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福島のリンゴ産地の葬式は12.1%増、相馬は別
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2354.html
2017/11/24(金) 20:18:06 めげ猫「タマ」の日記
農水省の統計を見ると(1)、福島のリンゴは福島市、伊達市、須賀川市の3市で大部分を生産しています。食べて大丈夫か不安なので、葬式数を集計してました。
近々の1年(2016年11月〜17年10月) 5,004人
事故前1年(2009年11月〜10年10月) 4,465人
で12.1%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら5億分の1です。同じ福島でもリンゴの産地ではない相馬地方では
近々の1年(2016年11月〜17年10月) 1,471人
事故前1年(2009年11月〜10年10月) 1,390人
で、少し増えていますが統計的な差はありません。
福島のモモの生産量は29,300トンで全国2位ですが、リンゴも27,600トンを生産しており(2)モモだけでなくリンゴの栽培も盛んです。以下に福島の市町村別のリンゴの生産量を示します。
※(1)を集計
図―1 福島のリンゴの生産量
図に示す様に福島市、伊達市、須賀川市で大部分を示します。
※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で11月1日時点に換算
※2 避難区域は(5)による
※3 相馬地方の範囲は(6)による。
図−2 福島のリンゴ産地と相馬地方
図に示す通り福島のリンゴ産地は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域が広がっています(7)。福島のリンゴは汚染されたエリアで作られています。
福島の農協の直売所ではカフェの新メニューにリンゴジュースが登場したり、リンゴの皮むき大会が行われました(8)。福島はリンゴの季節です。
福島県は福島産リンゴは「安全」だと主張しています(9)。でも、2011年2月に福島県は福島第一原発3号機は「安全」だと発表しました(10)。でも翌月には大爆発です。信じて良いか分かりません。不安なので、(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。
リンゴ産地とそうでない所の保健データを比較して、差がなければ「安全」、差がでれば「安全」とは言えないです。以下に福島、伊達、須賀川3市の各年11月から翌年10月まで1年間の葬式(死者)数を示します。
※1(11)を集計
※2 震災犠牲者は(12)による。
図―3 福島・リンゴ産地の葬式(死者)数
図に示しように福島のリンゴ産地では葬式(死者)数が増えています。
近々の1年(2016年11月〜17年10月) 5,004人
事故前1年(2009年11月〜10年10月) 4,465人
で12.1%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら3千万分の1です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果
※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(13)による。
以下にリンゴの産地では無い飯舘村を除く相馬地方の葬式(死者)数を示します。
※1(11)を集計
※2 震災犠牲者は(12)による。
図―4 福島・相馬地方(飯舘村を除く)の葬式(死者)数
同じ福島でもリンゴの産地ではない相馬地方では
近々の1年(2016年11月〜17年10月) 1,471人
事故前1年(2009年11月〜10年10月) 1,390人
で、少し増えていますが統計的な差はありません。飯舘村は避難地域になり今年3月末に避難指示が解除されたばかりで(5)、ほとんどの住民が今も村外に避難したまま(14)なので集計対象から除外しました。
リンゴの産地では無い相馬地方では葬式(死者)は増えていませんが、福島のリンゴ産地では葬式が増えています。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島のリンゴは白雪姫のリンゴか否かは議論があるかもしれませんが、福島のリンゴ産地はリンゴ以外にも福島を代表する農作物が栽培されています。福島県はモモ、ナシ、キュウリなどを福島を代表しする農産物としています(15)。農水省の発表によれば(1)、モモは福島市が1位、伊達市が2位、ナシは福島市が1位、須賀川市が2位、キュウリは須賀川市が1位、伊達市が2位です。福島のリンゴ産地は福島を代表する他の農作物の産地でもあります。そんな訳で(=^・^=)はリンゴに限らず、「買わない」「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
福島県本宮市には大手ビールメーカーの工場があります(16)。図―2に示すようにビール工場の回りでも国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超えて(7)います。福島では汚染された場所でビールが作られています。
※(16)を引用
図―5 福島県本宮市のビール工場
当該のピール工場では清冽な福島の水に恵まれ、選び抜かれた原料と世界のビール業界をリードする技術で、最高の品質のビールがつくられているそうです(16)。(=^・^=)の印象ですが大変に美味しいので、事故前は良く飲んでいました。でも、事故後は当該メーカーのビールは一口も口にしていません。これは福島の皆様も同じなど思います。福島県本宮市のスーパーのチラシには当該ビール工場のメーカーのビールはありません。
※(17)を引用
図―6 福島県内にビール工場をもつメーカーのビールが無い福島県本宮市のスーパーのチラシ
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2354.html
(1)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次2006年中の「10 果樹 、⇒福島県⇒Excel」
(2)福島県の果物ランキング
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)構成市町村 | 相馬地方広域市町村圏組合
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)農産物直売所 みらい百彩館「んめ〜べ」 – JAふくしま未来 直売所「んめ〜べ」のブログ
(9)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(10)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(11)福島県の推計人口(平成29年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(12)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(13)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(14)平成29年11月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(15)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(16)アサヒビール福島工場 - 本宮市公式ウェブサイト
(17)本宮店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール
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