http://www.asyura2.com/17/hasan119/msg/734.html
Tweet |
2000年以降に倒産した企業の社名の最初の文字(カナ読み)(写真:産経新聞)
ア・シ・タ・サ・フ? これは要注意の会社です
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000512-san-bus_all
産経新聞 3/3(金) 12:35配信
経営が行き詰まる会社はどんな名称が多いのだろうか。このほど、東京商工リサーチが2000年以降に倒産した約18万社の社名(商号)をカナ読みして調べたところ、「ア」で始まる企業が1万1442社(構成比6.37%)と最も多かったことが分かった。次いで「シ」が1万1421社(6.36%)、「タ」が1万726社(5.9%)と続いており、「ア」「シ」「タ」で始まる企業は“明日のない”ケースが多いという皮肉な結果となった。
「ア」のつく企業で会社更生法の適用を申請したケースをみると、03年9月の消費者金融準大手のアエル、09年11月のマンション分譲大手の穴吹工務店、12年10月の眼鏡レンズ製造販売のアサヒオプティカル(福井県)などがあった。
アエルは1969年に山一物産として創業。1983年に日立信販に社名を変更し、店舗網を全国展開した。日立グループと関係がなかったことから、誤解を招くとして日立グループに訴えられ裁判で争ったが、2001年に再び「アエル」への社名変更を余儀なくされた。会社更生法の申請後は米国の投資ファンド、ローンスターグループの下で再建を図ったが、06年12月に成立した改正貸金業法の施行により、貸し付け基準が厳しくなったほか、顧客からの過払い金返還請求が相次いだこともあり、資金繰りが悪化。民事再生法の申請に追い込まれ、現在、貸金業は手掛けていない。
穴吹工務店は1905年の創業で、分譲マンション「サーパス」を全国で販売。2007年には新規販売戸数が全国1位になった。だが、08年のリーマン・ショックによる世界的な不況のあおりで財務内容が悪化し、09年3月期連結決算で138億円の最終損失を計上。分譲マンション大手の大京(東京)の傘下に入ることになった。
東京商工リサーチは、「ア」「シ」「タ」以外の社数も調べた。それによると、4位は「サ」、5位「フ」、6位「エ」と続いた。逆に46文字中で、ゼロだったのは最下位の「ン」。次に少なかったのは、「ヲ」の1社。「ヲ」の具体的な企業名については、「1社しかなく、小さな企業だったので社名は非開示にしてほしい」(東京商工リサーチ情報本部)との回答だった。
同社は倒産企業に多い社名の最初の文字も調査。トップは同じく「ア」で7203社、2位は「エ」の5552社、3位は「大」の5183社で、次いで「三」、「サ」、「東」、「日」、「フ」の順番となった。
このほか、倒産企業の法人格の位置にも着目。会社名の前に「株式会社」を入れる企業が7万1460社と最も多く、前に「有限会社」を入れるケース、後に「株式会社」を入れるケース、「合資会社」(前)、「医療法人」(前)などが続いた。
株式会社の位置はともかく、カナ読み、最初の文字ともに「ア」が多いのは、イベントなどの参加企業が50音順でパンフレットなどに並ぶケースが多く、目立つため、そもそも「ア」で始まる名前をつける企業が多いからと推察されるという。「シ」「タ」などが続く理由ははっきりしないが、東京商工リサーチは「確率的に高い事象は、それだけ普遍性があるともいえる」としている。起業で社名をつける際は参考にしてもいいかもしれない。(経済本部 飯田耕司)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民119掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。