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経営危機の東芝いよいよ決断? 「サザエさん」撤退秒読み説も
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2017/03/05/post-1435.html
サンデー毎日 2017年3月 5日号
「♪お魚くわえたドラ猫、追っかけて......」
経営危機にある東芝を巡り、国民的テレビアニメ「サザエさん」のスポンサーから撤退する可能性が指摘されている。
東芝は、グループ会社の米ウェスチングハウス(WH)が買収した米原発建設会社の損失が膨らんだことで、原子力事業が7000億円以上の損失を出すこととなった。最終(当期)赤字4999億円など決算見通しも示しており、優良事業や資産の"たたき売り"も始まっている、そんな折、関係者の間では「『サザエさん』からの撤退も秒読みか」と囁(ささや)かれているのだ。
「サザエさん」は1969年に放送開始し、東芝は98年まで単独スポンサーを務め、現在も主要スポンサーを続けている。2016年3月の事業計画説明会で、室町正志社長(当時)は「ブランドを重視する」として、「サザエさん」からの撤退を否定していた。
だが、東芝の経営環境は悪くなる一方だ。16年には医療事業をキヤノンに約6600億円で売り、17年は年間約1100億円の利益を生む"虎の子"の半導体事業も売却する方針だ。
すでに一般消費者向けの事業を大幅に縮小し、同じく16年には、洗濯機や冷蔵庫などの白物家電事業の8割を中国・美的集団に約500億円で売却している。国民的アニメを支える意味も余力も、次第に薄らいでいるようだ。
経営戦略を法人向け(B2B)事業に転換する中、1999年にも「サザエさん」撤退問題が経営議題に上ったが、見送られている。東芝は「サザエさん」を社会貢献活動と位置づけているだけに、撤退の決断が容易でないことは確かだ。
現在、スポンサーを続ける唯一の目的は、全国に広がる系列販売店支援と見られる。しかし、原子力事業が抱えた巨額損失により、"超弩(ど)級"の経営課題に直面し、系列販売店より会社の存続を優先するところにまで追い込まれている。日曜日の「顔」役も、いよいよ潮時か。
(谷口健)
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