http://www.asyura2.com/17/hasan121/msg/679.html
Tweet |
三井住友銀行
大手銀行など人気30社の採用ランキング 三井住友銀行が早慶より好きな意外な大学とは?〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170515-00000088-sasahi-soci
dot. 5/17(水) 7:00配信
街中でリクルートスーツ姿の学生をよく目にする季節になった。今年の就職活動は3月の情報解禁から始まり、6月には各社で面接試験などの採用活動が本格化する。売り手市場が続いているとされる就活。人気企業にはどの大学の出身者が就職しているのか――。「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)では、大学通信の協力を得て、学生からの人気が高い企業への就職者(16年)の出身大学ランキングを調査した。その結果を教育ジャーナリストの小林哲夫さんが解説する。
【人気企業30社が採用した大学ランキングはこちら】
https://dot.asahi.com/photogallery/archives/2017050900095.html
* * *
学生の人気が高い金融・生損保をみてみると、多くの企業でトップを争うのが、慶應大と早稲田大だ。
三菱東京UFJ銀行、損害保険ジャパン日本興亜では早稲田が1位。みずほフィナンシャルグループ、東京海上日動火災保険では慶應がトップだ。学部学生数は早稲田が約4万2千人なのに対し、慶應は約2万9千人。比率からいえば、慶應が席巻しているといっていい。
大手予備校の調べでは、早慶両方合格したら慶應義塾大を選ぶ、という受験生は6割以上いるという。入試難易度は早慶でそれほど変わらないが、慶應を選ぶ理由の一つとして、「金融・生損保への就職者が多いから」と話す受験生、保護者は少なくない。学生による不祥事が続く慶應だが、ブランド力は揺るがない。
また慶應大は学部を問わず実績が高いのも特徴だ。みずほFG(174人)の学部別内訳は、経済58、商42、法32、文17など。みずほFGはおのずと慶應出身が増えOB・OGネットワークが強まり、気軽に会社訪問できる環境が整っていることが強みだ。
一方、三井住友銀行の1位は関西学院大だ。同行の母体には、住友銀行、神戸銀行といった関西系の大手都銀が並ぶ。昭和の時代、この2行には関西学院大出身者が多かった。その伝統がいまに引き継がれている。
日本郵政グループは、地方の私立大出身者が多く、大学もバラエティーに富む。総合職、日本郵便地域基幹職、ゆうちょ銀行エリア基幹職、かんぽ生命(業務、営業、一般)など採用業種が幅広く、応募の地域が全国に広がっているからだ。3位福岡大、4位東北学院大、5位関西大など、地域を代表する大学が強い。
地域発祥の企業は、その地域でもっとも伝統がある大学が強い。愛知で誕生したトヨタ自動車は名古屋大(1位)と名古屋工業大(8位)、関西生まれのパナソニック(旧・松下電器産業)といえば大阪大(1位)である。これらが世界に名だたる企業に成長したのは、地域のトップ校から優秀な人材が集まったから。パナソニック就職者上位5校はすべて関西の大学だ。
積水ハウスは日本大が1位だ。日大は、一級建築士の合格者ランキング1位でもある(2016年、180人。2位は東京理科大で123人)。なかでも建築、設計分野での人材を育成しているのが日大理工学部建築学科。定員240人の大所帯ゆえ、大手建築、設計会社への就職者が多い。日大のセールスポイントの一つといえよう。
今回のデータは、「2017年卒マイナビ大学生就職企業人気ランキング」で、文系、理系総合ランキングのそれぞれ上位30に入った企業(一部除く)の就職者数を調べたものだ。ランキングに登場するのは約80大学。その顔ぶれから、大学の知られざる歴史や伝統、そして最も得意とする分野が発見できるのがおもしろい。(文/小林哲夫)
小林哲夫(こばやし・てつお)/1960年生まれ。教育ジャーナリスト。著書に『早慶MARCH』(朝日新書)、『高校紛争1969-1970 「闘争」の歴史と証言』(中公新書)、『東大合格高校盛衰史』(光文社新書)など
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民121掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。