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急きょ頭取に就任する三毛兼承副頭取(左)と平野信行CEO(C)日刊ゲンダイ
1年でスピード退任 三菱UFJ銀行頭取“不可解交代”の裏側
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/206073
2017年5月25日 日刊ゲンダイ
24日、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱東京UFJ銀行は臨時取締役会を開き、頭取交代の人事を発表した。小山田隆頭取は6月14日付で退任し、後任に三毛兼承副頭取が昇格する。
「小山田氏は旧三菱銀行に入行後、一貫して企画畑を歩み、早くから将来の頭取候補といわれてきました。急に退任が決まり行内には動揺が広がっています」(三菱UFJ銀関係者)
グループ総帥・平野信行CEO(最高経営責任者)は24日に会見し、小山田頭取の辞任について「今年2月に本人から体調が思わしくないと伝えられた」「健康上の理由なのでやむを得ないと判断した」と強調した。だが、今回の人事を不可解な交代劇と見る向きが少なくない。
■不自然な臨時取締役会のタイミング
「三菱UFJ銀では頭取を4年以上務めるのが通例ですが、小山田氏は就任から約1年でスピード退任します。しかも、小山田氏は今年4月に全国銀行協会の会長に就いたばかり。2月に体調問題が発覚したのであれば、全銀行会長の就任を辞退することもできたはずです」(金融関係者)
臨時取締役会のタイミングも不自然だ。三菱UFJ銀は15日に決算発表と定例取締役会を開いた。その翌週にトップ人事を決めるのは極めて異例といえる。小山田頭取は何か別の問題を抱えているのか――。
昨年、三菱UFJ銀は巨額の「不適切融資」の疑惑を週刊文春に報じられた。総額1400億円の負債を出して破産した船舶会社に、150億円もの大金を事実上無担保で貸し込んだという。当時の記事によると、融資を実行した三菱UFJ銀の支社長らは、船舶会社の社長から銀座のクラブや料亭で接待を受けていたらしい。小山田頭取も副頭取時代に融資契約の調印式に臨むなど、自ら融資に携わっていた。この問題がいまだにくすぶっているのだろうか。
「程度によりますが、銀行組織は融資ミスで頭取の責任が問われることはまずありません。すべて融資を実行した現場行員の責任になります。なので、体調以外の理由で小山田頭取が退任するとしたら、コンプライアンスなどもっとデリケートな話かもしれません」(金融ジャーナリスト)
いずれにせよ、道半ばで退任する小山田頭取は忸怩たるものがあるに違いない。
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