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富岡駅再開3ヵ月、減り続ける新規帰還者(めげ猫「タマ」の日記)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/331.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 1 月 14 日 15:36:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

富岡駅再開3ヵ月、減り続ける新規帰還者
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2403.html
2018/01/13(土) 19:52:44 めげ猫「タマ」の日記


 10月21日にJR常磐線の富岡駅が再開しました。「住民帰還の弾みに」と期待されたのですが(1)、冨岡町内在住者への増減を見ると
  9月中 65人増
 10月中 45人増
 11月中 27人増
 12月中 24人増
と、増加のペースが落ちています。
 福島県冨岡町は地図でみると福島第一原発から約10km程にある町で、先の原発事故によって全域が避難地域となりした(2)。


 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で1月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(5)による
 図−1 福島県冨岡町

 図に示す通り事故8年目になりましたが、今も国が除染が必要だとする毎時0.23シーベルトを超えて(6)います。それでも安倍出戻り内閣は「安全」だとして、今年4月1日に避難指示を解除しました(2)(5)。
 同町には多くの原子力や関連した施設があります。
 ・福島第二発電所(7)
 ・東京電力福島復興本社(2)
 ・東京電力エネルギー館(8)
 ・指定(放射性)廃棄物処分場(9)。
また北隣の大熊町には福島第一原発や中間貯蔵施設があります(10)(11)。福島第一では安定化作業の為1万人弱の方が勤務しています(12)。中間貯蔵施設でも毎日2000人以上の方が働いています(13)。福島第二も含め同町や同町周辺には原子力の仕事が溢れています。どれも福島復興の為には成し遂げなければならない仕事です。
 以下に富岡町民(新規転入者を含む)の居住先を示します。


 ※(14)〜(26)にて作成
 図―2 富岡町民の居住先

 図に示す様に町内居住があまり進んでいません。避難指示解除後9ヶ月の1月時点で
 対象 13,257人中 富岡町内在住は400人(3%)
です。仕事はたっぷりありますが帰還が進んでいません。
 10月21日に事故によって閉鎖されていた同町の中心駅であるJR常磐線・富岡駅が再開されました(27)。


 ※(27)を引用
 図―3 新たに建て替えられた富岡駅

 「住民帰還の弾みに」と期待されてたそうです(1)。以下に冨岡町内在住者の増減と転入者数を示します。


 ※1 「増減」は翌月1日時点の在住者―当月1日時点の在住者を(17)〜(26)で計算
 ※2 「転入者」は(28)を11月中までを集計
 図―4 冨岡町町内在住者の増減と転入者

 図に示す通り冨岡駅が再開したあと2ヵ月連続で増加のペースが落ちています。人数を記載すると  
  9月中 65人増
 10月中 45人増
 11月中 27人増
 12月中 24人増
です。避難指示解除によって冨岡町内に住居が確保できれば誰もが住む事ができるようになりました。増加人数―転入者で大よその帰還者数を推計すると
  9月中 46人
 10月中 19人
 11月中 16人
で、富岡駅が再開した10月は9月に比べ大幅に減っています。富岡駅再開は当初の目論みとは違い今の所は「住民帰還の弾みに」はなっていません。
 そして、福島県によれば冨岡町から福島県内各地に避難している方は3,079人です(29)。残り方は福島県内に住んでいても住宅を自力で再建したり災害公営住宅に入居して安定的な住居を富岡町外で手に入れ避難生活を止めたか、福島県外に避難されたかただと思います。このような方が富岡町に戻るとは思えません。福島県内で避難生活を送っていられる富岡町民が全員戻ったとしても、3,479人で対象の26%です。同町には事故前の2010年10月には16,001人の方がいたので、良くても5分の1程度の町になるのが確定しました。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 冨岡町や周辺には原子力やこれに関連したお仕事は沢山あります。それでも原子力関係者の移住も進まないのは図―4に示す通りです。理由は想像するしかありませんが、たとえ安倍出戻り総理が福島は安全と主張しても(29)、原子力ムラの皆様も福島県冨岡町を恐れているようです。(=^・^=)も不安なので「買わない」「食べない」「行かない」の「フクシマ3原則」を決めています。でも、これって(=^・^=)だけではないようです。
 福島県鏡石町辺りの農協では静岡でお米のPRをしました(30)。同町産米の全量全袋検査数が約15万件となりました(31)。同町の人口は12,369人なので(32)、町民が食べるには十分な量です(33)。同町辺りのお米は美味しいそうです(34)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています。でも鏡石町にあるPR先と同一系列のスーパー(35)のチラシには福島産米がありせん。


