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日本のデフォルトが現実になるのはどんな時?(投信1)
http://www.asyura2.com/17/hasan121/msg/417.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 4 月 27 日 17:46:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


日本のデフォルトが現実になるのはどんな時?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170427-00003133-toushin-bus_all
投信1 4/27(木) 16:20配信


■増税の際に謳われる日本のデフォルトシナリオ

先日、麻生太郎財務大臣が消費税増税に対して意欲的だという発言をしたことが話題になりました。

現在、日本の政府債務(借金)は世界最大であるためデフォルト(債務不履行)を起こしかねないという理由から増税が検討されているわけですが、多くの人が政府や官僚の謳う「デフォルト方程式」を鵜呑みにしてしまいがちです。

たしかに、借金を抱えすぎているといつか我々もギリシャのようになってしまうのではないかと心配になるのも当然でしょう。では、多額の借金がデフォルトを起こすというデフォルト方程式は本当なのでしょうか? まずは、方程式内の前提条件をいくつか検証してみたいと思います。

■日本の借金比率は正確に比較されているか?

まず、デフォルト方程式は、政府債務対GDP比を基準としてデフォルトの危険性を考えています。

そこで日本政府の債務(借金)がどれほどあるのか、国際基準に照らして把握することは大事でしょう。現在、日本はGDP比230%超(2015年度)の政府債務を抱えていることは事実ですが、この数値が危険かどうかを判断する場合、他国と可能な限り同じ計算方法で比較しなければなりません。

       

ここで注目したいのが、各国でどのような国家体制を取っているかによって計算方法が違ってくるという点です。

上の表は、主要各国の政府債務のGDP比を比較したものですが、たとえばアメリカやドイツのような連邦制国家の場合、地方自治体などの債務については算入しない取り決めになっています。つまり、アメリカやドイツのような計算方法は国全体の借金ではなく中央政府のみの借金しか考えていないのです。

その一方で、日本と同じ中央集権体制を取っているイギリス、フランスやイタリアの計算の方法は、負債に掲載されている項目全てを計算に入れます。

   

このことから、アメリカやドイツといった国の比率を比較対照して討論するのは意味がありません。というのは、もし連邦制と同じような計算方法にすると、日本の政府債務対GDP比はかなり減少してしまうためです。

■日銀購入の国債には実質利払いがない

もう一つ、前提条件を見ていきます。

ご存知かと思いますが、日銀は現在大量の長期国債を市場から購入していて、現在日銀の保有率が38.7%(349兆円)と断トツです。数年前と比べてはるかに政府と日銀との関係が深くなっています。

ただし、日銀が国債を購入した場合、少し特別な扱いになるため注意が必要です。

デフォルトは金利や元本の支払いが滞り、借換(リファイナンス)ができなくなった時点で発生します。つまり、金利高騰(国債価格下落)はリファイナンスができなくなる可能性が高まるということなのです。

しかし、日銀が国債保有で得た金利は政府の国庫納付金として返納されるため、いくら金利が高騰したとしても、政府は金利を支払う必要がなくなるのです。このような特殊な関係を考慮すると、日銀の保有国債は親と子の連結ベースだと考えるのが妥当かと思います。

そして、政府債務から日銀が保有する長期国債を相殺すると、政府債務のGDP比は大幅に縮小することになります。

■本当に怖いのは高齢化による社会保障負担ではない

日本のような多額の借金をしていなくてもデフォルト寸前で瀕死状態になった国はたくさんあります。つまり「多額の借金」と「デフォルト」には”絶対的”な因果関係はないのです。

それでも、日本は社会保障負担が大きいため金融機関が国債を大量に売却し、金利が高騰してしまう懸念もあるでしょう。ただ、それでも金利高騰によるデフォルト方程式には当てはまらないと思います。というのは、日本国債購入の中心主体である金融機関(たとえば銀行や保険会社)のほとんどが日本円を中心とした運用をしているためです。

