http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/377.html
Tweet |
ぜひ、電力関係者の方たちに読んでいただきたい。
首都直下が起こると、最低でも100兆円の損害が出る。また、日本列島内陸部で地震多発になり、原発をどうするかが問題化する。
http://www.asahi.com/special/syutochoka/
>首都直下地震の被害対策を検討してきた国の有識者会議は2013年12月19日、30年以内に70%の確率で起きるとされるマグニチュード(M)7級の地震で、最悪の場合、死者が2万3000人、経済被害が約95兆円に上るとの想定を発表した。
首都直下地震のことが明らかに関心外へ押しやられるような世論操作が行われている。マスコミ記事を読むと、南海トラフ地震や九州での大地震、または最近やっと北海道でのM8地震のことが言われだしている。
しかし、311大地震が起こる前から首都圏でのM7地震切迫は言われていて、311大地震以降は4年以内に70%とかの予測が公表された。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2300T_T20C12A1CR0000/
首都直下地震「4年内に70%の可能性」 東大試算
2012/1/23付
311大地震の震源域の南隣である関東は必ず近いうちに311と同じような大地震が起こる。理由はごく単純で、一枚のプレートである太平洋プレートの宮城県の牡鹿半島沖で50mも滑れば、その近隣地域も滑らざるを得ないからだ。滑り量1mでM7程度になる。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/KENKYU/happyo/2011/h23sp.pdf#search=%27%E6%BB%91%E3%82%8A%E9%87%8F+%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%89+%E6%9D%BE%E6%BE%A4%27
表1.地震の大きさの概略
M 滑り量 断層の長さ 断層面積 例えば...
9 10m 500km 100,000km2 東北地方くらい
8 3m 150km 10,000km2 宮城県や岩手県くらい
7 1m 50km 1,000km2 佐渡島くらい
6 30cm 15km 100km2 猪苗代湖くらい
5 10cm 5km 10km2 金華山くらい
4 3cm 1.5km 1km2 皇居くらい
3 1cm 500m 0.1km2 東京ドーム2個くらい
2 3mm 150m 10,000m2 グラウンドくらい
1 1mm 50m 1,000m2 体育館くらい
当然、北隣である北海道でも大地震が起こる。南隣か北隣か、どちらが先になっても、その後1年以内には他方が後続する。
延宝房総沖地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%B6%E5%AE%9D%E6%88%BF%E7%B7%8F%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87
>延宝房総沖地震(えんぽうぼうそうおきじしん)は、延宝5年10月9日(1677年11月4日)に房総半島東方沖付近で発生したと推定される地震。規模はM8-8.34とされている。房総沖地震の一つと考えられているが、震央位置については諸説ある[1]、詳しい地震像については解明されていない。
>地震動による被害が確認されないのに対し、津波被害が顕著な津波地震との見方がある[2][3]。約半年前には1968年十勝沖地震に類似し、三陸沖北部が震源と推定されている延宝八戸沖地震があった。
今度起こる地震は単なる津波地震に終わらず、陸域での揺れも激しいものになる。これは、311まで600年以上に渡って、太平洋プレートの東日本の陸域への沈み込みが止まっていたという指摘がされているからだ。つまり、沖合でアウターライズが起こるだけで、東日本の陸域の地下へ太平洋プレートが沈み込むことはなかったため、陸域の揺れが無かった。
http://www.niitsuma-geolab.net/article07/article01
特報1)太平洋プレートは東日本大震災前に沈み込んでいなかった
しかし、今後起こる大地震では、陸域の地下へ太平洋プレートが沈み込むため、陸域の地下でプレート境界が断続的に破壊され、その破壊時の地震波が地表に達する。これは、多分、近代の日本、または中世以降の日本が未だに経験したことがない縦波被害を発生させる。地震衝撃波というものだ。
上の資料の10ページ目にある柱の破壊写真を見て頂きたい。横揺れで起こるわけがない被害であり、日本の耐震は横揺れしか意識していない。よって、原発も含めて、思わぬ建物が被害を受けることもあり得るのだ。
東日本の陸域の地下で太平洋プレートが動くことは明らかだ。事実、太平洋プレートの沈み込み速度が311以前と比べて2倍程度には速まっていることが実測されている。
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/1/11427.html
東日本大震災 プレートの沈み込みは年間18センチ 通常の2倍
2016年03月11日 12時16分
日本海溝からの太平洋プレートの沈み込みが311後、7年間も大地震を起こしてこなかったのは、それだけ大規模にプレートが動くにはその程度の時間がかかるというだけのこと。事実、869年の貞観地震の9年後の878年に相模・武蔵地震が発生している。更にその9年後の887年に仁和地震という南海トラフ大地震。
つまり、東北の大地震から関東、そして、南海トラフという順番がある。このことは、太平洋プレートが東北で沈み込めば、関東出も沈み込み、関東はフィリピン海プレートの端が沈み込んでいるので、それによってフィリピン海プレートが刺激され、南海トラフ大地震が起こるという仕組み。
貞観地震の時でも、非常に多くの内陸地震が起こっていたはずだが、今後は、それを上回る内陸地震が80年とか100年という期間、続発することになる。根拠は、やはり単純明快で、311まで600年以上止まっていた太平洋プレートが今後、止まっていた分を上乗せして沈み込みをしようとするから。
結果として、国の財政はすぐに行き詰る。今でさえ1000兆円規模の国債が積み上がり、借金を減らすどころか、毎年の収支のバランスを取ることさえ出来ないでいる。
問題は円安であり、輸入比率の高い原油やLNG、食糧、飼料、肥料などが一気に数倍には値上がりする。
ここで問題が起こる。原発をどうするかだ。
電気を得るためには、既にある原発を動かすことが一つの選択肢。しかし、内陸地震が続発している。若狭湾を直撃した天正地震の再来だってあり得る。
仮に、地震で原発震災が起こらずとも、廃炉は必ずしなければいけない。せいぜい寿命が延びて20年。地震頻発となれば、それだけで新たに安全投資を求められ、コストは増すばかりのはずだ。
そして、廃炉の面倒を国は既に見ることが出来ないと思う。これは明らかであり、あまりに地震被害の手当が大変だからだ。
解決策は一つしかない。地熱だ。地熱は冬季などの農業を可能にする。食糧問題をクリアする有力手段になり得る。また、安定電源だ。
更に、マグマ発電もできる。原発廃炉の費用を出すにはマグマ発電をやり、大陸へ電力輸出するしかない。
原発を持っている電力会社は共同でマグマ発電をやるべきなのだ。それ以外の数万キロワット級の地熱開発はやるべきではあるが、それでは未来は拓けない。数千キロワット程度のバイナリー発電は普通の民間へ任せるべきだ。その方が、色々な工夫がされ、より、有効利用の幅が広がることが予測されるから。
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素49掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素49掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。