 ※(36)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2403.html
(1)変革:第5部 JR東日本/3 高線量区間、除染手探り - 毎日新聞
(2)富岡町 - Wikipedia
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)福島第二原子力発電所 - Wikipedia
(8)【東京電力福島第二原子力発電所エネルギー館】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet
(9)処分に向けた取組み|福島県における取組み|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省
(10)福島第一原子力発電所事故 - Wikipedia
(11)中間貯蔵施設の概要|中間貯蔵施設情報サイト:環境省
(12)福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(13)第8回 中間貯蔵施設環境安全委員会 開催報告 - 福島県ホームページ
(14)県内外の避難先別人数【平成29年1月1日現在】(平成29年1月6日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(15)県内外の避難先別人数【平成29年2月1日現在】(平成29年2月6日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(16)県内外の避難先別人数【平成29年3月1日現在】(平成29年3月3日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(17)県内外の避難先別人数【平成29年4月1日現在】(平成29年4月10日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(18)県内外の避難・居住先別人数【平成29年5月1日現在】(平成29年5月9日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(19)県内外の避難・居住先別人数【平成29年6月1日現在】(平成29年6月2日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(20)県内外の避難・居住先別人数【平成29年7月1日現在】(平成29年7月4日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(21)県内外の避難・居住先別人数【平成29年8月1日現在】(平成29年8月2日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(22)県内外の避難・居住先別人数【平成29年9月1日現在】(平成29年9月4日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(23)県内外の避難・居住先別人数【平成29年10月1日現在】(平成29年10月3日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(24)県内外の避難・居住先別人数【平成29年11月1日現在】(平成29年11月2日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(25)県内外の避難・居住先別人数【平成29年12月1日現在】(平成29年12月4日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(26)県内外の避難・居住先別人数【平成30年1月1日現在】(平成30年1月5日更新)|新着【各種手続き・申請・お知らせについて】 | 富岡町役場
(27)富岡駅 - Wikipedia
(28)福島県の推計人口(平成29年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(29)平成29年7月1日 福島県下訪問 | 平成29年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(30)トピックス | JA夢みなみ
(31)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(32)鏡石町公式ホームページ[福島県]
(33)特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ
(34)水田畑作課 - 福島県ホームページ
(35)マックスバリュ東海 - Wikipedia
(36)鏡石店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト



 

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コメント
 
1. 2018年1月14日 16:56:57 : js5kRPoxmQ : nUjICG5v_00[6]
マスコミも協力して、鳴り物入りで、開通した富岡駅、1日あたり利用状況は、どの位なのか、フォローがない。


2. 2018年1月17日 22:05:04 : kQbxys3Fqc : iN989n7osGg[4]
猛毒が含まれる爆発物の保管場所(3号機プール)あたりで爆発があったのに、
未だにその保管場所の画像を隠蔽したまま理屈だけでごり押し続けて来る態度をとり続けられると、
「その理屈を、なぜ画像を隠蔽したまま、言って来るんだ?」と不信に思うだろう。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/
公開されてるのは瓦礫が邪魔で3%しか見えない頃の画像だけだ。残り97%の画像は未だに隠蔽。

水の中にある使用済燃料は爆発物です。
燃料プールは平常時の時点で、核分裂1回当たりの、核分裂数の増倍率が 0.95 もある。
ウラン235の純度が低く間隔が広いにもかかわらず、制御棒が刺さってないから 0.95 にもなるのです。
しかも、間隔が広いから、もしラックが壊れたら密集度が1割上がる場所が出来てもおかしくない。
その場所では増倍率が 1.05 になるから、強烈な連鎖反応を起こして燃料が一瞬で気化します(爆発)。