彼らの資金調達先は、顧客である預金者や被保険者であり、預り金の約70%近くが日本円になるため、運用の際に国内投資よりも為替リスクを含めた海外投資を選択するインセンティブが働かないのです。

たとえ一部国内主体で国債売却があったとしても、弁済は円で行われ日本の誰かの財布に入ります。そのお金は必ずどこかの銀行に預金されて金融機関の負債となり国債購入へと向かうことになるでしょう。

■3つのインフレ

ただし、著者は日本のデフォルトは絶対ないと断言しているわけではありません。

日本がデフォルトする可能性はあります。では一体どんな時でしょうか? それは、金融機関等に日本国債を手放そうとするインセンティブが働いてしまう時です。そして、それは急激なインフレが発生した時に起きます。

インフレには大きくわけて@需要旺盛による物価上昇、A原材料費高騰による物価上昇、B貨幣価値が下落したことによる物価上昇の3つがありますが、このBが起きるとき、日本がデフォルトを起こす可能性があるのです。

■過度なインフレで生まれるマネーゲーム

金融機関の投資は、大まかに言えば”民間への貸出”と”国債への投資”にわかれます。当然貸出のほうがリターンは高いのですが、民間の資金借入ニーズが低いため、金融機関は余剰資金を国債投資に回しているというのが現状です。

経済が好調になれば、金融機関は国債投資から貸出へとシフトさせ、結果インフレが進みます(上の@に相当)。こちらは実体経済に基づく健全なインフレなので問題はありません。国債価格が下落したとしてもデフォルトすることはないのです。

一方、好調な経済でもないのに、金融機関が国債を売却するケースはとても危険です。たとえば、激しいインフレ時に固定金利でお金を借りて不動産等を購入し他に貸し出せば、インフレに応じて家賃収入が毎年上がるため儲けることができます。

こういったマネーゲームに対する資金需要によって、金融機関の貸出へのシフト(国債売却)が始まってしまうと、実体経済がないまま国債価格が下落し金利を上昇させてしまうのです。過度なインフレは金融機関が国債を購入するインセンティブを喪失させ、デフォルトを引き起こすことにもなりかねないのです。

■日銀のバランスシート拡大に宿る懸念

現在、政府の管理のもと日銀は国債購入を進めており、2012年までは10%ぐらいしかなかった国債保有率が現在では40%近くまで増加しています。これは日銀が市場にある国債を購入することで、間接的に民間金融機関に貸出を増加させる手段の1つともいわれています。

ただ、好調な経済地合いではないのに貸出を増やすのは、上で示した悪いシナリオ例と似ています。ここに過度なインフレという起爆装置が加わると、デフォルトリスクが一気に高まることでしょう。

今のところ長期金利は安定していますし、円も極端に通貨安にはなっていません。しかし、過度なインフレの発生が、デフォルトを誘発する唯一の爆弾であることを忘れずに、今後を注意深く見ていくべきだと思います。

齋藤 浩史


 

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コメント
 
1. 2017年4月27日 19:11:49 : gyc7yXtbq2 : Hs4vrNfs41c[187]
どっしりとした大地をドスンドスンと歩いているのであれば良いのですが、
感覚的には薄氷の上を足の踏み場を確認しながらソロリソロリと歩いているのではないかと思います。
その内に足の踏み場も無くなり立ち往生、氷が割れたらドボン、オジャン。
そんな危険な薄氷に向かわずにどっしりとした大地を進めば良かったのに。

2. 2017年4月27日 19:30:56 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[3869]

>過度なインフレという起爆装置が加わると、デフォルトリスクが一気に高まる

ただし、国内産業が崩壊するような巨大災害や天変地異、戦争でもない限り

当面は限りなく0だな


3. 2017年4月27日 21:37:34 : eaD4xy4UCg : z3bYFhZZuM8[68]
どうなんでしょうか?
東芝は潰れる、三菱は飛行機飛ばないし、日本郵政も外国の変な物を掴むし、原発の廃炉問題もこれから頭をもたげて来るだろうし、
地震列島日本に欠陥だらけの原発だし、その対応も見ない振りだし。
リニア新幹線も見切り発車、今は自社資金でまかなっているようですが、
その内に行き詰まり、税金に縋り付くのは見え見え出し。
何もいい事が無い日本としか思えないのですが。

4. 2017年4月27日 22:22:22 : mINW8bMxUQ : 4BobKM9F48E[343]

 経常収支が プラスの国が 破産するはずがないではないか!!

