http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/346.html
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1年ほど前に、27歳で肝臓がんで亡くなった漫画家・薬剤師の藤原さやかさんのことを
投稿した[1][2]。
彼女は放射能安全デマを信じ、被ばくを回避しようとしている人を「放射脳」とバカにしていた。
彼女のツイートを引用しよう。
-------(引用ここから)---------------
https://twitter.com/gongoti1416/status/199734096790945792
(2012/5/7)
放射能は有害です〜って人の話は信じない方がいい。
最低限、放射能と放射線の使い分けができる人の情報でなければ。
変な情報を鵜呑みにしたらだめ。勉強ってそういう所で大事。
https://twitter.com/gongoti1416/status/698564360956809216
(2016/2/13)
「放射脳」の人々の無知っぷりはみてて本当に恥ずかしくなる…
自分が無知な事に気付かないからとんでもないデータも鵜呑みにする
-------(引用ここまで)---------------
放射能の危険性を軽視したために彼女は寿命を縮めたことは明らかだが、
いったい何が彼女をガチガチの放射能安全教徒にしたのか不思議に思っていた。
しかし、彼女が卒業したのは、現在厳しい批判の的になっている加計学園グループの
千葉科学大学であることを考えれば納得がいく[3][4][5]。
おそらく大学の講義で放射能安全デマを徹底的に叩き込まれたのだろう。
言うまでもなく加計学園は"安倍晋三"学園であり"日本会議"学園である。
原子力、核武装推進を唱える彼らにとって好都合な"御用"を育成するのが
加計学園の目標であり、放射能汚染は気にする必要はないと教育するのは当然のことだ。
とくに彼女のようにチェルノブイリ事故後に生まれた若い世代は、自分で興味をもって
積極的に調べない限り、放射能汚染の悲惨な被害に関しては全くの無知である。
学校で安全だと教われば、その通りに信じてしまう。非常にゆゆしき問題である。
彼女は魚が大好きだったようで、自分で釣った魚や銚子港の漁師さんからもらった魚で、
いつも冷蔵庫の冷凍室が満杯だったそうだ。
とくに福島原発事故直後は、簡易線量計ですら反応する放射性廃棄物レベルの汚染魚が
大量に出回った。
汚染魚による内部被ばくが彼女の死を早めたことは間違いないだろう。
加計学園のろくでもない大学に進学したことが、彼女の不幸の始まりだったのだ。
ほかの大学に進学していれば、安全デマに惑わされることもなくり内部被ばくを回避できたかも
知れないし、こんなに早く亡くなることもなかっただろう。
マスコミは加計学園の金の流ればかりを追っているが、その教育内容も調査すべきだろう。
おそらくこういった重大な問題がいくつも見つかるにちがいない。
それにしても、一生懸命勉強して国家試験にも合格し、薬剤師としてこれからというときに
亡くなったのは何とも気の毒である。
放射能汚染の危険性について正しく理解し内部被ばくを回避するよう、一人でも多くの人に
知ってもらうことが大切である。
(関連情報)
[1] 「訃報 『カラダはみんな生きている』の漫画家・薬剤師、藤原さやかさん(27歳)
千葉の海で釣った魚を食べていた」 (拙稿 2016/3/21)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/340.html
[2] 「福島原発事故前から病気だったからと言って、放射能被ばくの影響がないとは言えない」
(拙稿 2016/4/15)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/487.html
[3] 「首相“お友達大学”で補助金トラブル、千葉・銚子市長選で「水産・獣医学部」新設話も〈週刊朝日〉」
(阿修羅・赤かぶ 2017/3/28)
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/205.html
[4] 「<銚子発・アベ友疑獄> 加計学園誘致派 「国家戦略特区」を市長選公約から外す(田中龍作ジャーナル)」
(阿修羅・赤かぶ 2017/4/8)
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/718.html
[5] 「TBS / 『安倍首相、どうしてくれるんだ。加計学園のお陰で千葉県銚子市が第二の夕張市になりかけてるぞ』」
(阿修羅・赤かぶ 2017/6/5)
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/796.html
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