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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
7日待ち…家族が亡くなっても火葬場の空きがない 今そこにある東京都の危機
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/199891
2017年2月24日 日刊ゲンダイ 文字お越し
わが国の人口は、約1億2686万人――(「人口推計」から)。毎年約100万人が生まれ、同130万人が亡くなっている。高齢化社会の中、今後は年々、死亡者数の増加が見込まれ、団塊世代が平均寿命を超える2030年ごろがピークになるともいわれている。
こうした中、人口の一極集中が進む東京で火葬場不足が深刻化している。
昨年12月に父親を亡くしたタクシー運転手のMさんがこう言う。
「オヤジは、病気で亡くなってから火葬まで6日間かかりました。町屋の火葬場に頼んだんですが空きがなくて……。駅から近くて便利だから人気があるそうです」
23区内には、公営2カ所、民間7カ所、合計9カ所の火葬場がある。それでも、3〜4日待ちは当たり前。時間帯によっては5〜7日待ちもあるというから大問題だ。
「告別式との時間の関係で午前11時から午後1時ごろが集中しやすい。時間帯を優先すると、数日待たされるのは珍しい話ではありません。残念ながら、亡くなる方の人数に間に合っていないのが実情です。さまざまな調査から、今後もっと足りなくなると予想されており、火葬場と式場の整備は大きな課題でしょう」(葬儀相談員・市川愛氏)
だからといって、都心に簡単に火葬場を新設するというわけにはいかない。土地の確保や住民の合意が簡単ではないからだ。新たに埋め立て地を造るとか、火葬船を海上に浮かばせて……などという案が浮かんでは消えているのは、困難さの裏返しだろう。
「火葬までの安置期間が長引くと、別の負担もかかる。自宅ならドライアイスでの保全料金が1日8000〜1万円程度。火葬場では1日1万円が相場です。期間が1週間を超えたりしたら、こちらもバカになりません」(市川愛氏)
最近は棺のまま冷蔵庫に入れず、スペースを確保した“個室”タイプの安置サービスもあるそうだが、火葬場不足解消の決め手はないままだ。
今そこにある東京都の危機 日刊ゲンダイ紙面
http://bacteria.jp/pdf/20170218.pdf
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