 国は 国債を日銀に買わせて 国債の金利を払わないのだから 破たんすることはない

 ===

 多くの経済評論家が QEの出口戦略がないという 理由だけで 国家は破産するというが

 そもそも 出口戦略は 必要ない

 


5. 2017年4月27日 22:43:23 : pExKIzF4kg : SdxJRuxeBRo[55]
> しかし、日銀が国債保有で得た金利は政府の国庫納付金として返納されるため、いくら金利が高騰したとしても、政府は金利を支払う必要がなくなるのです。

日銀は年に80兆円の国債を買い続けている。これを10年続けると800兆円が日銀の所有となり、その利子を政府は負担する必要は無くなる。
日銀が800兆円の国債を買ったときには、政府の実質的な負債は零となる。
政府の実質的な負債は零となるとデフォルトなど起きようが無い。


6. 2017年4月27日 22:45:10 : R0LxjIRplA : OnvgoDyWq5A[216]
失業率2%切ったらおわりだよ。

7. ピッコ[1268] g3ODYoNS 2017年4月28日 04:15:52 : GJJuGZxsFs : @EcljS0yhKI[97]
>デフォルトは金利や元本の支払いが滞り、借換(リファイナンス)ができなくなった時点で発生します。つまり、金利高騰(国債価格下落)はリファイナンスができなくなる可能性が高まるということなのです。しかし、日銀が国債保有で得た金利は政府の国庫納付金として返納されるため、いくら金利が高騰したとしても、政府は金利を支払う必要がなくなるのです。

「いくら金利が高騰したとしても、政府は金利を支払う必要がなくなるのです」とは、おかしな論法だ。 金利が高騰している状況とは、国債は暴落しているということになる。 国債は国の借金であり、その借用証書だ。 カネを貸す相手が「国」だから信用度も高く、投資対象としての価値があるのだ。  その国債が暴落するということは、その国の信用がなくなるということに等しい。  そんな時に「政府は(国債を保有している日銀に)金利を支払う必要がない」からどうだと言うのか? 「異次元緩和で日銀が買いためた国債は金利を支払う必要がないから安心だよ」と言いたいのか? 日銀による異次元金融緩和は円の信認(国の信用)に直結していて、それを土台に行われている政策なのだ。 必要以上に大量の「円」を市場に注ぎ込み、経済活動を刺激し、活性化させようとする試みだ。 その試みの成否にかかわらず、一時も早く現在の異常な緩和環境から脱して、元の正常な状態に戻ることを真剣に考えなければならない。 そうでなければ、本当に日本はデフォルトまで行ってしまうことになるだろう。

「異次元緩和」を始めてから4年がたった。目標の「2年で物価上昇率2%」は、今も達成できていない。日銀は緩和前の4倍に相当する460兆円のお金を市場に注ぎ込んだ。そして目標達成に向け、さらに増やそうとしている。この政策は「コストなし」でも「リスクなし」でもない。政策を縮小し、正常化する時、日銀は注ぎ込んだお金を回収する必要がある。うまくできなければ、通貨「円」の信用が落ち、急激な円安が進みかねない。高インフレと金利急騰を引き起こす可能性がある政策なのだ。(朝日新聞 2017年4月27日)
http://digital.asahi.com/articles/ASK4W65TQK4WULZU00S.html?rm=345

>■本当に怖いのは高齢化による社会保障負担ではない
「本当に怖いのは」少子化による人口減少だ。 巨額の財政債務を少ない労働人口で背負い、滞りなく借金の利払いを続けていかなければならないのだ。 こんな大事なことも抜けている。 レベルの低い投稿文だ。


