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物価見通しは下方修正 日銀・黒田総裁のチグハグ景気判断
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204493
2017年4月29日 日刊ゲンダイ
大丈夫か?(C)日刊ゲンダイ
日銀・黒田東彦総裁の迷走は深まるばかりだ――。市場が不安を募らせている。
27日、日銀は金融政策決定会合を開き、金融緩和策の維持を決定した。3カ月に1度公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、景気判断について、前回の「緩やかな回復基調を続けている」から、「緩やかな拡大に転じつつある」と上方修正した。「拡大」が盛り込まれたのは実に9年ぶりで、2017年度の経済成長率を1.5%から1.6%に引き上げた。
「拡大といわれてもピンときませんが、日銀はそう判断したのでしょう。ただ、一方で物価見通しを下方修正しています。予想通りに物価が上昇しなければ、経済成長は難しいと思いますが、そんなことはおかまいなし。チグハグ過ぎます」(株式アナリストの黒岩泰氏)
黒田総裁がこだわり続ける「物価上昇率2%(コアCPI=生鮮食品除く)」は、さらにチンプンカンプンになってきた。27日の会見で、黒田総裁は「(2%の物価目標に向け)勢いは維持されている」と強調し、達成時期を「18年度ごろ」と据え置いた。
「ところが展望リポートを見ると、18年度の上昇率は0.8〜1.9%と2%に届いていません。19年度も政策委員見通しの中央値は1.9%(19年10月に予定される消費増税の影響除く)です。黒田総裁の言う『18年度ごろ』は、展望リポートで否定されているのです。開いた口がふさがりません」(市場関係者)
最近の消費者物価指数を見る限り2.0%など絵に描いた餅だということがハッキリする。1月のコアCPIは0.1%、2月は0.2%の上昇に過ぎなかった。
「黒田総裁が何度も口にする『もはやデフレではない』は単なる思い込みです。家計の節約志向は変わっていません。その証拠に大手スーパーは次々と値下げに踏み切っています。ヤマト運輸の料金値上げは人手不足によるもので、需給とは関係ありません。デフレ脱却にはつながらないでしょう」(黒岩泰氏)
セブン―イレブンやイオンに続き、きのうはファミリーマートが日用品など25品目を来月15日から値下げすると発表した。
黒田総裁の「読み」と、現実の距離はますます広がっている。
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― いたにのりお (@je3gnu) 2017年4月28日
こんな迷走の日銀では庶民まで景気の拡大恩恵にあずかれない、庶民は最大級の不況に困惑、大企業が景気が良くてもダメなんだ、それくらいは分かる日銀にせよ
景気回復も閣議決定されてるんだったかなwww物価見通しは下方修正 日銀・黒田総裁のチグハグ景気判断 https://t.co/gKceyWEKrp #日刊ゲンダイDIGITAL
― 萬田労 (@Tyuramanta) 2017年4月29日
完全に敗北を認めてるんだよね、冤罪を認めない裁判所と同じだろこんなの
― あブラだこす F◇CK ! A・B・E (@aburadakos) 2017年4月29日
黒田は有罪
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日銀、金融政策の現状維持を決定 17年度物価見通しは下方修正 景気判断は引き上げ :日本経済新聞 https://t.co/fqZuoI2BjW
― 日経QUICKニュース社(NQN) (@nqn_news) 2017年4月27日
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