http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/709.html
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「東電 2号機 格納容器の放射線量を大幅訂正」 (NHK 2017/7/28)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20170728/0457_2gouki.html
福島第一原子力発電所2号機でことし1月から2月にかけて行われた調査で東京電力は、格納容器の内部で1時間あたり最大でおよそ650シーベルトと極めて高い放射線量が推定されると公表していましたが27日夜、計測する設定が誤っていたとして最大でおよそ80シーベルトだったと訂正しました。
東京電力は福島第一原発2号機でことし1月から2月にかけて、ロボットなどで格納容器の内部の調査を行い、映像の撮影や放射線量を測定しました。
このうち、金属製のレールの上などで撮影した映像の4か所で放射線による画像の乱れを分析し1時間あたり最大でおよそ650シーベルトと極めて高い放射線量が推定されると公表していました。しかし、4年前に測定した放射線量の推定値と比べて高かったことから、評価方法などを調べたところ、映像の乱れを計測する設定が誤っていたとして昨夜、1時間あたり最大でおよそ80シーベルトだったと訂正しました。また、同じレールの上でロボットが線量計で計測した値も1時間あたりおよそ210シーベルトと公表していましたが4つの線量計のうち1つが高い値を示す傾向があったことがわかり評価し直したところおよそ70シーベルトだったと訂正しました。
ただ、1時間当たり70シーベルトから80シーベルトも極めて高い放射線量で10分足らずとどまると死に至るレベルとされています。
東京電力廃炉推進カンパニーの増田尚宏代表は「格納容器の内部なので外部の環境に影響を与えるものではないが、放射線量のような関心の高いデータはしっかり伝える必要があり訂正することになって大変申し訳ない」と陳謝しました。
--------(引用ここまで)--------------------------------
2ヶ月ほどの前のニュースですが、重要な内容にもかかわらずマスコミはほとんど報道せず、
ネットでも話題になりませんでした。
東電はこの2月に、格納容器内で最大毎時650シーベルトと推定されると発表しました[1]。
これに関して、おしどりマコさんが数年前の線量より大幅に上昇していると矛盾を指摘[2]。
私も数百シーベルトは高すぎると即座に疑問を呈しました[3]。
やはりこれらの推定値はデタラメだったことを東電は認めました。
間違いではなく、東電は故意に高い推定値をでっち上げて発表した可能性があります。
格納容器内の線量が非常に高ければ、溶融燃料は格納容器内にあるとの印象を
与えることができるからです。
最初に大嘘をついて、あとからこっそり訂正する。
しかし毎時数百シーベルトというウソはそのままめぐり回る。
悪質な印象操作、誤認誘導と見てよいでしょう。
実際は格納容器内に残っているのはカスだけで線量は高々数十シーベルト、
数百、数千シーベルトの猛烈な放射線を発する溶融燃料は格納容器の底を貫通して
地下深く沈降しているのは間違いありません。
こういったゴマカシはもう通用しません。
東電は正直に溶融燃料が地下に沈降している事実を公表すべきでしょう[4]。
(関連情報)
[1] 「被曝に耐えられずカメラ故障、福島2号機、格納容器内650シーベルト(2017/2/10 日本経済新聞)」
(阿修羅・赤かぶ 2017/2/10)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/483.html
[2] 「おしどりマコさんが2号機格納容器内線量の矛盾を指摘 2013年は30Sv/h前後だった」
(拙稿 2017/2/15)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/518.html
[3] 「2号機格納容器内530Sv/hはウソだろう。ぺデスタル外部が内部より線量が高いことはあり得ない」
(拙稿 2017/2/4)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/441.html
[4] 「100トン以上の溶融燃料が格納容器内にあればすぐわかる 格納容器は空っぽ
東電は猿芝居をやめ事実を公表せよ」 (拙稿 2017/2/2)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/419.html
- 2号機原子炉格納容器内部調査 --線量率確認結果について-- (東電) 魑魅魍魎男 2017/9/21 02:14:00
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