8. 2017年4月28日 07:06:35 : Qk0z0gVGLY : lQZkNLxHm_4[985]
アメリカがデフォルトしないように貢いで、アメリカがデフォルトすると
いっしょにデフォルトする。

9. 2017年4月28日 09:30:52 : 4SCLjULLfI : y1S6voBNR50[1]
約束事で動いてるバーチャルけいざいだぞ。予算が組めんだろ、もう。


世界政府から命令がくるだろ。もう。  勝手に円の印刷は許可されんのだぞ。日銀が出した500兆円の円の回収を命じてくるぞ。インフレとセットの預金封鎖しかないぞ。預金で国債をうめるのよ。

日銀が持ってる国債だけを滅してもだめだろ。


10. 2017年4月28日 11:38:42 : gyc7yXtbq2 : Hs4vrNfs41c[188]
日銀が国債を買い続けて解決するなら税金徴収する必要ないだろう。
日銀が国債を買い続けて解決するなら社会保険を削る必要も無いだろう。
日銀が国債を買い続けて解決するなら防衛費用に制限要らないだろう。
日銀が国債を買い続けて解決するなら地方交付税に制限要らないだろう。
そうすりゃ仕事もバンバン増えて税金納める必要も無いから、日本は天国になります。
早く其れを閣議決定して下さい、国民は其れを望んでいます。

11. 2017年4月28日 11:56:57 : pExKIzF4kg : SdxJRuxeBRo[56]
>>7. ピッコ[1268] g3ODYoNS 2017年4月28日 04:15:52 : GJJuGZxsFs : @EcljS0yhKI[97]
> 金利が高騰している状況とは、国債は暴落しているということになる。

日銀は国債を額面で買うことが出来るので、日銀が国債を買う以上、国債の暴落はあり得ない。

> この政策は「コストなし」でも「リスクなし」でもない。政策を縮小し、正常化する時、日銀は注ぎ込んだお金を回収する必要がある。

インフレ率が2%以下ならば、日銀は国債を買った金を回収する必要は無い。
もし、日銀が国債を買った金を回収するために国債を売り出せば、デフレが起きて経済的な不利益が起きる。
日銀が国債を持ったままで居ても経済には何の不利益も起きない。

> 「本当に怖いのは」少子化による人口減少だ。

幾ら少子化が起きても一人当たりのGDPが変わらないようにすれば、少子化による人口減少は全く怖くない。
日本の人口は1,265万人、ドイツの人口は8,300万人、フランスは6,490、一人当たりのGDPはドイツやフランスの方がずっと多い。
日本の食料自給率は僅かに40%に過ぎない。人口が半分に減っても食糧自給率は100%にならない。

> 巨額の財政債務を少ない労働人口で背負い、滞りなく借金の利払いを続けていかなければならないのだ。

日銀が買った国債は政府の負債では無くなる。日銀が買えば買う程政府の負債は無くなる。
それなのに、「巨額の財政債務を少ない労働人口で背負い、滞りなく借金の利払いを続けていかなければならないのだ」は大嘘である。
朝日新聞の大嘘に騙されるのは愚か者である。

朝日新聞は「慰安婦問題」で嘘を書き続けてきた。今は国債問題で嘘を書いている。
朝日新聞は真実を隠蔽し、国民を嘘で騙すことを使命としている。


12. 2017年4月28日 16:13:38 : RQpv2rjbfs : DnS7syXjc2g[609]
神風はきっと吹くし、竹やりでも戦える。都合の悪いことを言うやつは大ウソつきだ。税収の倍使って半世紀近くやってきた、もうぼちぼちなんてことはない、ぜんぜんこれからも大丈夫だぜ。絶対だぜ。

13. taked4700[6122] dGFrZWQ0NzAw 2017年4月28日 18:46:07 : jphST4W8BM : pCjS5OdcHXE[4]
自分はピッコさんに賛成です。

