http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/621.html
Tweet |
またまた仰天するような暴行事件が起きた。
世界的トランペッター・日野皓正氏が本番演奏中の中学生に往復ビンタなど暴行を加える様子が
ビデオに撮られ、それがネットで拡散して大騒ぎになっている[1][2][3]。
8月20日、「世田谷パブリックシアター」で行なわれた「日野皓正 presents “Jazz for Kids”」。
公募で集められた区内の中学生が、4カ月間、日野氏ら講師のもとで練習をし、その成果を発表する
晴れの舞台でのことだった。
ドラム担当の生徒がいつまでたってもソロ演奏をやめず、業を煮やした日野氏がかけ寄り
スティックを取り上げると、今度はその生徒は手で叩き出した。
激怒した日野氏は生徒の頭の毛をつかんで引きずり回したり、ビンタを食わせたりした。
その一部始終が動画に撮られ、ネットにアップされて大きな波紋を呼んでいるのだ。
マスコミもこの事件を大きく取り上げている。
すでにツイッターには何百もの意見が寄せられているが、その大半は、教育にビンタは必要かどうか、
といった的外れなものである。
この事件の本質はそこにはなく、本番のステージで日野氏が暴行に及んだことにある。
これがリハーサル中なら、「暴力はよくないけれど、言うことをきかない生徒もいるからね」程度で、
大した問題にならなかったかもしれない。
しかし金を払って、しかも子供を連れて来ている聴衆を前に、晴れの舞台で生徒に暴力をふるうのは
言語道断、指導者として完全に失格である。
生徒がどんなに稚拙な、問題のある演奏をしようと、それは日野氏の指導の結果なのだから、
最後までじっと聴かなければならない。
そもそも指示に従わない生徒をなぜ本番のステージに上げたのか。それも日野氏の責任だ。
ピアノの発表会で生徒が指示通り演奏しなかったからと言って、聴衆の面前で
演奏中の生徒にビンタを加える先生がどこにいるか。
日野氏のキャリアは長く、たくさんの共演者と数え切れほどの演奏をしてきたはずだ。
共演者の自分勝手な演奏に腹を立てたことは何度もあるだろう。
しかしそういった齟齬はリハーサル中にきちんと解決すべきであって、本番演奏中に
演奏者に暴力をふるうなどあってはならないことだ。それが未成年であってもだ。
プロとして失格である。
聴衆は音楽を聴きに来ているのであって、暴行の見物に来ているのではない。
もちろんそんなことは日野氏もわかっているはずだが、それでも暴行に及んだのはなぜか。
おそらく放射能被ばくの影響で、怒りや暴力衝動のコントロールができなくなっているのではないか。
しかも、自分ではそれに全く気がついていないのだ。
「このハゲー!」の豊田真由子議員を始め、ささいなことで暴力沙汰を起こす人が増えているが、
日野氏もその一人であり、福島原発事故の被害者の一人ではないか[4]。
それを思うと、暴行はゆゆしき問題だが日野氏を一方的に責める気分にもなれない。
これから、こういったありえない人によるありえない暴行事件が増えていくだろう。
(関連情報)
[1] 「世界的トランペッター・日野皓正が中学生を往復ビンタ」 (週刊文春 2017/8/30)
http://bunshun.jp/articles/-/3929
[2] 「日野皓正氏、中学生の髪つかみ往復ビンタ コンサート中」 (朝日新聞 2017/8/30)
http://www.asahi.com/articles/ASK8Z6K2CK8ZUULB007.html
[3] 「日野皓正が中学生に往復ビンタをした瞬間の映像」 (アニメまとめCH 2017/8/30)
https://www.youtube.com/watch?v=lmKc4ea4mQA
[4] 「豊田真由子議員の暴力・暴言が話題になっているが、被ばくによる粗暴化の可能性大」
(拙稿 2017/6/22)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/324.html
[5] 「叫ぶ、暴れる、独り言を続けるなど異常行動をする人が増えている 相当キてます」
(拙稿 2017/4/30)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/832.html
[6] 「唖然! 駅や電車内でのケンカが多発中 電車も遅延 被ばくによる粗暴・幼稚化が原因か」
(拙稿 2016/12/26)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/193.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素48掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。