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現金のみを使うことで節約につながる?
気づいたらお金が貯まってる? カードを持たない「現金派」のメリット
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170603-00010001-moneypost-bus_all
6/3(土) 12:30配信 マネーポスト
ネット通販が広く普及しているこの時代、クレジットカードの1枚や2枚持っていて当たり前。また、各カード会社の「ポイントサービス」も充実し、“ポイント”や“マイル”が貯まるからお得だと積極的にカードを使う人も増えている。もはや、便利に、そしてお得に買い物をするには欠かせないアイテムといえそうなクレジットカード。しかし、その一方で絶対に現金しか使わないという“現金派”も少なくない。クレジットカードは持っているものの数回しか使ったことがないという40代の男性会社員Aさんはこう話す。
「もちろん買い物をするときはすべて現金です。つねに財布の中にいくら入っているかを把握しておいて、その金額内で収まるように買い物をしているので、無駄遣いがなくなるんですよ。ちなみに、財布の中には3万円くらい入れています。飲み会などで多少お金が必要になりそうなときは、事前に銀行で下ろしておきます」
ネット通販を利用するときはクレジットカードが必要になるが、どうしているのか。
「通販はまったく使いません。何か欲しいものがある場合は、通販サイトで検索して商品の情報や値段の相場を調べておいて、それからお店に行って、実際に商品を見て、そこで買うようにしています。自分の目で商品を見て吟味するので、勢いで買ってしまうということがなくなるんですよ」(Aさん)
とはいえ、家電などの場合はネット通販のほうが実店舗よりも安いというケースも少なくない。
「たとえば、ネット通販よりも実店舗のほうが3000円高かった場合、3000円多く出してもいいと思うくらい、その商品がほしいのか、ということを熟考します。もしも3000円高くてもその場でほしいと思ったなら買うし、3000円高いなら要らないと思ったなら買わない。このルールに従うと、自然と必要なものしか買わなくなって、無駄遣いしなくなるんです。それにこれならネット通販より高い価格で買っても損したとは思わないですね」(Aさん)
■ATMでは「1回5万円おろす」ルールで無駄遣い阻止
30代の女性会社員Bさんも現金派。ATMを使う際に自分なりのルールを設けているという。
「基本的にATMを使うときは、1回に5万円を下ろすことにしています。必要な金額が1万円であっても5万円下ろし、財布の中に2万円入れて、残りの3万円をタンス預金に回すんです。そして、財布の中身がなくなったら、基本的にはタンス預金から補充します。ただ、外出先でお金が必要になった場合は、タンス預金が残っていても5万円を下ろして、あまった分をタンス預金に回します」
Bさんは、以上のようなルールを実行することが、結果的に節約につながっていると感じている。
「なんとなく“タンス預金がゼロになったらおしまい”みたいな感覚になるんですよ。だからタンス預金の残高が少なくなってくると自然と無駄遣いをしなくなる。ただ、タンス預金の額が多すぎると、それはそれで大金を持っているような感覚になってしまうので、逆に無駄遣いをしてしまう。だから、タンス預金に補充する額が1回3万円というのも、適度に少なくてちょうどいいのだと思います」(Bさん)
AさんとBさんに共通しているのは、現金のみを使うことで結果的に無駄遣いをしなくなったと感じている点だ。ネット通販でいろいろな物を買いすぎて困っているという人は、思い切って現金派になってみる選択肢もあるかもしれない。
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