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【福島第1原発事故】原発避難者訴訟 千葉で報告集会 「こんな判決おかしい」…国の責任認めぬ判決に不満続出
http://news.livedoor.com/article/detail/13659556/
2017年9月25日 11時0分 産経新聞
判決が言い渡される前、千葉地裁へ向かう原告ら=千葉氏中央区
「こんな判決はおかしい」。
千葉地裁で22日に判決が言い渡された東京電力福島第1原発事故避難者の集団訴訟で、阪本勝裁判長は東電の責任を認め、総額約3億7600万円の損害賠償の支払いを命じる一方、国の責任については認めなかった。閉廷後、弁護団と原告は県弁護士会館(千葉市中央区)で行った支援者らへの報告集会と記者会見では、判決内容に不満を訴える声が次々とあがった。(橘川玲奈、長谷裕太)
判決では、原告が求めていた「ふるさと喪失慰謝料」の一部を認めるなど踏み込んだ部分もあったが、東電と国の責任を認めた前橋地裁判決と異なる判断に、失望を声が渦巻いた。
閉廷後の午後2時半から行われた報告集会。弁護団が判決内容を支援者や法廷に入れなかった原告らに説明。弁護団の滝沢信事務局長が、判決骨子を読み上げると参加者からため息やすすり泣く声が漏れた。
原告で、福島県浪江町から鎌ケ谷市を経て、長野県飯綱町に避難した瀬尾誠さん(65)は「賠償額には納得がいかないが、もらわないと生活の再スタートが切れない」と悔しさをにじませた。
約2時間の集会の最後には、滝沢事務局長が原告や弁護団などを代表して、声明を発表。「国の法的責任を認めさせることや、本日の判決で不十分だった損害賠償認容額の是正のために控訴することも含め、被害の完全賠償が実現するまで、今後とも総力を挙げて闘う」と宣言。参加者から拍手が起こった。
続いて行われた記者会見でも、登壇した弁護団や原告は一様に厳しい表情。原告団代表の遠藤行雄さん(84)は「まさかこんな判決になるとは思わなかった」と肩を落とした。前橋判決を受け、千葉でも国と東電の責任が認められると確信していたといい、「これで終わりではない。控訴して、改めて頑張っていきたい」と語気を強めた。
夫と娘2人で福島県南相馬市から八街市などに避難し、一家で原告団に加わった斎藤美智子さん(56)。2年前、ともに闘っていた義母は判決を聞くことなく亡くなった。想定外だった国の責任を認めない判決に「学校で習った三権分立。政府と司法は分かれていると思っていた」と声を詰まらせ、原告らにとっては苦い1日となったことを印象づけた。
【福島第1原発事故】「こんなことでは終われない」87歳男性 今後も闘い続ける姿勢
http://news.livedoor.com/article/detail/13659570/
2017年9月25日 11時0分 産経新聞
「がっかりだ」。
原告団の1人で、福島県浪江町から鎌ケ谷市に避難し、現在は横浜市に住む男性(87)は怒りを隠さずにこう語った。事故で故郷を失い、現在まで続く苦しみの救済を司法に求めたが、満足のいく結果ではなかった。
男性は同町に代々続く家の生まれ。第二次世界大戦で学校教師だった父と次兄は開拓団員として旧満州に渡り、その後死亡。海軍に入隊した長兄も戦死。父と2人の兄という働き手を失った一家は終戦後、貧困に苦しみ、「私が家を守り家族を養わなければならなかった」と振り返る。
そのため稲作や養蚕などでありとあらゆることに脇目もふらず働いた。地域の発展のため、区長を4期8年、町議を4期16年つとめた。「地域のため、私なりに大変努力した」。戦争で失った父や兄、地域の戦没者のために町戦没者遺族会会長も約20年つとめてきた。
国のために亡くなった父や兄と同様に、事故前は地域の発展のために、国や東電が「絶対安全安心」として推進する原発を「信じてきた」と話す。
だが、絶対安全安心だったはずの福島第1原発で事故が起き、先祖から受け継ぎ、自身も発展のために尽くした故郷を離れることを余儀なくされた。現在も帰還困難区域に指定されている自宅には、今も家族の遺品などが眠り、持ち帰ることは叶わぬままだ。
「築き守ってきた財産の全てを失い、生きがいだった稲作もできない」と言葉に悔しさをにじませる。
今年3月末に浪江町は旧避難指示解除準備区域と旧居住制限区域が解除されたが、町の面積の大半は帰還困難区域のままで、解除された地域も帰還者はわずかで、事故前の風景は戻っていないという。
事故で受けた苦悩を「生涯決して消えることのない」として、約4年間闘い続けてきた。
迎えた判決日。男性は判決前には穏やかな表情を浮かべていた。しかし判決を聞き、顔には強い怒りがにじんだ。
「三権分立を信じていたのに、裁判官は行政にベッタリの判決をした」と痛烈に批判。今後も故郷を取り戻すため、「こんなことでは終われない」と、法廷で闘い続ける姿勢をみせた。(長谷裕太)
産経でも政府に批判的な論調の記事書くんやな、ちょっと安心したわ。
― 例の件 (@konohageeeee) 2017年9月23日
【福島第1原発事故】原発避難者訴訟 千葉で報告集会 「こんな判決おかしい」…国の責任認めぬ判決に不満続出 https://t.co/TT39NNgHGf
【福島第一原発事故】「こんなことでは終われない」87歳男性 今後も闘い続ける姿勢 - 産経ニュース
― 尖り森 (@togarimori7) 2017年9月23日
時の総理大臣が 国家の首長としての仕事を怠らなければ、福島第1原発も第2と同様に炉心溶融を防ぐ事ができた。
https://t.co/GUDfAB4ksf
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