http://www.asyura2.com/17/cult18/msg/782.html
Tweet |
[2274]株の暴落はまだまだ続きます。急いで売って逃げなさい。 それと、私の新しい本のこ出版のこと。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2018-02-12 20:37:33
http://snsi.jp/bbs/page/1/
私は、一週間前の、2月6日の早朝、午前4時から8時まで、ずっと、この重たい掲示板に急いで書かなければ、と、必死になって書いていた。その内容は、 2月5日の朝の4時(日本時間)に、NYの金融市場が終わって、暴落がおきていた。 その値幅(ねはば)で、1600ドルの暴落が起きたことを私は、早朝に知った。
それで「さあ、来たぞ。ついに次の暴落が来たぞ。10年ぶりの大暴落だ。これは大きなガラ、巨大な 金融崩れの 先触れだ」と、 私の頭のアラームが鳴り響いた。
トランプ当選(2016年11月9日)の、数日前からアメリカの株式は、密かに上昇を開始していた。それからは、激しく高騰した。それが、ずっと、続いて、やがて、1年4カ月になる。それが、ようやく崩れた。今のところは、まだ、トランプたちの、手に負えていて、政権の金融政策の高官たちが、コントローラブル、舵取りの管理可能の範囲である。しかし、それが、もうすぐ、そういう訳にはゆかなくなる。
だから、この朝の4時間、私は、ずっと、「 今、自己資金1千万円、2千万円を株式で運用している、年金暮らしの高齢者たちは、急いで、持ち株を処分しなさい。利幅(=儲け)があるうちに、売って逃げなさい。 このNYの暴落は、必ず、東京市場に響くから、東証の株価も暴落する。急いで売りなさい 」 と、書いた。
大きな暴落が次に来た時に、その時に、ドン底値で買い直せばいいから、その時期は、また、私が教えるので、それまでは、自己資金を上手に避難させなさい、と書いた。 その他のこともたくさん書いた。
今度のNY初の株崩れは、大きな結節点だ。今から丁度10年前の、リーマンショックの再来である。日本人は、本気でこれに備えよ。甘い考えは捨てなさい、と、私は、慌てながら書いた。
私がずっと調べたら、NYダウ の株価の 史上最高値は、26,616ドルだ。これを1月26日に付けている。もうこれ以上、上にはゆかない。 これで終わりだ。
このあと、そのまま、26,000ドル台を、2月1日までは付けていた(26,186ドルが終値)。 そのあと、2月2日に、下落が起きた。私は、このとき、この2日に、「お、何かかが起きたな」と気づいた。これはアメリカのFRBが、「利上げ観測」というのを、公然と出した日だ。 私は、アメリカは、緩和政策(ジャブジャブ・マネー)の継続に、見せかけていながら、その実、全く逆の、急いで引き締め(金利上昇。資金の出し手の縮小。米国債の市場からの買い戻し)に転じる気だ、と分かっていた。トランプ大統領にも、そうする、と伝えてあった。
そして翌、2月3日(土)に、ジェローム・パウエルが、新FRB議長に就任した。この日だ。株式の暴落は、この時に、すでに計画されていた。
そして、NYが月曜日(2月5日)で、市場が開けた9時から、暴落が起きた。2月5日の始め値から、800ドル落ちていた。25,500ドルを抵抗線にしていた。それが後場になって、一気に、NYダウは25,000ドルを割った。
ここで、フラッシュクラッシュ flash crush が起きた。24000ドル近くまで、一瞬で、1000ドルが落ちた。このことは、今は、もう書かない。この直後に、きっと慌てた市場管理者が、FRBと合意して、これを食い止めて、買い支えた。それでも、下落は、翌日の 2月6日にも、開始の始め値のところで起きた。
このときに、 最安値の 23,778ドルを付けた。 NYダウは、23000ドル台の抵抗線での攻防戦を続けて、これからの数週間を過ごすだろう。政府の強力な買い支えが入る。だが、支えるのがやっとだ。 本当の攻防戦は、2万ドル割れだろう。
この動きは、明日からの 2月13日(火)からの相場でも続く。今日の夜、午後10時からのNY市場の動き如何(いかん)で、そのまま、東京市場がまた崩れる。金融当局(日銀と、金融庁と東証)は、必死で、これを買い支えて、まるで何ごとも無いかのように、装うだろう。が、もうそう言うわけには行かない。
日本の株価(東証の日経平均)は、1月23日に付けた、24,129円が、最高値である。2011年以来の最高値だ。 この24,000円台から少しだけ低い、23486円の高値を、2月1日までは付けていた。ここから崩れた。
2月5日は23,300円ぐらいで、小康状態で、まだ動かなかった。
始めから崩れたのは、私が、この朝、重たい掲示板に、「みんな、逃げろ、逃げろ、ガラ が来るぞ 」と予想したとおり、9時の開始値から、どっと800円落ちて、ようやく値が付いた。22,000円台を割った。
そして、21,000円も割りそうになった。 最安値は、あとで私が調べたら、21,078円である。 もう少しで、21000割れだ。そしてそれは、もうすぐ来る。 このあと、7,8,9日には、21,000円台を維持して、何かと危機を防いで株価を平穏に保ったように言う、が、それは、ウソだ。 この暴落は、日本でもさらに続く。一瞬の2万円割れまではすぐに行く。
巨大な金融崩れが、私たちに襲いかかろうとして、ひしひしと近づいている。 皆、甘い考えは捨てなさい。 もうすぐ、大きな金融崩壊が、アメリカに近づいている。 それを、阻止しようとして、トランプ政権は・・・・。
(中略)
その間にも、金融市場の巨大な崩れは、ヒタヒタと、そのファンタメンタルズ ( 隠し込んでいる 巨額の累積の政府負債 60兆ドル。と、民間大銀行たちの隠れ負債 60兆ドルの、合計120兆ドル。1.4京円 )から崩れてゆく。
米国債の利回り(=金利。 その指標(インデックス)の「10年物の財務省証券 =TB=トレジャリー・ビル)が、じわじわと、4%台にまで、上がってゆくだろう。すなわち、ドルの暴落、ドル紙幣の信用毀損 である。それには、あと3年はある。だが3年後の2021年には、トランプ政権の2期目であり、そのときは、「ドル体制の崩壊」が始まる。
それは、さらに、その3年後の2024年に、これは決定的になるだろう。そのとき、世界は、新しい世界体制に移行する。新しい世界銀行と新しいIMFが、ユーラシア大陸の中心に出来る。この問題は、今は、もう書かない。教えない。これまでに、私の本で、このことを、私は何回も、何回も書いた。
(以下、略)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。