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福島産を許容する郡山市・三春の事故7目の葬式は16%増、相馬・南相馬は別(2017年7月末集計)
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2017/08/29(火) 19:45:14 めげ猫「タマ」の日記
福島県のひらた中央病院が発表したアンケート結果(1)を(=^・^=)なりに集計すると、福島産米や野菜を共に許容する割合は
福島県郡山市・三春町 67%
福島県相馬市・南相馬市 7%
で、郡山市が断然に多くなっています。福島県の2017年7月中の人口動態(2)が発表になったので、各年3−7月の葬式(死者)数を(=^・^=)なりに集計してみました。郡山市・三春町を合計した葬式(死者数)は
事故前年(2009年3−7月) 1,256人
事故7年目(2017年3−7月)1,454人
で、事故前に比べ16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1万分の1でした。
同じく福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
事故前年(2009年3−7月) 540人
事故7年目(2017年3−7月) 530人
で少し減っています。ただし統計的な差はありません。
原発事故で福島は汚染されました。
※1 (3)のデータを(4)に示す手法で8月1日に換算
※2 避難区域は(5)による
図−1 郡山市・三春町・相馬市・南相馬市といわき市
事故から7年目ですが、図に示す通り福島では 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(6)地域が広がっています。事故から7年目の福島は汚染されたままです。それでも安倍出戻り総理、福島県、東京電力は「福島産」は「安全」であり(7)(8)(9)、これを避ける行為は「風評被害」だと主張しています(10)。でもこの方達は事故前には原発は「安全」であると主張していました(11)(12)(13)。
安倍出戻り総理は事故前に
「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」と言っています(11)。でもその後の事故報告書で万全期していない事が明らかになりました(14)(15)。
福島県は2011年1月に、福島第一原発3号で進められているプルサーマル計画について「安全」だと発表しました(8)。でも2にヶ月後には「大爆発」です。特に安倍出戻り総理は学校法人加計(かけ)学園の国会審議を見ていると平気で「嘘」つく方のようです(16)。
この方達の言い分を信じて良いか疑問です。そこで(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。福島産を避けている地域とあまり避けていない地域を比較し、両者に差が無ければ福島産は「安全」、避けていない地域に「異常」あるのに、避けている地域では「異常」がなければ安全とは言えません。
福島県内でも福島産に対しては温度差がるようです。福島県郡山市は事故があった2011年度産米すら「安全」だとして学校給食に使い(17)、子供達に強制的に食べさせました。一方で福島県南相馬市では事故から6年以上が過ぎましたが、地元産や近隣の米を使っていません(18)。
福島県のひらた中央病院が福島産米や野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(1)。以下に結果を示します。
表ー1 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
※ (1)を集計
表―1および図―1からこれを3のグループに分けることにしました。すなわち互いに隣接し福島産を許容する割合が高い郡山市・三春町、同じく隣接し隣接し福島産を許容する割合が低い相馬・南相馬市といわき市です。表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米と野菜を共に許容する方は7%ですが、郡山市・三春町では67%の方が共に許容しています。いわき市はその中間の37%です。そこで郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。
各年度の福島県郡山市・三春町合計の葬式数を示します。
※1(2)を各年3−7月で集計
※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
図―2 福島県郡山市・三春町合計の各年3〜7月の葬式(死者)数
郡山市・三春町合計の葬式(死者数)は
事故前年(2009年3−7月) 1,256人
事故7年目(2017年3−7月)1,454人
で、事故前に比べ16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1万分の1でした。
以下に相馬・南相馬市合計の各年3月〜7月までの葬式数を示します。
※1 (2)を各年3月〜7月で集計
※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
※3 相馬市・南相馬市の合計
図―3 福島県相馬市・南相馬市合計の各年3月〜7月の葬式(死者)数
福島県相馬市・南相馬市合計の葬式(死者数)は
事故前年(2009年3−7月) 540人
事故7年目(2017年3−7月) 530人
で少し減っています。ただし統計的な差はありません。
以下に各年3月から7月の福島県いわき市の葬式数を示します。
※1(2)を各年3−7月で集計
※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
図―4 福島県いわき市の各年3〜7月の葬式(死者)数
いわき市の葬式(死者数)は
事故前年(2009年3−7月) 1,680人
事故7年目(2017年3−7月)1,711人
で、事故前に比べ1.8%増えています。郡山と相馬・南相馬の中間でしょうか?
表―1とこれらの結果をまとめると以下の図ができました。
※表―1と本文で作成
図―5 葬式(死亡)増加率と福島産を許容する割合
図に示すように福島産を許容する地域程、葬式が増えています。なんか
福島産、食べて応援、あの世行
って感じです。
以下に郡山市について偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―2 偶然に起こる確率の計算結果
※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(20)による。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
このようなデータでは福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する野菜にナシがあります(21)。今年も出荷が始まりました、今年の福島のナシは糖度は充分で順調な仕上がりとのことです。農協の担当者は「美味しい梨に仕上がった。是非、たくさん食べて欲しい」と話しているそうです(22)。福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています(23)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ナシは無しです。
※(24)を引用
図―6 福島産ナシが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(2)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日〜11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(8)農林水産物 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(9)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(10)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(11)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(12)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(13)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(14)日本政府、事故調、東京電力発表報告書
(15)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(16)<社説>「加計」閉会中審査 首相答弁も信用できぬ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(17)JA郡山市|事業PR
(18)学校給食食材等放射能分析結果(平成28年12月) - 南相馬市中の•学校給食食材等放射能分析結果 グループD [36KB pdfファイル]No2
(19)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(20)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(21)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(22)トピックス | JAふくしま未来
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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