ネット上では、原発マフィアの工作員と思われる連中が、
原発燃料では核分裂を誘発するのは遅発中性子だけだから温度は絶対にゆっくりしか上がらないとか、
原発燃料では絶対に遅発臨界しか起きないから温度はゆっくりしか上がらないとか
という嘘っパチを広めていますが、自分の命にかかわる住民は騙されない。

なぜそれが嘘っパチで、増倍率が 1.05 になったら強烈な連鎖反応を起こすのか説明します。
この説明を読めば、使用済燃料が爆発して猛毒がばら撒かれていてもおかしくない、とわかる。
未公開の550体分の保管場所の画像を見ない限り、ばら撒かれてないと言い切れるわけがないとわかる。

臨界は常に、即発中性子による誘発と、遅発中性子による誘発の、両方が入り乱れて連鎖して行く。
図で描くと以下のとおり(核分裂1回当たりの、核分裂数の増倍率が 1.001 の場合)

□□□□□□□→→→→→→→→→→→遅発中性子→
□□□□□□/□□□□□□□□□□□□□□□□□\□□□□□□/
100000個分裂⇒‥‥⇒109944個分裂⇒⇒即発中性子⇒⇒109954個分裂⇒‥‥⇒120888個分裂
□□□□□□□□□/□□□□□□\□□□□□□□□□□□□□□□□□/
□□□□□□□□□□□□□□□□□→遅発中性子→→→→→→→→→→→

 ̄0.0000秒 ̄ ̄‥‥ ̄ ̄0.0999秒 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄0.1000秒 ̄ ̄‥‥ ̄ ̄0.1999秒 ̄

[注] □は空白のつもり。本当に空白を書くと位置がずれて図が崩れるから□を書いてる。

0.0001秒ごとに 1.0000949 倍ずつ増えて行ってる。

1.0000949 倍ずつと言える理由は、
時刻 0.0999秒 の核分裂では、
即発中性子が誘発する個数+遅発中性子が誘発する個数 = 109944×1.001 で、
即発中性子が誘発する個数と遅発中性子が誘発する個数の比率は常に99%と1%だから、
即発中性子が誘発する個数 = 109944×1.001×0.99、
遅発中性子が誘発する個数 = 109944×1.001×0.01
時刻 0.1000秒 に核分裂させられる個数は、
即発中性子で核分裂させられる個数 = 109944×1.001×0.99 、
遅発中性子で核分裂させられる個数 = 100000×1.001×0.01 (0.1秒前の核分裂が出す物が当たるから)
で、109954個。
109944個 の 1.0000949倍 である 109954個 と一致し、辻褄が合ってる。

これが、両方が入り乱れて連鎖して行く、の意味です。

■ここで、平常時の状態から、突然、燃料の間隔が狭くなり始め、
核分裂1回あたりの増倍率が、0.0001秒に0.00001ずつ大きくなって行った(0.1秒で0.01上がるペース)
ときに燃料が気化するか推測するために、元の温度を10℃として温度がどう上がって行くか求めます。

それを求めるために、下図のC言語プログラムを作りました。

#define RatioUpStartTime 10000

int main(int argc, char* argv[])
{
  double vNum[0x400], ratio, num, cumulat, temperat;
  int  t, ratio100000, passedTime;

  for (t = 0; t < 0x400; t++) vNum[t] = 0;
  ratio100000 = 95000;
  cumulat = 0;
  t = 0;
  while (1){
    ratio = (double)ratio100000 / 100000;
    num = vNum[(t - 1) & 0x3FF] * ratio * 0.99 + vNum[(t - 1000) & 0x3FF] * ratio * 0.01;
    if ((t % 10) == 0) num += 1;
    vNum[t & 0x3FF] = num;
    cumulat += num;
    temperat = 10 + cumulat * 0.000000000032 / 117 / 170;
    if (t == RatioUpStartTime) printf("%8e\n\n", (vNum[t & 0x3FF] - vNum[(t - 10) & 0x3FF]));
    if (temperat >= 11 && (t % 20) == 0){
      passedTime = t - RatioUpStartTime;
      printf("%.3f, %.4f, %18.0f, %20.0f, %5.0f\n", ((double)passedTime/10000), ratio, num, cumulat, temperat);
      if (temperat >= 50000) break;
    }
    if (t >= RatioUpStartTime) ratio100000++;
    t++;
  }

  return 0;
}

核分裂は必ず0.0001秒間隔でとびとびにまとまって起こるとして、各時刻の核分裂数を求めています
(0.0001秒間隔でとびとびにまとまって起こるこも理論上あり得る可能性の1つだから、全可能性の代表としてこれを求める)。
期待値を求めているので、個数と言えども小数点以下まで求めています。

