猛毒が含まれる爆発物の保管場所(3号機プール)あたりで爆発があったのに、 未だにその保管場所の画像を隠蔽したまま理屈だけでごり押し続けて来る態度をとり続けられると、 「その理屈を、なぜ画像を隠蔽したまま、言って来るんだ?」と不信に思うだろう。 http://fukushimadisasternote.1apps.com/ 公開されてるのは瓦礫が邪魔で3%しか見えない頃の画像だけだ。残り97%の画像は未だに隠蔽。水の中にある使用済燃料は爆発物です。 燃料プールは平常時の時点で、核分裂1回当たりの、核分裂数の増倍率が 0.95 倍もある。 制御棒が刺さってないから、ウラン235の純度が低く間隔が広いにもかかわらず、そうなるのです。 しかも、間隔が広いから、もしラックが壊れたら密集度が1割上がる場所が出来てもおかしくない。 その場所では増倍率が1.05倍になるから、強烈な連鎖反応を起こして燃料が一瞬で気化します(爆発)。 ネット上では、原発マフィアの工作員と思われる連中が、 原発燃料では核分裂を誘発するのは遅発中性子だけだから温度は絶対にゆっくりしか上がらないとか、 原発燃料では絶対に遅発臨界しか起きないから温度はゆっくりしか上がらないとか という嘘っパチを広めていますが、自分の命にかかわる住民は騙されない。 なぜそれが嘘っパチで、増倍率が1.05倍になったら強烈な連鎖反応を起こすのか説明します。 この説明を読めば、使用済燃料が爆発して猛毒がばら撒かれていてもおかしくない、とわかる。 未公開の550体分の保管場所の画像を見ない限り、ばら撒かれてないと言い切れるわけがないとわかる。 臨界は常に、即発中性子による誘発と、遅発中性子による誘発の、両方が入り乱れて連鎖して行く。 図で描くと以下のとおり(核分裂1回当たりの、核分裂数の増倍率が1.001倍の場合) □□□□□□□→→→→→→→→→→→遅発中性子→ □□□□□□/□□□□□□□□□□□□□□□□□\□□□□□□/ 100000個分裂⇒‥‥⇒109944個分裂⇒⇒即発中性子⇒⇒109954個分裂⇒‥‥⇒120888個分裂 □□□□□□□□□/□□□□□□\□□□□□□□□□□□□□□□□□/ □□□□□□□□□□□□□□□□□→遅発中性子→→→→→→→→→→→  ̄0.0000秒 ̄ ̄‥‥ ̄ ̄0.0999秒 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄0.1000秒 ̄ ̄‥‥ ̄ ̄0.1999秒 ̄ [注] □は空白のつもり。本当に空白を書くと位置がずれて図が崩れるから□を書いてる。 0.0001秒ごとに 1.0000949 倍ずつ増えて行ってる。 1.0000949 倍ずつと言える理由は、 時刻 0.0999秒 の核分裂では、 即発中性子が誘発する個数+遅発中性子が誘発する個数 = 109944×1.001 で、 即発中性子が誘発する個数と遅発中性子が誘発する個数の比率は常に99%と1%だから、 即発中性子が誘発する個数 = 109944×1.001×0.99、 遅発中性子が誘発する個数 = 109944×1.001×0.01 時刻 0.1000秒 に核分裂させられる個数は、 即発中性子で核分裂させられる個数 = 109944×1.001×0.99 、 遅発中性子で核分裂させられる個数 = 100000×1.001×0.01 (0.1秒前の核分裂が出す物が当たるから) で、109954個。 109944個 の 1.0000949倍 である 109954個 と一致し、辻褄が合ってる。 これが、両方が入り乱れて連鎖して行く、の意味です。 ■ここで、平常時の状態から、突然、燃料の間隔が狭くなり始め、 核分裂1回あたりの増倍率が、0.0001秒に0.00001ずつ大きくなって行った(0.1秒で0.01上がるペース) ときに燃料が気化するか推測するために、元の温度を10℃として温度がどう上がって行くか求めます。 それを求めるために、下図のC言語プログラムを作りました。 #define RatioUpStartTime 10000 int main(int argc, char* argv[]) { double vNum[0x400], ratio, num, cumulat, temperat; int t, ratio100000, passedTime; for (t = 0; t < 0x400; t++) vNum[t] = 0; ratio100000 = 95000; cumulat = 0; t = 0; while (1){ ratio = (double)ratio100000 / 100000; num = vNum[(t - 1) & 0x3FF] * ratio * 0.99 + vNum[(t - 1000) & 0x3FF] * ratio * 0.01; if ((t % 10) == 0) num += 1; vNum[t & 0x3FF] = num; cumulat += num; temperat = 10 + cumulat * 0.000000000032 / 117 / 170; if (t == RatioUpStartTime) printf("%8e\n\n", (vNum[t & 0x3FF] - vNum[(t - 10) & 0x3FF])); if (temperat >= 11 && (t % 20) == 0){ passedTime = t - RatioUpStartTime; printf("%.3f, %.4f, %18.0f, %20.0f, %5.0f\n", ((double)passedTime/10000), ratio, num, cumulat, temperat); if (temperat >= 50000) break; } if (t >= RatioUpStartTime) ratio100000++; t++; } return 0; } 核分裂は必ず0.0001秒間隔でとびとびにまとまって起こるとして、各時刻の核分裂数を求めています (0.0001秒間隔でとびとびにまとまって起こるこも理論上あり得る可能性の1つだから、全可能性の代表としてこれを求める)。 期待値を求めているので、個数と言えども小数点以下まで求めています。 