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ロスを穴埋め?(ソロス氏)/(C)AP
シムズ理論を日本で盛んに提唱 ソロス氏がもくろむ大儲け プロはこう見る 経済ニュースの核心
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202157
2017年3月24日 日刊ゲンダイ P10 文字お越し
アベノミクスの新機軸となるのではないかと、政界で話題になっているのが「シムズ理論」だ。同理論は、マネタリストが提唱する金融政策が限界に達する中、今必要なのは金融政策に積極的な財政出動を組み合わせることで、消費を喚起するというもの。財政規律をいったん棚上げし、景気を刺激しなければ物価上昇は望めないという理論だ。アベノミクスの生みの親である浜田宏一・内閣官房参与(米エール大名誉教授)をして「目からウロコ」と言わしめた理論である。
同理論を提唱するクリストファー・シムズ氏(米プリンストン大教授)が2月に来日し、講演で「財政の介入がないと物価が上がらない。消費増税の延期を宣言すべきだ」と強調した。浜田氏の招きで来日したシムズ氏だが、政界では「安倍政権は19年10月の消費増税の再延期をもくろんでシムズ理論を持ち出してきた」(民進党議員)ともっぱらだ。
だが、政界ではシムズ理論を巡って、もう一つの話題が囁かれている。実はジョージ・ソロス氏が、シムズ理論を日本の政界に提唱して回っているというのだ。
日本の経済政策について安倍首相に提言する浜田氏は、昨年11月の新聞のインタビューで、「私はかつて『デフレは(通貨供給の少なさに起因する)マネタリーな現象だ』と主張していたのは事実で、学者として以前、言っていたことと考えが変わったことは認めなければならない」と、日銀が通貨供給を拡大すればデフレは解消されるというこれまでの主張が誤りであったことを認めた。きっかけは、「(著名投資家の)ジョージ・ソロス氏の番頭格の人からクリストファー・シムズ教授が8月のジャクソンホール会議で発表した論文を紹介され、目からウロコが落ちた」と語っている。シムズ理論の陰にはソロス氏がいることは明らかだ。
ソロス氏は1月に来日して、麻生副総理兼財務相と会談し、シムズ理論を日本が採用するよう進言した。しかし、麻生氏は、シムズ理論について眉に唾するアクションを交えて、否定的な見方を示している。
ソロス氏は、英国のEU離脱を決めた国民投票では大儲けしたものの、米国でのトランプ大統領の誕生に伴う株価上昇、いわゆるトランプ相場で1000億円を超す損失を出したといわれる。その穴を、日本の投資で取り戻そうという思惑があるのではないかと囁かれている。
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