初期状態を核分裂数0とし、時刻0.0000秒で自発的核分裂が1個加わって核分裂の連鎖が始まり、
その後も自発的核分裂が核分裂の連鎖に、0.001秒ごとに1個ずつ加わって行くとして、求めています。

初めは、核分裂数(の期待値)が減り続けては、自発的核分裂の1個が加わって、減り始める前より少し多くなる、
という過渡期が続きますが、やがて、
減り始める前と全く同じ値になる、つまり0.001秒周期で同じパターンを繰り返す、定常状態になります。

時刻1.0000秒では、定常状態になっていますから、
時刻1.0000秒から、核分裂1回あたりの増倍率を、0.0001秒ごとに0.00001ずつ大きくして行っています。

上図のプログラムを実行した結果が下図です。

0.000000e+000

0.826, 1.0326,   14128804162749,   661957863584922,  11
0.828, 1.0328,   21995552800056,   1021250767736522,  12
0.830, 1.0330,   34375288880186,   1581812138178609,  13
0.832, 1.0332,   53931128218768,   2459782882897626,  14
0.834, 1.0334,   84940341591476,   3840227380572051,  16
0.836, 1.0336,  134297993416626,   6019138705208600,  20
0.838, 1.0338,  213160015066183,   9471701111080364,  25
0.840, 1.0340,  339642738172183,  14963625736838138,  34
0.842, 1.0342,  543274064245187,  23733398151012440,  48
0.844, 1.0344,  872359177353717,  37791687470272000,  71
0.846, 1.0346,  1406212953765185,  60415026521358680,  107
0.848, 1.0348,  2275547616871133,  96962779435975968,  166
0.850, 1.0350,  3696574899554191,  156234028514120320,  261
0.852, 1.0352,  6028253644310502,  252729421201651330,  417
0.854, 1.0354,  9868738126916884,  410435288085595200,  670
0.856, 1.0356, 16218456061272692,  669177669855087620, 1087
0.858, 1.0358, 26756841406970728, 1095330540320205100, 1772
0.860, 1.0360, 44313628119195720, 1799927987188441600, 2906
0.862, 1.0362, 73674394899432720, 2969411728913809400, 4787
0.864, 1.0364, 122962398911646820, 4918019652752369700, 7922
0.866, 1.0366, 206017557769691010, 8177373924337254400, 13166
0.868, 1.0368, 346506970670439620, 13650244481567543000, 21971
0.870, 1.0370, 585053022947915780, 22875426959279350000, 36813
0.872, 1.0372, 991639156423879810, 38485704027517755000, 61928

1行目の 0.000000e+000 は、時刻1.0000秒に定常状態になってるかを確認するために、
その時刻の核分裂数と0.0010秒前の核分裂数の差を出力したもので、0ですからそうなってるということです。

2行目以降の出力は、核分裂による熱で温度がどのように上がって行くかを出力した物です。
出力項目は、左から順に以下のとおりです。
 ・核分裂1回あたりの増倍率が大きくなり始めてからの、経過時間(単位:秒)
 ・核分裂1回あたりの増倍率
 ・核分裂数(その時刻に起こる核分裂数)
 ・核分裂数の累計
 ・温度(対流等で熱が逃げなかったときの温度)
もし、すべての時刻について出力すると膨大な量になるので、
温度が11℃以上になってから、50000℃を超えたときまでを、0.002秒毎にとびとびに出力しています。

結果を見ると、使用済燃料(水の中にある)は、
0.500秒→0.826秒の0.326秒間に、自分自身を1度上げる熱を出し(10℃を11℃まで上げる熱量)、
0.826秒→0.844秒の0.018秒間に、自分自身を70度上げる熱を出し(11℃を71℃まで上げる熱量)、
0.844秒→0.864秒の0.020秒間に、自分自身を7851度上げる熱を出す(71℃を7922℃まで上げる熱量)
ということがわかります(増倍率が1を超えるのは0.5秒後だから、0.5秒後から熱を出し始める)。
使用済燃料が気化することは、わかると思います。

