http://www.asyura2.com/17/hasan118/msg/559.html
Tweet |
中国もトランプ旋風(C)AP
中国でもトランプ台風 底抜け「I字型不況」がやってくる 習近平「アジア皇帝」への野望
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198597
2017年1月31日 近藤大介 「週刊現代」編集次長 日刊ゲンダイ P10 文字お越し
1月28日から始まった春節(旧正月)の大型連休で、再び日本各地に中国人観光客が大挙して押し寄せている。昨年は637万人も訪日し、今年の春節の旅行先人気ランキングでも、日本はタイに続いて2位だった(携程調べ)。
だが、もはや数年前のような瞠目すべき「爆買い」は見られない。それもそのはず、中国でも「トランプ台風」が吹き荒れ、「I字型不況がやってくる」と、警戒感を強めているのだ。
「中国政府は2年前には、『わが国の経済はV字回復する』と自信満々だったが、そのうち『しばらくはL字型(落ちっぱなし)』とトーンダウンした。それが『h字型』(続落)に変わり、1月にトランプ時代が始まると、『今年はもしかしたらI字型(底抜け)かもしれない』などと言われ始めている。それは、中国からアメリカへの資金流出が止まらないからだ」(中国の経済学者)
1月20日、寧吉附痩ニ統計局長は、年に一度の記者会見を開いて、「16年の中国経済は6.7%も成長し、世界第2の経済大国の役割を果たした」と胸を張った。だが記者との質疑応答になるや、真っ先に「遼寧省問題」をヤリ玉に挙げられた。
その3日前の17日、遼寧省の陳求発省長は、遼寧省人民代表大会(県議会に相当)で衝撃的な告白をした。
「わが省は2011年から14年にかけて、省のGDP統計の水増しを組織的に行っていた……」
これまでも疑惑はたびたび指摘されていたが、中国当局が初めて「GDP捏造」を認めた瞬間だった。その後明らかになった捏造のパターンは、次の4点である。
@耕地占用税、土地増値税などの個別の地方税を水増しする、A国有資産の使用権を売ったことにして収入をでっち上げる、B不当な法人税を企業に納めさせ、その後こっそり返す、C財政収入そのものの数字を書き換える。
遼寧省がやっていたことは、中国全土の氷山の一角かもしれない。ともあれトランプ時代の中国経済は、大荒れの予感がする。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民118掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。