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世界経済見通しに大きな懸念、来年まで成長加速見込みでも−OECD
Mark Deen
2017年3月7日 19:00 JST更新日時 2017年3月7日 19:38 JST
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• 18年は8年ぶり高成長へ、生産性の伸びは緩慢と指摘
• 保護主義と市場急変動の可能性が経済へのリスク
世界経済は貿易障壁の悪化や過熱した株式相場、起こり得る為替相場の急変動などに起因するリスクに耐えられるほど強くない恐れがあると、経済開発協力機構(OECD)が報告で指摘した。
7日発表された世界経済見通しによると、2017年の成長率は3.3%と16年の3%から上昇し、18年はさらに加速して8年ぶり高成長に達する見込み。それでも、投資の弱さと生産性向上の遅さが理由で金融危機前の20年間の平均成長ペースには届かないとされている。
チーフエコノミストのキャサリン・マン氏はインタビューで、「成長は加速するが、この回復の土台の弱さが非常に懸念される」とし、「生産性向上のペースは遅々としており、不平等はなくならない。こうした組み合わせの下では本格的な回復に必要な消費と投資の力強さを想定しにくい」と語った。
名指しはしていないものの、OECDの懸念の幾つかは高関税導入などトランプ米政権の政策に関連している。OECDはまた、株式相場の強さはトランプ政権の景気刺激パッケージへの期待に基づいている部分があり、株価評価と実体経済の見通しに「ずれ」があると指摘した。
OECDは為替相場の変動が急拡大する可能性にも言及。「リスクは直ちに顕在化しないかもしれないが、現実味のある可能性であり続けている。複数の大きな衝撃が互いに作用し合うことによって、回復を腰折れさせる恐れがある」と分析した。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ivxXehnzsSV4/v2/-1x-1.jpg
原題:OECD Sees a Lot to Worry About in the Global Economic Outlook(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-07/OMFTO26KLVR501
OECD見通し、世界経済緩やかに回復 経済ナショナリズムがリスク
[パリ 7日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は7日発表した経済見通しで、世界経済は緩やかに回復しているが、経済ナショナリズムと主要中央銀行の政策の分岐によるリスクがあるとの見解を示した。
世界の成長率見通しは今年は3.3%、来年は3.6%として前回11月と変わらずだった。
OECDのマン首席エコノミストは、米国の金利上昇による金融市場のボラティリティ―で一部の借り手に悪影響を与えるおそれがあり、ドル上昇にもつながる可能性があると指摘。「経済ナショナリズムも現時点ではどの程度政策に反映されるか分からず不確実な要素だ」と述べた。
同氏は米トランプ政権だけがナショナリズムを訴えているわけではないとしながらも、米国の輸入コストが10%増加した場合、国内経済を通じて輸出コストを15%押し上げるとのOECDの試算を示した。
多くの国で景気回復は緩やかになるとし、消費支出と企業投資が低迷するなか金融市場は経済実体から切り離されるとの見方を示した。
米連邦準備理事会(FRB)は着実に利上げすると見込まれ、為替レートの振れが見込まれるという。
米国の成長率見通しは、今年は内需を要因に上方修正、来年は下方修正したが、金利上昇とドル高の影響は政府支出が一部相殺されるとの見通しを示した。
英国はインフレ率上昇が消費・企業活動を圧迫するなか、欧州連合(EU)離脱が投資を抑制するとし、成長率は今年は1.6%(前回1.2%)、来年は1.0%(前回と変わらず)に鈍化するとの見通しを示した。
日本は財政面が成長を支えるとして今年の成長率見通しを上方修正した。
*内容を追加しました。
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http://jp.reuters.com/article/oecd-economy-idJPKBN16E14F
OECD、日本の実質成長率17年1.2%に上げ 輸出増が寄与
2017/3/7 20:37
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【ジュネーブ=竹内康雄】経済協力開発機構(OECD)は7日、世界経済中間評価を公表した。日本の2017年の実質経済成長率を、16年11月の前回評価から0.2ポイント引き上げ、前年比1.2%になると予測した。円安で輸出や生産が増えているほか、積極的な財政政策が寄与する。
世界経済は3.3%と前回から変えなかった。米国は0.1ポイント引き上げ2.4%、ユーロ圏は前回と同じ1.6%とした。中国は0.1ポイントプラスの6.5%。
世界経済は米国や中国などを中心に財政拡大が見込まれるため、企業の経済活動を後押しし、世界の需要を増やすと解説。ただ原油価格や金利が上昇していると説明し、「経済の回復ペースは緩やかにとどまっている」と評価した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF07H0H_X00C17A3EE8000/
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