■対流で熱が除去されるからこんなに高い温度にならない、と思うかもしれませんが、
たったの0.020秒間に170kgを7851度上げる熱が出て来ることに対しては、対流の効果は焼け石に水です。
対流の効果は無視できます。

■水が気化すると、燃料の間隔が狭くなって行く動きを、水蒸気の膨張力で食い止めて拡張に転じ、増倍率が下がる
と思うかもしれませんが...
見てください、100℃あたりからの急激な温度上昇を。
水が気化する100℃になってから、燃料が気化する4200℃まで、0.018秒しか掛かっていません。
たった0.018秒で、燃料の間隔が狭くなって行く動きを食い止められると思いますか?

もしこれが、4200℃ではなく1億℃になるまでに食い止められるか、という話なら、
数千万℃の物凄い膨張力で0.018秒以内に食い止めて拡張に転じ、増倍率が下がって1億℃にならないでしょうが、
論じてるのは4200℃になるかです。たかが100℃〜4200℃の膨張力で0.018秒以内に食い止めるのは無理でしょう。

水蒸気の膨張力の効果も無視できます。

■水中に気泡が出来て、水の密度が下がって中性子の減速が不充分になるために、増倍率が下がる
と思うかもしれませんが...

気泡が出来た瞬間は、密度は周りの水と同じで、いきなり気体のスカスカな密度になるわけじゃない。
スカスカな密度になるには、膨張しないといけないけど、膨張するには、
周りの水を押しのけないといけない、当然、押しのけた水が行く先にある水も押しのけないといけない、
トコロテン式に水面まで押しのけて行かないといけない。
この押しのけが、たったの0.018秒間で完了すると思いますか?
0.018秒間では、むしろ、ほとんど膨張できず、密度も大して下がらず、中性子の減速も不充分にはならず、
増倍率(核分裂1回あたりの、核分裂数の増倍率)も大して変わらないと思います。

気泡による増倍率低下の効果も無視できます。

■要するに、100℃になってから4200℃になるまでの時間が、短か過ぎるのです。

もしラックの一部が壊れたら、燃料の間隔にバラツキが出来る、広くなる場所と狭くなる場所が出来る。
狭くなる場所では、燃料が連鎖反応を起こして上図の温度上昇をして気化してしまうとわかるでしょう。

水素爆発では水中にあるラックは絶対に壊れない、と言い切る人達が居るけど、
本当にそうなのかわからないでしょう。
水面での爆発は場所によって不均一、水面を押し下げる力も場所によってバラバラ。
圧力の高い場所の水面が、下の水を水平方向に押しのけながら下がって、圧力の低い場所が盛り上がる
一瞬後には、圧力が変わってその逆のことが起こる、場所によってバラバラに起こる。
水は水平方向に小刻みに動かされる。動く距離は短くても急激に左右に振動する感じで動く、
そういうことが起こるかもしれないでしょう。
水素爆発では水中にあるラックが壊れたかどうかは、そこの画像を見ない限り、わからないのです。

そこの画像を公開させることは必須なのです。
未だに見せないままが通用してることの方がおかしい!


3. 地下爺[1403] km6Jupbq 2018年1月18日 12:40:04 : Dqz8YaM4Ws : Z0KVA48O600[50]

    チェルノブイリの事故ではどうなんでしょうね。

    昔 みた TVでは 基本立ち入り禁止のままだったような

    気がする。 高齢 の ご夫婦 が 一組 許されていた

    ようだった が 。。。


  


4. 2018年1月18日 23:17:43 : zbYsN6mQWQ : duwqr1hYiso[6]
>>3.

