http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/263.html
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>事故が起きた部屋には監視カメラが取り付けられていましたが、原子力機構は、録画の機能はなく、当時の作業の状況を検証できるような画像は残されていないとしています。
こんなことがあるわけありません。もしそう主張するなら、製造メーカーと製品の品番を公表するべきです。
そもそも、半面マスクをしていたのに、鼻腔内から放射性物質が検出されています。これは、鼻腔内を綿棒でこすり、その綿棒を検査した結果のはずです。つまり、マスクをきちんと装着していなかった可能性もかなり高いのです。
なぜ、マスクをしていたのに、鼻腔内から汚染が確認されたのか、それについての説明が必要です。
>プルトニウムが自然に違う物質に変わる際などに発生する「ヘリウム」です。長期間、容器に保管されている間に発生したヘリウムガスが蓄積され、袋の中の圧力が高まって破裂した可能性
このことについて、マニュアルが整備されていなかったのは明らかに手落ちのはずです。機構だけの手落ちではなく、監督官庁の責任も問われるべきです。なぜなら、かなり基礎的なことであるからです。
事故直後は自分も忘れていましたが、プルトニウムなどからヘリウムガスが発生するのは、かなり日常的な現象であり、燃料棒などの内圧が時間が経過するに従って高まるため、燃料棒にはあらかじめ一定程度の空間が確保され、そこで燃料棒内の気圧増加を吸収するようになっています。自分は、このことを読んだときに、仮に100年とか経過しても密閉状態が保てるのかと疑問に思ったことを覚えています。
なお、現実には何万年も何億年も保管するので、この意味でも単に埋設では漏れを防げないのと思います。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170609/k10011011371000.html?utm_int=word_contents_list-items_005&word_result=%E8%A2%AB%E3%81%B0%E3%81%8F%E4%BA%8B%E6%95%85
被ばく事故 核燃料貯蔵容器の点検方法など見直し検討へ
6月9日 5時08分
茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で、点検中の容器から放射性物質が飛び散り、作業員が被ばくした事故を受け、原子力機構は、まだ点検が終わっていない容器が残されていることから、今後、作業の方法などの見直しを検討することにしています。
この事故は、今月6日、茨城県にある日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センターの施設で、点検をしようとした核燃料の貯蔵容器の内部の袋が破裂し、プルトニウムなどを含む放射性物質の粉末が飛び散ったもので、現場にいた5人のうち、1人の肺から2万2000ベクレルの放射性物質が計測されました。
この容器は、過去26年間、内部の確認が行われておらず、今回、施設の廃止に向けて、原子力規制庁の指示で核物質の管理状況などを調べるために点検が行われていました。
原子力機構によりますと、ことし2月以降、合わせて80個の容器の点検を進めてきましたが、事故を受けて作業を止めていて、今回の容器と中身が同じ20個の容器を含め、およそ50個の点検がまだ終わっていないということです。
さらに、センター内のほかの施設にも放射性物質が入った容器が多くあることから、原子力機構は、事故の詳しい原因を調べるとともに、今後、点検方法などの見直しを検討することにしています。
一方、今回、事故が起きた部屋には監視カメラが取り付けられていましたが、原子力機構は、録画の機能はなく、当時の作業の状況を検証できるような画像は残されていないとしています。
火災の検知など防災を目的に設置されたためで、事故当時、作業台の方向を向いておらず、監視する人もいなかったということです。
原子力機構は、今後、現場にいた5人への聞き取りや部屋の汚染の広がりなどから、事故の詳しい状況を調べることにしています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170608/k10011011061000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_002
作業員被ばく事故 「おなかに風圧感じた」
6月8日 18時16分
茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で作業員が被ばくした事故で、現場にいた職員が原子力機構の聞き取りに対し、放射性物質が入った袋が破裂した際、「おなかに風圧を感じた」と話していることがわかりました。原子力機構は、放射性物質の粉末が部屋の広い範囲に飛び散ったおそれがあると見て、今後、部屋の除染を進めることにしています。
この事故は6日、茨城県にある日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センターの施設で、点検をしようとした核燃料の貯蔵容器の内部の袋が破裂し、プルトニウムなどを含む放射性物質の粉末が飛び散ったもので、現場にいた5人のうち、50代の職員1人の肺から2万2000ベクレルの放射性物質が計測されました。
原子力規制庁は8日、原子力機構の担当者から当時の状況などを聞き取りました。
この中で原子力機構は、この50代の職員がフードと呼ばれる放射性物質などを扱う設備に手を入れて、中に置かれた核燃料の貯蔵容器のふたを開けようとした際に、袋が破裂し、そのときの状況について職員は「おなかに風圧を感じた」と話していると説明したということです。
この設備は当時、外に放射性物質が漏れないよう内部の気圧を下げていたということで、原子力機構は、破裂に伴う風圧が強く、放射性物質の粉末が部屋の広い範囲に飛び散ったおそれがあると見て、今後、立ち入りを制限しているこの部屋の除染を進めると説明したということです。
これに対し規制庁は、汚染状況の記録を取りながら適切な装備で除染するよう指示しました。
原子力機構は引き続き、袋が破裂した原因や当時の作業状況を調べることにしています。
なぜ袋が破れたのか?
今回の被ばく事故では、核燃料物質のプルトニウムやウランの粉末が入った容器を包んでいた袋が破裂したことがわかっています。
放射性物質を外に漏れ出さないための袋がなぜ破れたのか。事故が起きた大洗研究開発センターに過去に所属し、核燃料の性質に詳しい、東京都市大学の佐藤勇教授は、2つの可能性を指摘しています。
1つは、プルトニウムが自然に違う物質に変わる際などに発生する「ヘリウム」です。長期間、容器に保管されている間に発生したヘリウムガスが蓄積され、袋の中の圧力が高まって破裂した可能性です。
もう1つが、プルトニウムなどから出る放射線によって袋や容器の成分が分解され、水素ガスなどが発生した可能性です。同じようなケースが平成22年7月に起きていて、このときは、茨城県東海村の研究施設で核燃料を入れていたプラスチック製の容器が放射線によって分解され、水素が発生し、火災になっています。
原子力機構は袋が破裂したことについて「想定していなかった」と話していますが、今回のような保管容器はほかに20個あり、今後同じような点検作業を行う必要があることから、佐藤教授は「核物質の量からどのくらいのガスが出るかなどを調べて、原因を究明する必要がある」と話しています。
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