http://www.asyura2.com/17/hasan121/msg/413.html
Tweet |
日経平均4日続伸 市場の主役は“戦争”から“値上げ関連”へ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204312
2017年4月27日 日刊ゲンダイ
市場の牽引役に(C)日刊ゲンダイ
25日、日経平均は約1カ月ぶりに1万9000円台を回復。朝鮮人民軍創建85周年が過ぎ去り、地政学リスクは遠のいたというのが大方の見方で、続く26日も前日比210円高の1万9289円。これで4日間合計で約860円上げたことになる。
これまで市場の主役だった“戦争銘柄”は軒並み下落。照明弾の細谷火工が前日比マイナス14.5%(25日終値、以下同)、防衛用表示機器の日本アビオニクスはマイナス13.0%、機雷の石川製作所もマイナス10.2%だ。
「市場は、危機は去りつつあると判断したのです。安全資産といわれる円は売られ、円安に振れたことも株高要因です。円安メリットを享受する輸出関連の上昇が目立ちましたが、その裏で値上げ関連株が大幅高を演じました。株価1万9000円回復の原動力は、地政学リスクの後退ではなく、27年ぶりに宅急便を値上げするヤマト運輸などの“値上げ企業”でしょう」(株式評論家の倉多慎之助氏)
■値上げ企業の株価が上昇?
ヤマト運輸の親会社、ヤマトホールディングスは前日比129円高(プラス5.6%)と急騰した。ティッシュやトイレットペーパーを5月から値上げする王子HDは0.7%アップ、6月にタイヤの値上げに踏み切る住友ゴム(ダンロップ)と、4月に乗用車用タイヤを値上げした横浜ゴムはともに1.4%上昇だった。
「値上げしても売り上げは落ち込まず、むしろ好業績につながる。そんな強い企業だけが、思い切った値上げを実施できると投資家は読んでいます。人手不足の深刻化もあって、値上げに対する批判は起きにくい。しばらくは、値上げを発表した企業の株価が大きく上昇していくかもしれません」(倉多慎之助氏)
実質値上げを実行したキリンHDの株価も値上がり傾向だ。キリンは今年から小売店向けのリベート(販売奨励金)を縮小させている。ビールの店頭価格は若干、値上がりしたが、売れ行きへの影響はほぼなかったという。株価は昨年末に比べ約12%上昇した。
市場の主役は、戦争銘柄から値上げ関連に移っている。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民121掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。