有名なのは「The Babushkas of Chernobyl」ですね

http://putlockers.fm/watch/zdKLAQv1-the-babushkas-of-chernobyl.html

https://www.pri.org/stories/2016-04-26/30-years-after-chernobyl-these-ukrainian-babushkas-are-still-living-their-toxic

排除区域に留まっていた女性は、一般に離れていた隣人よりも長生きしているという。


5. 2018年1月19日 01:18:16 : cdXh2UUuhU : oZJ_DFbNp@A[17]
/
アフリカ人でもHIV感染してもエイズを発症しないグループが居る。
彼女らはHIVの型が合わない遺伝子を持っているので、発症しない。

この女性らは今まで生きている=生き延びた=のは、得意な体質だから
でしょうね。

夫が妻の数十倍も内部被爆しても夫は健康そのもの、妻は甲状腺がんか
ら腎臓癌、肺がん、脳腫瘍など7〜8年おきに手術・入院の繰り返し。
夫は特異体質なんでしょう。

問題は、平均値の話だから、戻るべきではない。

 ===============


★【 どうせ田舎は全滅するだけだぁべぇさ!!】★

 
 2050年の予測が公表され「小学校」数では一昨年で19800校が
6500校に減少する。
酷いのは、情報弱者で有名な田舎・・・・

県 名    残存率

青 森   12.7%
島 根   10.7%
高 知   11.3%
和歌山   11.3%

中学校は全国で9500→→→3100に減る。

 ==============


★:昨年の橋の撤去数は【 9000 】個以上

 田舎の橋はボロボロで、実はこの数倍は撤去が必要だが反対で出来ない。
どうせ2040年にはほぼ絶滅してる田舎などに税金を捨てる意味が無い。
どんどん潰して、選択と集中、集約化・・・を急ぐべきだぁ。

 水道管、道路、建物、ガス、橋、電線・・・・全てが耐用年数を迎える。

駄目な田舎は存在そのものが無駄だから、さっさと潰して引っ越しさせれ
ばいい。

 ==============

もともと能力が無かった田舎者。(出来る人も僅かには居るが)
交付金バラマキの麻薬で一時的な夢を見ただけで、潰れる事こそが分相応。

潰して潰して、都市に引っ越しさせ、田舎は草原にでもすればいい。

空き家ももうじき、1、000万軒を越すだろうし、街でも集約化すべき。

 ============

311の2年前からNHKで20mの巨大津波が襲来との再放送を繰り返し
流しても、このザマ・・・

世界中から“ジャパン・ナッシング”=終わった・・・と10年前からコケ
にされて来た日本。
下らない五輪騒ぎや、リニアごっこた、越後屋バラマキをしてる場合じゃない。

しかも、これに、震災塗れになるんだから、さぁ〜〜大変・・・!!!



6. 2018年1月19日 20:39:43 : ROcYmOLaKE : cum9ySKD6uM[63]
計算で使っていた比熱と質量が間違っていた(調査不足)ので、訂正します
(ウランの比熱を使っていた(正しくは酸化ウラン)。被覆管の質量を軽視し無視していた(ウランの0.76倍もあり要加算))。

訂正した結果は以下のとおりです。
訂正前と比べ、全体的に0.006秒後ろにずれてるだけで、100℃になってから4200℃までの時間もそのままです。

====================================================================================================

■ここで、平常時の状態から、突然、燃料の間隔が狭まり始め、
核分裂1回あたりの増倍率が、0.0001秒に0.00001ずつ大きくなって行った(0.1秒で0.01上がるペース)ときに
使用済燃料が気化するか推測します。
それを推測するため、元の温度を10℃として、使用済燃料が連鎖反応を起こして熱を出すことで、
その使用済燃料を含んでる燃料集合体全体の温度がどう上がって行くかを求めます。

それを求めるために、下図のC言語プログラムを作りました。

#include <stdio.h>

#define RatioUpStartTime 10000

int main(int argc, char* argv[])
{
  double vNum[0x400], ratio, num, cumulat, temperat;
  int  t, ratio100000, passedTime;

  for (t = 0; t < 0x400; t++) vNum[t] = 0;
  ratio100000 = 95000;
  cumulat = 0;
  t = 0;
  while (1){
    ratio = (double)ratio100000 / 100000;
    num = vNum[(t - 1) & 0x3FF] * ratio * 0.99 + vNum[(t - 1000) & 0x3FF] * ratio * 0.01;
    if ((t % 10) == 0) num += 1;
    vNum[t & 0x3FF] = num;
    cumulat += num;
    temperat = 10 + 0.000000000032 * cumulat / (234 * 170 + 285 * 130);
    if (t == RatioUpStartTime) printf("%8e\n\n", (vNum[t & 0x3FF] - vNum[(t - 10) & 0x3FF]));
    if (temperat >= 11 && (t % 20) == 0){
      passedTime = t - RatioUpStartTime;
      printf("%.3f, %.4f, %19.0f, %21.0f, %7.1f\n", ((double)passedTime/10000), ratio, num, cumulat, temperat);
      if (temperat >= 50000) break;
    }
    if (t >= RatioUpStartTime) ratio100000++;
    t++;
  }

