http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/638.html
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「『教育に不当介入』批判強く ニセコ高の原発講演で変更要求 『再稼働、国の意向透ける』」
(北海道新聞 2018/4/6)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/178132
後志管内ニセコ町の町立ニセコ高の授業で行われた講演について、主催者側の北海道経済産業局が講師の大学教員に対し、原子力発電に関する講演内容の変更を求めた問題で、道経産局は原発の安全性や発電コストに疑問を呈した部分を「特定の見方に偏っている」と指摘していた。同町は運転停止中の北海道電力泊原発(同管内泊村)の30キロ圏内。専門家は「再稼働が遅れる中、周辺住民に原発への悪感情を持たれたくない、との思惑も働いたのでは」と指摘。住民や教育現場からは国の教育への介入を懸念する声が上がる。
「ニセコでエネルギーと環境を考える」と題された北大大学院の山形定(さだむ)助教の講演は、国の委託事業の一環で昨年10月、ニセコ高全生徒対象の授業として行われ、町民にも公開された。
道経産局と山形さんによると、講演の4日前、道経産局の幹部2人は山形さんに対し、資料に掲載された東京電力福島第1原発の水素爆発時の写真について「リスクはどのエネルギーにもあると説明してほしい」、原発のコストが高いとの試算の説明については「議論が複数ある」と指摘。内容変更を要求した。山形さんによると、幹部は「原発を進めるという国の方針があるから指摘している」との趣旨の話をしたという。
ニセコ町は泊原発再稼働への同意権限はないとされるが、5〜30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)。原発問題の出前授業を行う川原茂雄・札幌学院大教授は、講演内容の変更要求について「原発再稼働を進めたい国の意向が透ける」と指摘。自身が授業内容の変更を求められたことはないといい「原発に対する住民感情の悪化も気にしたのだろうが、内容にまで踏み込むのは異常」と語る。
-------(引用ここまで)--------------------------
前川喜平氏が行なった名古屋市立中学での講演しに対する文科省の政治介入が
問題になりましたが、さらにひどい介入が北海道・ニセコ高校のエネルギーに関する講演で
起きました。
事前に講演の内容を修正するよう政府が圧力をかけることは教育への不当な介入であり、
絶対にゆるされることではありません。
もし内容が間違っているというのなら、講演者に事後に公開質問書を送ればすむ話です。
しかし、こんなバカバカしい変更で、風力発電の事故が原発事故と同じように危ないと
国民を洗脳できるとでも思っているのでしょうか。
経産省よ、国民をバカにするのもいい加減にしなさい。
(関連情報)
「前川氏授業に介入 背景に安倍チルドレン議員の“妬み説”も(日刊ゲンダイ)」
(阿修羅・赤かぶ 2018/3/21)
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/708.html
「文科省が前川氏の授業内容尋ねる 市立中に録音提供も要求 『国家権力による介入だ』
野党追及!」 (阿修羅・赤かぶ 2018/3/16)
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/507.html
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- 講演で変更された資料の一部 魑魅魍魎男 2018/4/14 05:54:51
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