日銀が国債を買い続けることが出来るわけがありません。それが可能なら、どこの国の政府も税金を集める必要がありません。

どこの国の政府も中央銀行が無制限に国債・公債の買い入れを無制限にできないのは、中央銀行券の価値が下落してしまうからです。日本で言えば円安が始まります。

例えばA国の通貨Aが現在のレートで100円だったとしましょう。A国の通貨Aがその国民の1時間の労働で支えられているとして、もし日本の中央銀行が無制限に国債を買い、円を供給したとすると、100円は日本国民の1分間程度の労働で裏付けられる程度になってしまうでしょう。その時、実質的な価値は、1A=10000円となってしまい、円は100分の1しか対外的に価値が無くなります。

輸入することがなく、日本国民が外国へ行くこともなければ、円の価値が下落しても問題はありません。しかし、現実には化石燃料を初めとして、日本が海外依存している品目は多々あります。化石燃料はほぼ100%海外依存です。食料は60%が海外依存です。円の価値が3分の1になれば、ガソリン1リットルが400円とか500円程度になるでしょうし、小麦や大豆、トウモロコシから作られる製品、うどん、そば、パン、その他その他の食料品は一気に数倍に値上がりします。

輸入品を国産化する努力をするべきなのです。特にエネルギーと食糧の国産化が必要です。その議論をしないまま、借金をどんどんと膨らませることが出来るという議論だけしているのは、単に夢を見ているだけです。将来とんでもない目に合うだけです。


14. 2017年4月28日 19:35:40 : 9NkOVMNMIE : l@z75HlNmrY[136]
デフォルトを 目指し進める 無駄遣い

15. 2017年4月28日 21:05:32 : JXuYoRUlZs : Zchut0UTv5g[4]
だいたいなぜ株式会社である日銀が法的にもまっとうに得た利息収入を全額国庫に納入しなければならないのだ。この筆者は資本主義の原則に反する行為をサラッと書いているが、北朝鮮のように日本を共産化でもしなければそんな事はありえないだろう。

例えば自分が株主だとして、経営者が会社の得た収入を国庫に寄付するなどと言い出したら経営者を背任で訴えるか理事会で首にするのが当然だろう。つまりありえない話なのである。こういうウソをサラッとしてしまうあたり、日本のマスゴミは本当に恐ろしいと思うよ。


16. 2017年4月28日 21:39:20 : pExKIzF4kg : SdxJRuxeBRo[58]
>>13. taked4700[6122] dGFrZWQ0NzAw 2017年4月28日 18:46:07 : jphST4W8BM : pCjS5OdcHXE[4]
> 日銀が国債を買い続けることが出来るわけがありません。

当然です。
際限なく紙幣を増刷して国債を買えばインフレになるのは明らかです。
そのような馬鹿なことを黒田日銀がするわけがありません、
黒田日銀は2年で2%のインフレを目標としています。
これ以上のインフレになると国債の購入額を減らすでしょう。
逆に言えば、2年で2%程度のインフレであれば、国債を買い続けると言うことです。

>>15. 2017年4月28日 21:05:32 : JXuYoRUlZs : Zchut0UTv5g[4]
> だいたいなぜ株式会社である日銀が法的にもまっとうに得た利息収入を全額国庫に納入しなければならないのだ。

日銀は紙幣を発行する法的権限を与えられており、それで得た利益を政府に戻すことは合理的な制度です。この制度はアメリカのFRB(連邦準備銀行)と同じです。

日銀法には次のように書かれている。

(剰余金の処分)
第五十三条
5日本銀行は、各事業年度の損益計算上の剰余金の額から、第一項又は第二項の規定により積み立てた金額及び前項の規定による配当の金額の合計額を控除した残額を、当該各事業年度終了後二月以内に、国庫に納付しなければならない。

つまり、日銀は政府から受け取る国債の利子を年度末(2ヶ月以内)に国庫に納付しなければならない。

朝日新聞、日経新聞等多くのマスコミはこの制度を説明しないので、殆どの国民は日銀が国債を買うと政府の実質的な負債が減る利点を知らない。
それで、日銀が国債を買うと政府の日銀への負債が増えると思い、出口戦略が大変だ大変だと大騒ぎする。
これは、ニュートン力学を学んだ子供が引力で月が落ちてくる、大変だ大変だというのに似ている。


17. ピッコ[1269] g3ODYoNS 2017年4月28日 23:25:58 : GJJuGZxsFs : @EcljS0yhKI[98]
>>11. 2017年4月28日 11:56:57 : pExKIzF4kg

>幾ら少子化が起きても一人当たりのGDPが変わらないようにすれば、少子化による人口減少は全く怖くない。

そんなことどうやったらできるのですか? 昼夜休まず働くことができる超人(スーパーマン)になるしかないのでは?

