http://www.asyura2.com/17/cult18/msg/746.html
Tweet |
朝生でのウーマン村本の話題が喧しい。
一視聴者としては、ただただ面白がっているだけなのだが、一つだけ気になることがある。
それは、村本は「俺は視聴者の代弁者として出演しているから、そもそも論で噛み砕いて説明して欲しい」との論に、若者の多くが賛同している点だ。宮台真司は、abemaTVの中で「自分もそもそも論で97年に朝生デビューし、議論の無い朝生に一石を投じた」と言い、村本の言う「俺は何も知らない」発言を勇気があると称賛し、朝生の出演者自身が果たして村本の無知を笑えるのか?との疑問を呈した。abemaTVは、そこから憲法改正論議に話が進むのだが、では村本の言うそもそも論に立ち返って、地上波垂れ流しメディアに出演する立場で捉えてみて、どうなのか?という問題が残る。
確かにウーマン村本自身はただの炎上商法でしかないのだが、自分を一般市民の代弁者という捉え方はいかがなものだろうか?
ウーマン村本自身は中卒で、自分は学校の勉強はからっきしだと告白している。また、本を読んで学ぶより、問題の当事者のもとに足を運び、生の声を聞くことで問題の本質に迫ろうとしているとも言っている。それ自体は悪いことではないが、一方、例えば沖縄における基地移転問題にしても、憲法改正問題にしても、一方の側の意見に多大に影響を受け、あたかもそれが当事者全体の意見かのように発言してしまっているのは如何なものだろうか。
例えばそれが、辺野古移転に沖縄県民全体が反対しているような発言になったり、沖縄は元々中国のもので日本が獲ったとか、北海道の大使に任命され北方領土問題についての危険すぎる発言だったり、自衛隊員は実は生活のために自衛隊に入隊していて国防意識が無いから戦争になった時に戦わせるのは可哀想とか、日本は非武装中立国になって軍隊を持たない国家になるべきだとか、およそその発言は中国共産党に洗脳された左翼リベラルと同じ意見である。
それをまた、バカな津田大介あたりが持ち上げるものだから、余計に調子に乗っている感は否めない。
更に、村本自身が「自分は視聴者の代弁者」と発言することで、村本支持者はツイッター等で応援メッセージを送っている。それも彼を調子づかせている一因でもあるだろう。
冷静に彼の発言を分析すると、諸問題における過去の経緯や、専門家による分析、問題を複雑化させている原因の究明は一切無い。果たしてそれで視聴者の代弁者と言えるだろうか?当事者に話を聞くと言っても、世論を扇動させたい連中にとって、村本ほど都合が良い人間はいないのではないか?彼は、ただの芸人で、自分が利用されていることの重大さには全く気づいていないのではないか?時が経てば、そんな芸人いたなあ、という程度にしか評価されない村本だが、仮に彼の口を通じて喚起された世論は消すことはできない。むしろ、村本を利用しようとしている人間たちにとって、これほど都合が良い存在はいないのではないか?
別に、陰謀論好きなカルト板の住人に陰謀論をふっかけるつもりはないが、中国共産党しかり、ソ連のBol'shevikiしかり、これまでの歴史で裏で暗躍し国家を破壊し、市民を扇動して多大なる犠牲を強いてきたのは、実は共産主義者のそれの方が遥かに大きいと言う歴史的事実を踏まえれば、正に村本はその渦中に居ると思えてならない。
しかも、世界のどの国よりも自由な発言が許されている日本において、このような現象が起きているということは、実は日本は危うい方向に進んでいるとも思えるのだ。
中国礼賛、ロシアマンセーのバカコシミズだって、日本にいるから、唐変木な馬鹿話が出来るのであって、中国やロシアで同様のことをやれと言っても出来ないし、やる勇気も無い。まして彼は村本の足元にも及ばない能無しだし。
私は、ウーマン村本は左翼メディアの被害者に思えてならない。
今は何となく取り上げられているが、忘れ去られるのも早いだろう。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。