初期状態を核分裂数0とし、時刻0.0000秒で自発的核分裂が1個加わって核分裂の連鎖が始まり、 その後も自発的核分裂が核分裂の連鎖に、0.001秒ごとに1個ずつ加わって行くとして、求めています。 初めは、核分裂数(の期待値)が減り続けては、自発的核分裂の1個が加わって、減り始める前より少し多くなる、 という過渡期が続きますが、やがて、 減り始める前と全く同じ値になる、つまり0.001秒周期で同じパターンを繰り返す、定常状態になります。 時刻1.0000秒では、定常状態になっていますから、 時刻1.0000秒から、核分裂1回あたりの増倍率を、0.0001秒ごとに0.00001ずつ大きくして行っています。 上図のプログラムを実行した結果が下図です。 0.000000e+000 0.826, 1.0326, 14128804162749, 661957863584922, 11 0.828, 1.0328, 21995552800056, 1021250767736522, 12 0.830, 1.0330, 34375288880186, 1581812138178609, 13 0.832, 1.0332, 53931128218768, 2459782882897626, 14 0.834, 1.0334, 84940341591476, 3840227380572051, 16 0.836, 1.0336, 134297993416626, 6019138705208600, 20 0.838, 1.0338, 213160015066183, 9471701111080364, 25 0.840, 1.0340, 339642738172183, 14963625736838138, 34 0.842, 1.0342, 543274064245187, 23733398151012440, 48 0.844, 1.0344, 872359177353717, 37791687470272000, 71 0.846, 1.0346, 1406212953765185, 60415026521358680, 107 0.848, 1.0348, 2275547616871133, 96962779435975968, 166 0.850, 1.0350, 3696574899554191, 156234028514120320, 261 0.852, 1.0352, 6028253644310502, 252729421201651330, 417 0.854, 1.0354, 9868738126916884, 410435288085595200, 670 0.856, 1.0356, 16218456061272692, 669177669855087620, 1087 0.858, 1.0358, 26756841406970728, 1095330540320205100, 1772 0.860, 1.0360, 44313628119195720, 1799927987188441600, 2906 0.862, 1.0362, 73674394899432720, 2969411728913809400, 4787 0.864, 1.0364, 122962398911646820, 4918019652752369700, 7922 0.866, 1.0366, 206017557769691010, 8177373924337254400, 13166 0.868, 1.0368, 346506970670439620, 13650244481567543000, 21971 0.870, 1.0370, 585053022947915780, 22875426959279350000, 36813 0.872, 1.0372, 991639156423879810, 38485704027517755000, 61928 1行目の 0.000000e+000 は、時刻1.0000秒に定常状態になってるかを確認するために、 その時刻の核分裂数と0.0010秒前の核分裂数の差を出力したもので、0ですからそうなってるということです。 2行目以降の出力は、温度がどのように上がって行くかを出力した物です。 出力項目は、左から順に以下のとおりです。 ・核分裂1回あたりの増倍率が大きくなり始めてからの、経過時間 ・核分裂1回あたりの増倍率 ・核分裂数(その時刻に起こる核分裂数) ・核分裂数の累計 ・温度 すべての時刻について出力すると膨大な量になるので、 温度が11℃以上になってから、50000℃を超えたときまでを、0.002秒毎にとびとびに出力しています。 見てください、100℃あたりからの急激な上昇を。 水蒸気による膨張力が働き始める100℃になってから、燃料が気化する4200℃まで、0.02秒掛かっていません。 もし数千万℃あれば、燃料の間隔が狭くなって行くのを凄い膨張力で0.02秒以内に停めて押し拡げるでしょうが、 たかが100℃〜4200℃では、狭くなって行くのを0.02秒以内に停めるのは無理でしょう。 もしラックの一部が壊れたら、燃料の間隔にバラツキが出来る、広くなる場所と狭くなる場所が出来る。 狭くなる場所では、燃料が連鎖反応を起こして上図の温度上昇をして気化してしまうとわかるでしょう。 水素爆発では水中にあるラックは絶対に壊れない、と言い切る人達が居るけど、 本当にそうなのかわからないでしょう。 水面での爆発は場所によって不均一、水面を押し下げる力も場所によってバラバラ。 圧力の高い場所の水面が、下の水を水平方向に押しのけながら下がって、圧力の低い場所が盛り上がる 一瞬後には、圧力が変わってその逆のことが起こる、場所によってバラバラに起こる。 水は水平方向に小刻みに動かされる。動く距離は短くても急激に左右に振動する感じで動く、 そういうことが起こるかもしれないでしょう。 水素爆発では水中にあるラックが壊れたかどうかは、そこの画像を見ない限り、わからないのです。 そこの画像を公開させることは必須なのです。 未だに見せないままが通用してることの方がおかしい!
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