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先日ノースキャロライナ州の田舎町で、中学生が学校にチョコレートを持参したことで教師から暴行を受けるバレンタインデー事件が起こった。
教師は黒人の非常勤であり、チョコレートという単語にトラウマでもあるのかもしれないが、そんなことで驚いていてはいけない。
テキサスの大学では、護身のために生徒がピストルを携帯して通学するのである。受験戦争や就職戦線などという言葉は日本の大学に関しても飛び交うことがあるが、キャンパスが西部劇の舞台のように殺し合いを想定した中で運営されていることは日本の感覚ではわかるまい。
しかしいつだれが抜いて発砲するかわからない環境には独特の緊張感がはりめぐり校内の風紀にとっては良い影響かもしれない、などと私は考える。
銃が巻き起こす事件、などというものはない。撃つのは人間であり、人間の意志によるものである。トランプの言葉でいうなら、銃を取り上げれば爆弾が売れる、ということであり、アメリカという国家が相互共存・理解と調和などではなく強奪・略奪・居座りの歴史でできている以上、個人の安全、財産、尊厳を守るための手段として殺人武器は絶対である。
社会問題と化している銃の無差別乱射事件は、その殆どが社会不適合者による反抗劇として勃発する。そんなに社会に属するのが難しいのなら僻地か離島にでも引っ越せ、と思うのだが、アメリカ人は強奪で居座ってきた侵略者がその正体であるから、やすやすと自分から世捨て人への道は選ばず、自分を疎外する社会を標的にした報復に転じるのだ。
それはそれで仕方のないことかもしれない。アメリカ人は資本主義という新しい宗教を受け入れたために、国民に共通した倫理的価値観を捨て去った。無差別テロの何がいけないのか、を説得するだけの宗教基盤を国家が維持していない国では、無残に人生を絶たれた被害者も交通事故での死亡者のように「地球が回ることで自然発生する運の悪い生贄」という扱いですぐに忘れられてしまう。
今回フロリダの高校を襲ったライフル魔を見て私は瞬時に見破ったこと、それは犯人が向精神薬を使用している精神科の患者だということだった。すぐにそれが事実だったことを私は知った。彼の家族がメディアに暴露したからである。
クスリを常用しているのはたいがい、通勤や通学ができなくなった精神疾患者であり、投薬をうけることで人工的にやる気を生み出し社会復帰することが目的であるが、そうやってケミカルの力で脳を刺激した結果が、過剰な犯罪行為への後押しという形のヤル気であった。
いままでの銃乱射の犯人の殆ど全員がこの向精神薬の影響化にあったことは大手メディアは語らない。タブーであるからだ。薬を使用してなければもっと早く症状は悪化し、凶悪犯罪は増加するということを信じているのが一般の医療業界である。
向精神薬は現在、アメリカ人の5人に1人によって消費されており、意志による抑止力のきかなくなったラリ中がゴロゴロしているということである。これからも銃犯罪に限らず、自殺や他殺に衝動的にかりたてられるキチガイがニュースの見出しを飾ることだろう。日本も他人事ではない。
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