http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/569.html
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「消音器の詰まり原因か 第一原発水素爆発」 (福島民報 2018/3/29)
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2018/03/post_15954.html
原子力関係の有識者らでつくる福島事故対策検討会と京都大の研究チームは東京電力福島第一原発1、3、4各号機の原子炉建屋で起きた水素爆発について、原子炉格納容器内のガスを排出(ベント)する際、配管出口の消音器(サイレンサー)に炉心溶融で発生した粉じんや氷が詰まったのが原因とする検証結果をまとめた。ガスが外部に十分に排出されず建屋内に充満し、爆発したとしている。
27日に大阪府の大阪大で開かれた日本原子力学会春の大会で示した。研究チームは事故当時、1〜3号機格納容器内は溶融燃料により内部構造物が溶け落ちて、発生した粉じんと、水素を含んだ水蒸気が充満していたとみている。ベントによってガスは配管を通り排気筒から排出されるはずだったが、サイレンサーが大量の粉じんでふさがれ、別の配管から建屋内に逆流したと指摘。さらに、ガス内の水蒸気がサイレンサーの到達時に気圧の変化で凍結し、目詰まりしたとしている。
研究チームは2011(平成23)年8月に1、2号機原子炉建屋の間にある排気筒周辺の配管付近で、毎時10シーベルト超の高線量が確認された経緯などを踏まえ、粉じんや高線量の氷が発生したと分析した。
1、2号機と3、4号機は2機で一つの排気筒を使用しており、ベント用配管は排気筒の直前で合流している。東電は2011年3月12日に1号機のベントを実施した。2号機では同13、15の両日にベントを行ったが事実上、失敗に終わった。研究チームは先に実施した1号機のベントでサイレンサーが目詰まりした影響により、2号機で成功しなかったとみている。
研究チームは、サイレンサーが多くの原発で採用されているとした上で「重大事故に備え、対応策の検討が必要だ」と訴えた。
(2018/03/28 11:35カテゴリー:福島第一原発事故)
------(引用ここまで)----------------------------------
まだ水素爆発などと言っています。あきれるばかりです。
サイレンサーを事故原因として、それを改良すれば再稼働しても大丈夫、
という具合に話をもっていくつもりでしょう。
1号機は500トンもあるコンクリート製のフタ(シールド・プラグ)がズレ落ちていました。
最上階上部に滞留した水素が爆発してもフタはずれません。
下からの爆圧がかかった証拠です。
爆発の瞬間をとらえた動画を見ると、上方に超音速の衝撃波が拡がるのが確認できます。
格納容器内で核爆発が起きたことは間違いないでしょう。
3号機は炎が斜め上方に噴き出しており、また屋根の骨材が超高温で飴のように
曲がっているので、これも水素爆発ではありません。
最上階に散らばった燃料棒も水素爆発では説明できません。
4号機は水素がどうやって発生したのかすら説明できないでいます。
原子炉は空だった"はず"であり、使用済み燃料プールにも異常はありません。
非常に軽い水素が3号機から地下まで降りて排気管を通してやって来たという
デタラメは通用しません。
これらの事実をきちんと説明できなければ説得力はゼロ、ウソだということです。
国民は素人だから簡単にだませると思っているのなら、考えを改めるべきでしょう。
(関連情報)
「福島第一1号機 原子炉上部の500トン超のふたがズレ落ちていた 隙間ができ
放射線遮る性能が大幅低下 (東京新聞)」 (拙稿 2017/4/20)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/801.html
「1号機の爆発でも赤い炎と黒い煙を確認 水素爆発だけでは説明不可能
格納容器爆発の可能性大」 (拙稿 2017/4/26)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/815.html
「3号機の爆発原因を再検証 最も単純で真実に近い説明をしよう」 (拙稿 2017/2/8)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/464.html
「DSピットの発熱体、象の足、大物搬入口の損傷、、、4号機は依然として謎だらけ
核兵器製造疑惑はますます濃厚」 (拙稿 2016/8/30)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/389.html
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