http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/570.html
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「<メガソーラー 共存への課題>(上)少なくなった野鳥 千葉・成田 印旛沼」
(東京新聞 2017/8/21)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017082102000116.html
千葉県成田市の湿地に、大規模な太陽光発電所(メガソーラー)が建設され、希少な野鳥が見られなくなったとの投稿が本紙に寄せられた。メガソーラーは各地で増えているが、環境保全や景観などを巡り、地元住民とのトラブルを引き起こすケースもある。共存の道はあるのか。三つの現場を歩いた。 (小野沢健太)
七月の晴れた日、本紙に投稿した日本野鳥の会の林庭(はやしば)弘征さん(63)=相模原市=と、成田市の印旛沼に向かった。最寄り駅から約十五分で、田園風景の中に太陽光パネルが見えてきた。鳥を探しながら歩いたが、聞こえてくるのは風の音ばかり。「アシ原だったころは、渡り鳥がいない時期でも、鳥の鳴き声でうるさいくらいだった」
一四・二ヘクタールに及ぶ発電所の敷地は、民有の空き地でアシが茂っていた。国が絶滅危惧種に指定するオオセッカやコジュリンの生息地で、夏も見られたという。今は湿地の面影はなく、整地された地面からは砂ぼこりが舞っていた。
発電所の周囲を約二時間かけて歩き、姿を確認できたのはスズメとツバメ、アオサギ。林庭さんによると開発前は五十種近くがいたというが、今回は、鳴き声だけ聞こえたものを含めても、十種に満たなかった。今夏、三十種近く確認できた日もあったが、二〇一五年七月に発電所が完成して以降、オオセッカとコジュリンは確認できていないという。
近くに住み、建設計画が持ち上がった一三年に自治区長を務めていた出山修さん(68)は「バードウオッチャーが集まる場所だが、生物保護について事業者から説明を受けたことはない」と、当時を振り返る。
事業者による住民説明会は、敷地の埋め立てについて市の条例に基づいて開かれた。汚泥などを処理した土で埋めることに住民は反発し、処理土は使われなかった。事業者の親会社の広島建設(千葉県柏市)は取材に対し、生態系への影響について「建設前後の鳥の数や状況が分からず、答えられない」とした。
建設地は県立自然公園の区域内だが、保護区域ではなく、当時は太陽光発電所の建設時に自治体への届け出などは必要なかった。現在では、環境省の省令に基づいて県が条例を改め、自然公園内に一千平方メートルを超える太陽光発電所を設置する際、届け出が必要だ。
県自然保護課の担当者は、建設地に希少種が生息していたことを「認識していた」と話したが、当時は生物保護について業者からの問い合わせはなく、県も指導していないという。
「太陽光発電は環境保護の観点から必要だと思う」と話す林庭さんは疑問を呈す。「アシ原にも貴重な命がある。生物の生息調査もせずに開発できてしまうのはおかしい」
---------(引用ここまで)------------------------------
これは印象操作・誤認誘導を目的とした非常に悪質な記事である。
太陽光発電は全国各地で乱開発が問題になっており、至急規制の必要があるが、
鳥が激減した原因は慎重に検討しなければならない。
現在も印旛沼は放射能汚染が猛烈にひどく、もし鳥が見られなくなったのなら、
最初に疑うべきは放射能汚染である。
ひどい放射能汚染を無視して、何の証拠もないのに太陽光発電のせいにする。
これでは原子力ムラによる再生エネルギーつぶしと言われてもしかたあるまい。
産経新聞から東京新聞に記者が大量に転職しているそうだから、こういった記事が
掲載されるのも不思議はないのかもしれない。
東京新聞は、まず鳥が激減した地域とその地域の放射能汚染の関係を調べるべきだろう。
(関連情報)
「福島より放射能汚染が深刻な首都圏のホットスポットが判明! 飲料水が汚染される可能性も?(週プレNEWS)」
(阿修羅・赤かぶ 2016/3/24)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/364.html
「首都圏の 手賀沼・印旛沼・霞ヶ浦・牛久沼や 河川などの汚染状況 東京湾のセシウム汚染
印旛沼から拡散 河口水門で高止まり」 (阿修羅・怪傑 2016/4/14)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/483.html
「東京新聞には産経新聞から記者が大量に移籍 そのうち安倍礼讃・原発推進新聞に豹変か」
(拙稿 2017/8/22)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/569.html
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