備など安全面のコストを削減することはない」ときっぱりと否定。
「今年の安全格付けを見ると、国内のLCC各社は7段階中5点と平均的な水準です。ただし、東南アジアのタイ・エアアジアやインドネシア・エアアジアなどは2点と低い。あくまで目安ですが、2点以下のエアラインはリスクがあると捉えるべきでしょうね」
【リュウジ氏】
トラベルライター。前職は中堅旅行会社社員で、ツアーの手配や旅行サイトへの営業などを担当。その経験を生かし、雑誌やウェブ上に多数の旅行関連記事を発表
― 激安商品の闇 ―
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