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不安定な相場は「超大型株の逆張り戦略」で勝負!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170125-00155019-shikiho-biz
会社四季報オンライン 1/25(水) 21:51配信
去年末から続いてきたトランプ相場に一服感が出てきており、不安定な相場となっています。トランプ大統領が当選したのは11月初旬のこと。当時の日経平均は1万7000円台でしたが、わずか1カ月と少しの期間で、一気に1万9000円台にまで上昇しました。ところが、2017年1月。利益確定の波が強まりそうな雰囲気の一方で、下落後には反発するような動きもあります。
来たる1月末からは、3月決算企業の第3四半期決算も本格化します。この時期は決算の内容によって株価が乱高下しやすいので、株を買うには怖い時期でもあります。個人投資家たちも様子見ムードが強まり、投資意欲が衰えがちな時期でもあります。日本株市場はしばらく上値の重い状況が続くかもしれません。
特に、時価総額が小さな銘柄は決算発表のインパクトが大きいので、最近、僕自身は新興株ではなく「超大型株」に注目しています。
不安定な相場状況でも、「超大型株」は比較的安定した値動きを続けます。大やられするリスクが小さいので、「これなら安心して投資できる!」と考えたのです。
ちなみに、「超大型株」を狙って投資をするときには、ちょっとした値動きを活かした「押し目買い戦略」「逆張り戦略」が有効です。これを使うと、不安定な相場状況でも、高精度な取引ができると期待できます。そこで今回は、これからの決算発表シーズンにも安心して使える「超大型株を狙った逆張り投資戦略」をご紹介します。
■ 超大型株を狙った逆張り戦略
では早速、「超大型株を狙った逆張り戦略」について、その内容をご紹介します。今回は、時価総額トップ10銘柄を狙います。これらの銘柄が下落したタイミングを狙って株を買い付けます。具体的な投資戦略は、次ページの通りです。
■超大型株を狙った逆張り戦略
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◯分析対象
時価総額トップ10銘柄(1月20日時点)
トヨタ自動車 <7203>
NTTドコモ <9437>
日本電信電話 <9432>
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306>
ソフトバンクグループ <9984>
KDDI <9433>
JT <2914>
日本郵政 <6178>
三井住友フィナンシャルグループ <8316>
ホンダ <7267>
◯株を買うタイミング
・「直近終値」≦「5営業日前の終値×0.95」
→上記を満たしたら、翌日「直近終値」の位置での終日指値注文で買い付け
(※指値注文の有効期限は当日限り)
◯株を売るタイミング
・含み益が2.5%以上→その場で売却
・買い付けた日を含め10営業日以上保有→翌日の寄り付きで売却
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以上が、「超大型株を狙った逆張り戦略」の内容です。この投資戦略では、約1週間のあいだで値下がりしている超大型株を買い付けます。具体的には、1週間で5%以上安くなった株を狙って、翌日に買い付けます。そして、その後の反発による半値戻しを狙います。
下落幅の半分程度の2.5%の含み益が出たら、それで利益確定をします。万が一、利益が出なかった場合は、約2週間後に「期限切れ」で決済します。下落した株を買い付けて上昇した株を売る。まさに典型的な逆張り戦略と言えるでしょう。
上述の投資戦略について、00年以降の株価データを使って、過去の運用成績を詳しく調べてみることにしました。検証結果は、以下のとおりです。
■検証結果:超大型株を狙った逆張り戦略
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検証期間:00年〜16年
サンプル数:3179回
勝率:78.77%
期待値:+1.04%
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検証結果を確認すると、勝率は約80%となり、かつ期待値は+1%強のプラスになりました。この結果を確認する限り、超大型株を狙った逆張り戦略は統計的に見ても勝ちやすい投資戦略だったと言えるでしょう。
■ 四季報オンラインを使った銘柄抽出方法
実は、今回ご紹介した「超大型株の逆張り投資戦略」は、四季報オンラインのスクリーニング機能を使えば誰でも実践することが出来ます。具体的な手順を、以下にまとめました。(注:有料会員ではない方でも上位10銘柄のみスクリーニング可能)
■手順1:四季報オンラインの」「スクリーニング」のページを表示します。(右上の「ツール」をクリックしたあと、「スクリーニング」をクリック)。左にある「検索条件の追加」をクリック。
これで、時価総額の大きな銘柄順に株価の「1週間リターン」(約5営業日の値動き)が一覧となって表示されます。このスクリーニング結果の上位の銘柄で、「1週間リターン」が5%以上下落した超大型株を買い付けることで、「超大型株を狙った逆張り戦略」を実践できます。スクリーニングされる銘柄は検証内容とわずかに異なりますが、手軽に実践できるのが魅力です。
何かと不安の多い2月相場。コツコツ着実に利益を積み上げたい方は、「超大型株を狙った逆張り戦略」に注目してみてはいかが?
本記事のまとめ:
・2月からは決算発表で相場全体が不安定になりやすい
・不安定な相場では時価総額の大きな超大型株を狙うのが安全策である
中原良太/1990年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。投資情報サイト「株式予報」代表。2015年にYahoo! ファイナンス株価予想達人にて「ベストパフォーマー賞」と「通算最高勝率者賞」をダブル受賞。近著に『株3年生の教科書』『株2年生の教科書』(共著、総合科学出版刊行)。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
中原 良太
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