>日銀が買った国債は政府の負債では無くなる。日銀が買えば買う程政府の負債は無くなる。

確かに、政府と日銀の貸借対照表を連結すると、政府の債務と日銀の債権が帳消しになるのはそのとおり。 しかし、日銀は、国債を購入するために発行した日銀券という債務を貸借対照表上に計上しているので、その債務が今度は連結後の政府に上乗せされることになるのです。 つまり、政府と日銀を連結して考えると、日銀が保有する国債の額だけの債務が連結後の貸借対照表上から消えるものの、その反面、日銀が発行した日銀券という債務が新たに追加されることになり、広い意味の政府の債務は少しも変化することはないのです。 「日銀が買った国債は政府の負債では無くなる。日銀が買えば買う程政府の負債は無くなる」 そうしたとんでも理論を吹聴しているのが、日銀の原田審議委員であり、高橋洋一氏らであるのです。 騙されたらいけませんよ。(小笠原誠治の「経済ニュースゼミ」より)

>朝日新聞の大嘘に騙されるのは愚か者である。

5年目の安倍政権 アベノミクス 的は外れツケが増えた(毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20161231/ddm/003/070/097000c

日銀、緩和で巨額赤字も 黒田総裁 残り1年 政策長引き、リスク(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201704/CK2017040802000143.html

異次元緩和の「出口」見えず 日銀総裁に求められる説明責任(サンケイ SankeiBiz)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170427-00000003-fsi-bus_all


18. 2017年4月29日 01:12:56 : JXuYoRUlZs : Zchut0UTv5g[5]
>>16

君の頭は大丈夫かね。なぜ利息が余剰金になるのだ。利息というのは相当のリスクを取って得られた運営資金だ。君の言い分は国債にはリスクがないと言っているに等しいのだが、金融常識から判断してリスクのない債権なんてあるのかね。ましてやかつて敗戦で国債が紙切れになってしまった国がだよ。世界一の軍事大国で戦争に負けた事もなく国債が0ドルになった事もないFRBと同じ信用が得られるとでもw

もし本当に日銀が国債購入で得た利息を全額国庫に納入しているなら、消費税は増額をしなくてもいいし各種控除を減らして実質増税する事もない。昭和時代までのサラリーマン財産形成の主力だったボーナスへの非課税も復活させればよろしい。影響があるのは日銀の資産内容だけで国債の占める割合がどんどん高くなるだけである。

ところが実際に行われている事はそうではない。つまり君の言い分は真実ではないという事だな。どうせ利息は全部国庫に入るのだから日銀がどんどん国債を買い入れるのがなぜダメなのか。国民はみんな賛成だろう。けれど株主は反対しているに決まっているよな。

それから月が遠心力で落ちて来ないのは5000年前の古代シュメール人だって知っているからw


19. 2017年4月29日 11:03:15 : pExKIzF4kg : SdxJRuxeBRo[59]
>>17. ピッコ[1269] g3ODYoNS 2017年4月28日 23:25:58 : GJJuGZxsFs : @EcljS0yhKI[98]
>幾ら少子化が起きても一人当たりのGDPが変わらないようにすれば、少子化による人口減少は全く怖くない。
> そんなことどうやったらできるのですか? 昼夜休まず働くことができる超人(スーパーマン)になるしかないのでは?

