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スズキが約5年ぶりに全面改良した新型「ワゴンR」=1日、東京都渋谷区(菊本和人撮影)(写真:フジサンケイビジネスアイ)
スズキ「ワゴンR」5年ぶり全面改良、強気の目標で巻き返し トヨタの力借り開発加速
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170226-00000018-fsi-bus_all
SankeiBiz 2/27(月) 8:15配信
スズキが、電気モーターを使った独自の環境技術で車の燃費改善に取り組んでいる。2月に約5年ぶりに全面改良して発売した主力の軽自動車「ワゴンR」には、モーターでエンジン走行を補助する簡易型ハイブリッド車(HV)を設定。燃費を最高で従来のガソリン1リットル当たり33.0キロから33.4キロに向上させた。スズキはトヨタ自動車との業務提携も検討しており、トヨタの力も借りながら環境対応車の開発を加速する。
◆マイルドハイブリッド
スズキが、新型ワゴンRに搭載したのは「マイルドハイブリッド」と呼ばれる技術。減速時のエネルギーを利用して発電を行い、加速時には、電力を生かしてガソリンエンジンを補助することで燃費を改善する仕組み。燃料(エネルギー)を多く使うブレーキを離した時の「クリープ走行」も電気モーターを活用することで燃費の改善につなげているという。
スズキは、最主力車種の一つに位置づけるワゴンRの部分改良や全面改良の都度、新たな燃費改善技術を搭載してきた。まず飛躍的に燃費性能を改善したのが2012年9月のワゴンRの全面改良時。高効率なリチウムイオンバッテリーを採用し減速時のエネルギーで発電・充電する「エネチャージ」を搭載したためだ。この技術などによりガソリン1リットル当たりの燃費はそれまでの22.8キロから28.8キロへ劇的に延ばした。
さらにスズキは、14年8月に部分改良したワゴンRに「Sエネチャージ」と呼ばれる新技術を採用。燃費は最初の改良で32.4キロになり、15年8月の改良時には33.0キロまで向上させた。スズキのSエネチャージ技術は、減速時のエネルギーを利用して発電した電気をバッテリーにまず充電する仕組み。その上でガソリンをたくさん必要とする加速時にモーターでエンジンをアシストすることで燃費の改善につなげている。
◆強気の目標で巻き返し
ただ、スズキはその現状に妥協することなく、改善に取り組み続け、今年のワゴンRの全面改良ではマイルドHV技術を採用し燃費をさらに0.4キロ高めることに成功した。スズキの軽販売は、15年の軽自動車税の増税以降、落ち込んでいるが、スズキの鈴木俊宏社長は「最新のマイルドHVなどを搭載した新型ワゴンRは大変重要な車種で、大きな期待をしている」と強調。月間販売目標は1万6000台と強気の計画を示しており、低燃費などをてこに巻き返しを目指している。
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