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いま副業している人は1割。稼いだ金額は「月間2〜5万円」が最多
毎月の残業時間「20時間未満」が7割、「残業がない」が2割
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170221-00010004-dime-bus_all
@DIME 2/21(火) 12:10配信
2016年、安倍首相が掲げる「一億総活躍社会の実現」の一つとして「働き方改革の実現」が提言された。「働き方改革」とは、多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいくプロジェクトとのこと。「働き方改革」を受け、残業問題やプレミアムフライデー、副業の解禁など働き方が大きく変わる取り組みがスタートしている。
そこでカルチュア・コンビニエンス・クラブは、Tカードを利用している、18〜69歳の仕事を持つ男女1603名を対象に、インターネット上での意識調査「Tアンケート」によって、『働き方に関するアンケート調査』を実施した。
■毎月の残業時間は、「20時間未満」が7割。「残業がない」は2割
まず、毎月の残業時間がどのくらいであるのかを聞いたところ、最も多かった回答は「残業がない」が24.9%、続いて「5時間未満」が20.2%、「10〜20時間未満」が14.3%、「5〜10時間未満」が11.4%となり、全体で見ると毎月の残業時間が20時間未満であるとの回答が7割であることがわかった。また性別・年代別でみてみると、男性・18〜29歳では毎月の残業時間が「30〜40時間未満」が13.0%と3番目に多い回答であった一方で、50〜69歳では「残業がない」と回答をした人が、男性では30.8%、女性では40.1%となり、若い世代の残業時間が多い傾向であることがわかった。
■「プレミアムフライデーを導入しない」は7割
「働き方改革」の一環として、「個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、そのための時間の創出を促す」ことを目的に2月24日より実施されるプレミアムフライデーの状況について聞いてみた。まず、勤務先でプレミアムフライデーを実施するかどうかを聞いたところ、「導入をする」と回答をした人は3.4%、「導入しない」と回答をした人は68.2%、「わからない」と回答をした人は28.3%となり、プレミアムフライデーを導入する企業はまだまだ少ないことが判明した。
続いて、プレミアムフライデーの導入有無にかかわらず、プレミアムフライデーをどのように過ごしたいかを複数回答で聞いたところ、1位は「家でゆっくり過ごす」(58.5%)、2位は「買い物に行く」(35.8%)、3位は「映画を見に行く」(20.8%)、4位は「家事をする」(20.3%)、5位は「仕事以外の友だちと飲みに行く」(19.0%)となり、家で過ごす人と外で活動をする人が半数ずつとなった。この結果を男女別にみてみると、女性は「習い事をする」をするとの回答が男性より多く、男性は「特になにもしない」との回答が女性よりも多い結果となり、男性と比べて女性の方がプレミアムフライデーに意欲的な姿勢であるようだ。
■いま副業している人は1割。稼いだ金額は「月間2〜5万円」が最多
「働き方改革」の一つとして、正社員の副業を「原則禁止」から「原則容認」へ変更をする動きがはじまった。そこで、副業をしているかどうかを聞いたところ、「副業をしている」と回答をした人は11.9%、「今はしていないが副業をしたい」と回答をした人が23.1%となり、全体の1割が副業をしており、また副業意向がある人を含めると3割に達している。
「副業をしている」と回答をした人に、副業で月間どれぐらい稼いでいるかを聞いたところ、最も多かった回答は「2万〜5万円未満」で20.9%、続いて「5000〜1万円未満」が17.8%、「1万〜2万円未満」が12.6%、また10万円以上稼いでいる人は全体で1割となった。続いて「今はしていないが副業をしたい」と回答をした人に、どのような副業をしたいかを複数回答で聞いたところ、1位は「ポイントサイト/アンケート懸賞」(35.1%)、2位は「内職・軽作業」(34.1%)、3位は「金融・投資」(26.5%)、4位は「オークション」(23.0%)、5位は「アフィリエイト」(19.7%)となり、副業をするならば汗水流して働くというより、自宅で簡単にできる働き方への意向が高い傾向であることがわかった。
■理想の職場とは?1位「人間関係が良い」、2位「やりがいのある仕事ができる」、3位「賃金が高い」
働く人にとって「職場」は1日の時間の多くを過ごす場でもある。そこで、あなたにとって「理想の職場」とは何であるのかを聞いたところ、1位に挙げられたのは「人間関係が良い」で27.9%、2位は「やりがいのある仕事ができる」で22.0%、3位は「賃金が高い」で16.3%となった。この結果を性別・年代別にみてみると、50〜69歳は男女ともに「やりがいのある仕事ができる」が1位に挙げられ、長い仕事人生が続くと、働くことにおいて一番大切なものはお金や人ではなく、「やりがい」に行きつくことがわかった。また18〜29歳と30〜49歳の女性では、「子育てと両立しやすい」が他と比較しても高い傾向となった。
【調査概要】
調査方法:インターネット(Tアンケート)
調査期間:2017年2月3日(金)〜2月8日(水)
調査地域:全国
調査対象:仕事をしている18〜69歳の男女(T会員)
サンプル数:1603人
文/編集部
@DIME編集部
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