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「東日本大震災 福島産で風評払拭へ 元東電社員のそば店」 (毎日新聞 2018/3/12)
https://mainichi.jp/articles/20180312/k00/00e/040/174000c
甲府市中心部に福島産にこだわる、1軒のそば店がある。元東京電力社員の鮎川政文さん(68)が店主を務める「円寿」だ。「この店は福島のサテライト(衛星)。福島産のイメージを変えたい」。東電福島第1原発事故後、福島の農産物に向けられた風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、そばを打ち続けてきた。【滝川大貴】
店は2015年7月にオープン。開店以来、一貫して福島のブランドそば粉「会津のかおり」を使っている。石臼と機械でひかれた、そば粉を1対1の比率でブレンド。石臼を使うことで、粒が大きなそば粉が混じり、香り高くなるという。
そば殻をむいているため見た目は白く、細めに打っている。「もりそば(750円)」は鹿児島産のかつお節を使ったつゆによく絡み、のどごしも良い。
鮎川さんは東京電力の社員として、40年以上、山梨県内で働いた。そば打ちを始めたのは40代。若手社員への技術指導で一時的に山梨に来ていた福島出身の同僚から手ほどきを受け、会津のそばと出合った。週末を利用して腕前を磨き、福島県内の有名店にも出向いて打ち方の指南も受けた。
震災のあった11年3月は系列会社で働いていた。震災後、多くの東電社員がボランティア活動をするため被災地に入った。自分には何ができるのかと考え、会津のそばを提供することを思い付いた。
13年に退職し、開店作業を始めた。周囲からは「福島産のそばなんて、食べる人はいない」と言われた。その時、福島を訪ねた際に接したそば店の関係者や、よく手入れされた農家のそば畑が頭に浮かんだという。「福島の人が可哀そうだ。福島産でやらなければ駄目だ」と決意を新たにした。
店を開いた最初の年は福島県が放射性物質のモニタリング検査を行った影響で、新そばの到着が3週間遅れた。しかし「きれいに仕上がっていて風味もしっかりしている」と評判で、常連客をつかんだ。福島産が危険だとの意見が寄せられることもなく、開店前の不安は取り越し苦労だった。
福島から県内に避難した被災者がやって来ることもある。「懐かしい」と安心した表情を見せるという。11日で震災から7年。そばに限らず、福島産農産物に対する不安が薄れつつあると鮎川さんは感じている。「これからも一生懸命おいしいそばを打ち『(福島産は)心配しなくていいんだよ』と発信していきたい」
◇
<住所>甲府市朝日2の19の16朝日ハイツ102<営業時間>午前11時半〜午後2時。(土曜日は午後5時半〜同7時半も営業)<定休日>月曜日、第1、3火曜日。<電話>(055・288・9690)
-------(引用ここまで)-----------------------
ラーメン屋を始め、そば・うどん屋などでも店主・店員の体調不良による
休・廃業が増えています。
汚染食品が原因であることはまちがいありません。
地元民が敬遠するような食品を使って被ばく被害を拡げることは
やめてほしいものです。
これからでも汚染地域から避難・移住したいという人はまだたくさんいます。
もし元東電社員として、申しわけない、力になりたいと思う気持ちがあるのなら、
避難・移住者の支援を行なうべきでしょう。
(関連情報)
「ラーメン店だけでなく、あらゆる業種で体調不良による休・廃業が増えてきた」
(拙稿 2018/3/1)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/464.html
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