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銀行カードローンを金融庁が問題視、多重債務の新たな温床(週刊ダイヤモンド)
http://www.asyura2.com/17/hasan119/msg/198.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 2 月 15 日 08:02:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

銀行のキャッシュカードでもカードローンを利用でき、ATM(現金自動預払機)に借り入れの案内が表示されることもある Photo by Takahisa Suzuki


銀行カードローンを金融庁が問題視、多重債務の新たな温床
http://diamond.jp/articles/-/117589
2017年2月15日 週刊ダイヤモンド編集部


「金融庁として、銀行カードローンの在り方についてこれから各行と議論していきたい」。1月中旬、銀行首脳との会合の場において、銀行の監督官庁である金融庁の幹部はそう宣言した。

 金融庁がやり玉に挙げたのは、銀行が個人向けに無担保で融資を行うカードローンだ。企業向け融資と比べると、貸出金額こそ小口だが、高めの金利が取れる。

 銀行業界において貸出金利回りは右肩下がりが続いていて、直近の業界平均値は1%前後と低迷。ところが、銀行が提示しているカードローンの貸出金利を見ると、100万円以下で12〜14%という水準で、文字通り桁違いの高さだ。

 銀行業界は、マイナス金利政策の導入などによる超低金利環境で、利ざやの確保が難しいという苦境に陥っている。そのため、多くの銀行が中期経営計画などでカードローンを注力事業の一つに掲げ、最後のよりどころである「ラストリゾート」と化していた。そこに金融庁のメスが入るとなって銀行業界には衝撃が走った。

 その予兆はあった。昨年11月、日本弁護士連合会は銀行による個人への過剰融資を防ぐため、銀行に適切な審査体制の構築を求める意見書を金融庁に提出した。

 さらに、昨年12月には多重債務問題に関する有識者会議が開催。出席した委員からは「銀行は収入がゼロの人にも貸し付け、第二地方銀行からの借り入れだけで破産せざるを得なくなった」といった事例も報告されたのだ。

 こうした指摘を受けて、昨年末に金融庁も調査に乗り出した。その結果、カードローンにおいて「多くの銀行が与信判断を外部に丸投げして、保証会社の審査に依存している」(金融庁関係者)というお粗末な実態が判明したのだ。

■10年前の“亡霊”が再び

 こうした状況の中、多重債務問題という金融界における10年前の“亡霊”が再び注目されつつある。

 かつて消費者金融を中心に、個人に対して返済能力を上回る過剰な融資が行われ、高金利の借金を幾つも抱える多重債務者が多数発生。社会問題となった。

 そこで金融庁は2006年に貸金業法を改正。消費者金融に対して、年収の3分の1を超える融資を禁じる総量規制と、上限金利引き下げという2本柱のルール変更を行った。その結果、金融庁によると、借金を5件以上抱える多重債務者の数は、ピークだった約10年前の180万人から9万人にまで減少したという。

 ところが、今度は貸金業法が定める総量規制の対象外である銀行カードローンによる過剰融資が社会問題化しつつあるというわけだ。

 貧すれば鈍する──。顧客目線の徹底を金融庁から求められているはずの銀行業界だが、顧客の適切な借り入れ水準を無視した収益優先の経営姿勢が浮き彫りとなってしまった。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木崇久)
 

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コメント
 
1. 2017年3月03日 11:41:14 : JW4kQkOW9o : dSI7DqbtatE[-689]
クレカ】知らない間にリボ払いになっていた 深刻な被害が発生するケースも


社会人なら、たいてい1枚は持っているのがクレジットカード。現金の持ち合わせがないときに重宝するのはもちろん、
現金を持たない主義の人にとっては、電子マネーと並んで日常的に使う有力な決済手段だ。
複数社のクレジットカードが財布に入っているビジネスパーソンも少なくないだろう。

 そのクレジットカードをめぐって、知らずにトラブルに巻き込まれているケースがある。
「リボ払い」(リボルビング払い)をめぐる誤解である。リボ払い(リボルビング払い)とは、
クレジットカードの支払い方法の1つで、毎月の利用額にかかわらず毎月の支払額を元本と
手数料(利息)を合わせ、たとえば1万円などの一定額にして支払っていく方法である。
分割払いとは異なり、毎月の利用総額に対して支払額を分割し毎月の支払額を一定額にする点に特徴がある。

■知らない間にリボ払いになっていた
 東京都内に住む20代女性の熊谷みゆきさん(仮名)は2014年春、就職を機に
給与受取口座が必要になり、某都市銀行で口座を開設した。

 銀行の窓口で、「キャッシュカードを作成する際にクレジットカード機能をつけると特典がある」と勧められ、
某銀行系のカード会社との間でのクレジットカード会員契約も同時に締結した。

 クレジットカード利用時の手数料負担が過大になることを避けるため、クレジットカードを利用するにあた
りリボ払い契約は絶対に行う意思がなかったことから、
窓口係員に対してその旨を告げてリボ払い契約にはしない形での契約を締結した。

 ところが、カードを発行して約1年が過ぎた頃、熊谷さんは、毎月の利用残高がなかなか減って
いかないことに気がついた。不審に思って詳しく調べてみたところ、ある時期から、熊谷さんの
カード返済方法がリボ払いになっていることが判明した。クレジットカードで商品を購入する際、
店舗では「1回払い」「2回払い」「3回払い」「5回払い」などとはっきりと伝えていたのにもかかわらず、
リボ払い扱いになっていた。その結果、知らない間にリボ払いの手数料、利息を支払わされていたのだ。

 熊谷さんは、自分がリボ払い契約を締結している認識はまったくなく、
毎月のご利用代金明細書の記載からもリボ払い契約になっていることを認識できなかった。

リボ払いのトラブルは後を絶たない
 ただ、Aさんは、1度だけ、インターネット上で事後的にリボ払いにできるサービス「あとからリボ」の
手続きをしたことがあった。ただ、それは1回限りの利用であると認識しており、その後のクレジットカードを
利用した商品購入の際も、店員に対して支払方法(一括払いか分割払いか)を指定するだけでリボ払いに
するなどとはいっさい告げていなかった。それにもかかわらず、その後の取引はすべてリボ払いにされてしまったのである。

 リボ払いは、毎月一定の金額だけ払えばよいので負担は少ないように感じてしまいがちだが、
実際には手数料(利息)が取られるので、支払金総額は増えてしまう。その仕組みから当然に
支払期間は長期化してしまい、手数料負担が増えることになることから、
利用を繰り返していくと多重債務の原因にもなってしまいかねない。

 リボ払いといっても方式が複数あり、その仕組みも複雑なため、一般の人が正確に仕組みを理解することは
困難な場合が少なくない。また、Aさんのように知らない間にリボ払いにされてしまうケース(「知らぬ間リボ」)も報告されている。
(以下ソースで)
東洋経済オンライン 3/2(木) 10:45配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170302-00160508-toyo-soci&p=1
2017/03/02(木) 12:26:27.73
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1488425187/

[32初期非表示理由]:担当:スレ違い多数により全部処理


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