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東電元会長ら、大津波は予見不可能、柏崎は予見できるの?
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2017/07/01(土) 19:49:12 めげ猫「タマ」の日記
福島第一原発事故の刑事責任を問う裁判が6月30日から始まりました。初公判で東京電力の元会長など3人の被告は「大津波を予見するのは不可能だった」と無罪を主張したそうです(1)。東京電力は柏崎刈羽原子力発電所(以下柏崎刈羽と略す)は「安全」だとして再稼働を目論んでいます(2)。大津波を予見できなかった東京電力が柏崎刈羽に起こるかもしれない災害をきっちと予見し、安全に運転できるのですかね?
福島第一原発事故の引き金になった津波について、東京電力は
「今回の津波は、それまでの知見では想定できない大規模なものでした」
と主張し(3)、「想定外」としています。東京電力は柏崎刈羽の再稼働を目指し、十分な安全対策を実施したと主張しています(2)。だだし「想定外」との主張が正しいなら東京電力は原発事故に繋がる災害を予見できない事になります。東京電力には原発の安全対策を実行する能力がないことになります。その後に東京電力がこの見解を変えたか興味があります。昨日(6月30日)に 福島第一原発事故の刑事責任を問う裁判が6月30日から始まりました。初公判で東京電力の元会長など3人の被告は「大津波を予見するのは不可能だった」と無罪を主張したそうです(1)。
※(4)を7月1日に閲覧
図―1 原発事故の裁判開始を報じる福島県の地方紙・福島民報
東京電力は福島を襲った津波が「想定外」であるとの見解を変えていないようです。だったら、再び想定外の自然災害が起こり原発事故を起こすことがあります。東京電力には原発の安全対策など無理です。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
(=^・^=)が裁判のニュースでおどいたのは当時の原子力施設管理部長(故人)が、「『14メートル程度の津波が来る可能性がある』という人がいる」と発言したそうです。(5)。
※6月30日22時台のTV朝日の番組をキャプチャー
図―2 原子力施設管理部長(故人)が、「『14メートル程度の津波が来る可能性がある』という人がいる」と発言したと報じるTV朝日
かれは政府事故調のヒヤリングには
「日本の地震学者、津波学者のだれがあそこにマグニチュード9がくるということを事前に言っていたんですか。」
と話しています(6)。虚偽の証言をしたようです。
東京電力は福島は安全であり、これを避ける行為は「風評被害」と主張しています(7)。でも福島第一を襲った津波を想定できない東京電力では福島のリスクを見逃すこともあり得ます。これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する農作物にトマトがあります。7月になり本格シーズンです。福島県白河市は福島を代表するトマトの産地です(8)。同市辺りのトマトは引き締まったコクのあるそうです(9)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(9)。でも、福島県白河市近郊のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
※(10)を引用
図―3 福島産トマトが無い福島県白河市近郊のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県白河市や近郊の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東電元会長ら無罪主張 原発事故強制起訴初公判 | 県内ニュース | 福島民報
(2)発電所の安全対策|柏崎刈羽原子力発電所|東京電力
(3)今回の津波は、それまでの知見では想定できない大規模なものでした|東京電力
(4)福島民報
(5)津波可能性伝える 冒頭陳述で指摘、原発事故強制起訴初公判 :福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(6)政府事故調査委員会ヒアリング記録 : 原子力防災 - 内閣府中の「吉田 昌郎⇒2011/8/8・2011/8/9⇒事故時の状況とその対応について 3」
(7)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(8)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(9)特産品 - しらかわ | JA夢みなみ
(10)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(11)イオン白河西郷店
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