日本の人口は1,265万人、ドイツの人口は8,300万人、フランスは6,490、一人当たりのGDPはドイツやフランスの方がずっと多い。

ドイツやフランスの一人当たりGDPが日本より多いのは昼夜休まず働くことができる超人(スーパーマン)だから?

> その反面、日銀が発行した日銀券という債務が新たに追加されることになり、広い意味の政府の債務は少しも変化することはないのです。 

アメリカ、ユーロ圏、日本、イギリスのマネーサプライの増加が下記にある[1]。

流通現金+日銀当座預金=マネタリーベース
マネタリーベースとは、
・民間銀行の保有する日銀当座預金
・民間銀行の保有する現金
・民間企業、個人の保有する現金
の、合計。
ーー

日本以外の国の方が増加は著しい。
経済が成長すれば必要なマネーが増加するのは当然なこと。
マネーを増やさないとデフレとなり、経済成長は止まる。
日本の過去のデフレは、日銀が国債を買てマネーを増やすことをしなかったために起きた。
毎日新聞の社説の嘘に騙されたらいけませんよ。

>>18. 2017年4月29日 01:12:56 : JXuYoRUlZs : Zchut0UTv5g[5]
> もし本当に日銀が国債購入で得た利息を全額国庫に納入しているなら、消費税は増額をしなくてもいいし

日本語を理解しなさい。

>>16
際限なく紙幣を増刷して国債を買えばインフレになるのは明らかです。
そのような馬鹿なことを黒田日銀がするわけがありません、
黒田日銀は2年で2%のインフレを目標としています。
これ以上のインフレになると国債の購入額を減らすでしょう。
逆に言えば、2年で2%程度のインフレであれば、国債を買い続けると言うことです。

[1] マネーサプライ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4


20. 2017年4月29日 14:09:13 : JXuYoRUlZs : Zchut0UTv5g[8]
くだらないゴミ長文をダラダラと書くのが日本語だと信じているクズ人間もいるし、それを有り難がるアホが社会の主導権を握っているから国家がどんどん衰退していくのだろうな。

まぁ一度でも北朝鮮や中国やロシアと軍事上で手合わせすれば化けの皮が剥がれるわけで国民の目も覚めるだろうよw


21. ピッコ[1270] g3ODYoNS 2017年4月30日 00:48:44 : GJJuGZxsFs : @EcljS0yhKI[99]
>日本の人口は1,265万人、ドイツの人口は8,300万人、フランスは6,490、一人当たりのGDPはドイツやフランスの方がずっと多い。ドイツやフランスの一人当たりGDPが日本より多いのは昼夜休まず働くことができる超人(スーパーマン)だから?

欧米に比べ日本の一人当たりのGDPが低いのは、日本が急激に高齢化が進んでいる証でもあります。 それに、欧米は日本に比べて移民を積極的に受け入れていて、働く人口の割合が高くキープされているということも理由の一つでしょう。 たしかに、一人当たりのGDPが変わらないようにすれば何も問題はないのです。 ただ、それをいかにしてこの日本で実現するのか? そこが大変難しいところなのです。 世界最速で進む日本の高齢化は誰も止めることはできないし、また、島国でことさら差別意識の強い日本の社会において、大量の外国人移民を私たちと同じ日本人として受け入れ、言葉を教え、同化させるという作業は、そう簡単なことではないと思うのです。 少なくとも『謙韓』とか『謙中』とか言っている間は無理でしょう。

>日本の過去のデフレは、日銀が国債を買てマネーを増やすことをしなかったために起きた。経済が成長すれば必要なマネーが増加するのは当然なこと。

それで、この4年の間に日銀は緩和前の4倍に相当する460兆円のマネーを市場に注ぎ込みましたが、『デフレ脱却』とか『経済の好循環』とか、なにも実現できていないではないですか。 あなたたちがこの4年間言っていたことが、全部うそっぱちだったということです。


22. ピッコ[1271] g3ODYoNS 2017年4月30日 03:17:50 : GJJuGZxsFs : @EcljS0yhKI[100]
↑のコメントは「19. 2017年4月29日 11:03:15 : pExKIzF4kg」さんへの返答です。

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