  return 0;
}

核分裂は必ず0.0001秒間隔でとびとびにまとまって起こるとして、各時刻の核分裂数を求めています
(0.0001秒間隔でとびとびにまとまって起こるこも理論上あり得る可能性の1つだから、全可能性の代表としてこれを求める)。
期待値を求めているので、個数と言えども小数点以下まで求めています。

初期状態を核分裂数0とし、時刻0.0000秒で自発的核分裂(ウラン238が起こす)が1個加わって核分裂の連鎖が始まり、
その後も自発的核分裂が核分裂の連鎖に、0.001秒ごとに1個ずつ加わって行くとして、求めています。

初めは、核分裂数(の期待値)が減り続けては、自発的核分裂の1個が加わって、減り始める前より少し多くなる、
という過渡期が続きますが、やがて、
減り始める前と全く同じ値になる、つまり0.001秒周期で同じパターンを繰り返す、定常状態になります。

時刻1.0000秒では、定常状態になっていますから、
時刻1.0000秒から、核分裂1回あたりの増倍率を、0.0001秒ごとに0.00001ずつ大きくして行っています。

上図のプログラムを実行した結果が下図です。

0.000000e+000

0.832, 1.0332,   53931128218768,   2459782882897626,  11.0
0.834, 1.0334,   84940341591476,   3840227380572051,  11.6
0.836, 1.0336,   134297993416626,   6019138705208600,  12.5
0.838, 1.0338,   213160015066183,   9471701111080364,  13.9
0.840, 1.0340,   339642738172183,   14963625736838138,  16.2
0.842, 1.0342,   543274064245187,   23733398151012440,  19.9
0.844, 1.0344,   872359177353717,   37791687470272000,  25.7
0.846, 1.0346,  1406212953765185,   60415026521358680,  35.2
0.848, 1.0348,  2275547616871133,   96962779435975968,  50.4
0.850, 1.0350,  3696574899554191,  156234028514120320,  75.1
0.852, 1.0352,  6028253644310502,  252729421201651330,  115.3
0.854, 1.0354,  9868738126916884,  410435288085595200,  180.9
0.856, 1.0356,  16218456061272692,  669177669855087620,  288.7
0.858, 1.0358,  26756841406970728,  1095330540320205100,  466.2
0.860, 1.0360,  44313628119195720,  1799927987188441600,  759.7
0.862, 1.0362,  73674394899432720,  2969411728913809400, 1246.8
0.864, 1.0364, 122962398911646820,  4918019652752369700, 2058.4
0.866, 1.0366, 206017557769691010,  8177373924337254400, 3415.9
0.868, 1.0368, 346506970670439620, 13650244481567543000, 5695.4
0.870, 1.0370, 585053022947915780, 22875426959279350000, 9537.7
0.872, 1.0372, 991639156423879810, 38485704027517755000, 16039.4
0.874, 1.0374, 1687279272340693200, 65002545427683566000, 27083.8
0.876, 1.0376, 2882005579333742100, 110220215516628650000, 45917.2
0.878, 1.0378, 4941705748992007200, 187625294419478540000, 78156.7

1行目の 0.000000e+000 は、時刻1.0000秒に定常状態になってるかを確認するために、
その時刻の核分裂数と0.0010秒前の核分裂数の差を出力したもので、0ですからそうなってるということです。

2行目以降の出力は、核分裂による熱で温度がどのように上がって行くかを出力した物です。
出力項目は、左から順に以下のとおりです。
 ・核分裂1回あたりの増倍率が大きくなり始めてからの、経過時間(単位:秒)
 ・核分裂1回あたりの増倍率
 ・核分裂数(その時刻に起こる核分裂数)
 ・核分裂数の累計
 ・燃料集合体全体の温度(対流等で熱が外に逃げなかったときの温度)
もし、すべての時刻について出力すると膨大な量になるので、
温度が11℃以上になってから、50000℃を超えたときまでを、0.002秒毎にとびとびに出力しています。

