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全国政協第12期第5回会議の記者会見が2日、北京市で行われた。王国慶報道官は「世界経済の回復が遅れるなか、中国経済は2016年に6.7%成長となり、その増加率が再び世界主要エコノミーのトップに返り咲いた」と述べた。資料写真。
中国の経済成長率は依然世界トップレベル、世界への寄与度は30%超―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b171454-s10-c20.html
2017年3月8日(水) 8時30分
全国政協第12期第5回会議の記者会見が2日、北京市で行われた。王国慶報道官は「世界経済の回復が遅れるなか、中国経済は2016年に6.7%成長となり、その増加率が再び世界主要エコノミーのトップに返り咲いた」と述べた。
6.7%の経済成長率は、1991年以来25年ぶりの低水準だ。中国経済は底打ちを探り続けているのだろうか。経済の内的動力はどれほどあるのだろうか。そして今年も中高速を維持できるだろうか。これらの問題は今年、全国両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)の代表委員の間で熱論が交わされる焦点となっている。
全国政協委員で南京大学教授の劉志彪氏は「中国の経済成長率は過去を下回っているが、他国と比べると依然として抜きん出ており、焦る必要はまったくない」と指摘した。国際通貨基金(IMF)の最新の予測によると、2016年の米国の経済成長率は1.6%、ユーロ圏は1.7%、日本は0.9%、インドは6.6%、南アフリカは0.3%となっている。
この成長率を受け、中国の世界経済成長への寄与度は33.2%に達し、世界経済成長の主な動力であり続けた。しかも中国のGDPは初めて70兆元(約10兆2000億ドル)の大台に乗った。
中国経済が底打ちを探り続けるのか、多くの人が関心を寄せている。国務院発展研究センター長の李偉氏は「中国経済はL字型の成長で、現在はこれまでの縦から横への過渡期にあり、成長の急激な減速の可能性は低い」と述べた。
中国の経済成長率はやや低下したが、中身が濃くなっている。これは所得増加率が再び経済成長率を上回ったことで裏付けられている。中国の昨年の国民総所得は6.9%増となった。これはさらに経済構造の持続的な改善、経済発展の協調性と持続可能性の向上に示されている。中国の2016年のサービス業付加価値額は7.8%増となり、GDP成長率を1.1ポイント上回った。国内総生産に占める割合は、1.4ポイント上昇の51.6%に達した。
構造調整の痛みは避けられないが、困難を乗り越え、経済を発展させていくことは中国社会の最も重要な共通認識だ。劉氏は「構造調整の痛みは、中国経済にとって不可避だが、それだけの価値はある」と述べた。
供給側の構造調整の痛みは、中国経済にとって許容範囲内だ。過剰生産能力の解消により、一部地域のGDPと財政収入に短期的な影響が生じ、脱レバレッジにより一部の企業が苦しい経営を強いられ、リスクが顕在化する可能性がある。しかし構造調整により使用されていない土地や融資など不足している資源を引き出し、より効果的な産業と業界に向けることで、今後の成長に向け内的動力を提供できることを認識しなければならない。(提供/人民網日本語版・編集YF)
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