結果を見ると、使用済燃料(水の中にある)は、自分自身を含んでる燃料集合体全体の温度を、
0.500秒→0.832秒の0.332秒間に1度上げる熱を出し(10℃を11℃まで上げる熱量)、
0.832秒→0.850秒の0.018秒間に64度上げる熱を出し(11℃を75℃まで上げる熱量)、
0.850秒→0.868秒の0.018秒間に5620度上げる熱を出す(75℃を5695℃まで上げる熱量)
ということがわかります(増倍率が1を超えるのは0.5秒後だから、0.5秒後から熱を出し始める)。
使用済燃料が気化することはわかると思います。


7. 2018年1月20日 21:24:06 : WWB8sKKStk : d7yxoXcuAyo[22]
>>2.
即発中性子と遅発中性子が入り乱れて連鎖する様を表した図が、空白が□で描かれてて見辛いから、描き直します。

========================================================================================

猛毒を含んでる爆発物の保管場所(3号機プール)あたりで爆発があったのに、
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
未だにその保管場所の画像を隠蔽したまま理屈だけでごり押し続けて来る態度をとり続けられると、
「その理屈を、なぜ画像を隠蔽したまま、言って来るんだ?」と不信に思うだろう。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/

水の中にある使用済燃料は爆発物です。
ネット上では、原発マフィアの工作員と思われる連中が、
原発燃料では核分裂を誘発するのは遅発中性子だけだから温度は絶対にゆっくりとしか上がらないとか
原発燃料では絶対に遅発臨界しか起きないから温度はゆっくりとしか上がらないとか
という嘘っパチを広めていますが、自分の命にかかわる住民は騙されない。
なぜ、それが嘘で、原発燃料でも間隔が詰まって増倍率が上がると強烈な連鎖反応を起こすのか、説明します。

臨界は常に、即発中性子による誘発と、遅発中性子による誘発の、両方が入り乱れて連鎖して行く。
図で描くと以下のとおり(核分裂1回当たりの、核分裂数の増倍率が 1.001 の場合)

               →→→→→→→→→→遅発中性子→
            /                                  \            /
100000個分裂⇒‥‥⇒109944個分裂⇒⇒即発中性子⇒⇒109954個分裂⇒‥‥⇒120888個分裂
                  /            \                                  /
                                   →遅発中性子→→→→→→→→→→

 ̄0. 0000秒 ̄ ̄‥‥ ̄ ̄0. 0999秒 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄0. 1000秒 ̄ ̄‥‥ ̄ ̄0. 1999秒 ̄

0.0001秒ごとに 1.0000949 倍ずつ増えて行ってる。

1.0000949 倍ずつと言える理由は、
増倍率 1.001 の場合の話をしてるのだから、
時刻 0.0999秒 の核分裂では、
即発中性子が誘発する個数と遅発中性子が誘発する個数の合計は 109944×1.001 になってる筈。
即発中性子が誘発する個数と遅発中性子が誘発する個数の比率は常に99%と1%だから、
即発中性子が誘発する個数 = 109944×1.001×0.99、
遅発中性子が誘発する個数 = 109944×1.001×0.01。
時刻 0.1000秒 に核分裂させられる個数は、
即発中性子で核分裂させられる個数 = 109944×1.001×0.99 、
遅発中性子で核分裂させられる個数 = 100000×1.001×0.01 (0.1秒前の核分裂が出す物が当たるから)
と合計した個数になるから 109954個。
109944個 の 1.0000949倍 も 109954個。2者が一致するように、0.0001秒ごとに 1.0000949 倍になるのです。

これが、両方が入り乱れて連鎖して行く、の意味です。

もし、増倍率が 0.0001秒に0.00001ずつ大きくなって行った(0.1秒で0.01上がるペース)場合、
使用済燃料は、0.05秒後に連鎖反応を起こし始め、0.868秒後に5000℃を超えて気化し、猛毒諸共飛散します。


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