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[2251]今年もよろしく。 私は、ユダヤ教とイスラム教のことを、ずっと今も調べています。
投稿者:副島隆彦 投稿日:2018-01-01
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
(抜粋)
ユダヤ教 ( Judaism =ユダヤ思想 とも訳せる) と イスラム教の 歴史をずっと今も調べていて、このふたつの 大宗教の絡(から)まり方、こんがらがり方(かた)に、驚きながら。
こんなにユダヤ教ととイスラム教の大知識人、思想家たちが、絡まり合っていたら、どうしても複雑な話になる。これに 例の 「ユダヤ教が、ユダヤ民族およびその神 ヤハウエ、Yahweh = Jehovah と共に 創作、発明 された 3200年前=紀元前1200年 から」という問題なので、これを大きく解明するのは、大変だ。 でも、私、副島隆彦は それを今、やっている。
今、アメリカで一番、輝いている女は、 日本の渡辺直美と同じような、 「 ドスコイ 女相撲(おんなずもう)」の ホワイトハウスの 報道部長の、サラ・ハッカビー・サンダースだ。 この 「ドスコイ 女相撲」という コトバは、私が、近刊の『世界権力者 人物図鑑 2018』で、彼女に与えた冠(かんむり)だ。
サラ・サンダーズは、腐れ切った、偽善リベラルの、ホワイトハウス(米大統領官邸)に“常駐”の、恐ろしい、名うての手練手管の、経年記者どもからの、質問攻撃を、がっつんがっつん、もの見事に撃退している。
「(トランプ)大統領は、そんなつもりで言っていません」 「あら、そうかしら」と、サラ・サンダーズが、このド迫力で、切り返したら、あ意地悪の極みの、老練の記者たち揚げ足を取れなくて勝てない。自分の方が凹(へこ)まされてしまう。
まさしく、「ドスコイ 女相撲」だ。 幕府(徳川氏)に禁止されるまで、本当に、女歌舞伎、女相撲が全国で、興行されていたのだ。 今も、全国の浜辺の漁村では、今でも、女相撲の格好をした威勢のいい婆さんたちが、「 どすこい、どすこい 」と、並んで、相撲甚句(すもうじんく)を唄う。
日本に、この間、彼女 がトランプに随行で来ていたときに、あの歳で、ミニスカートを穿(は)いて、象のような足を丸出しにしていたに、私は驚いた。こういう元気な女たちの時代が来たのだ。サラ・サンダースの父親のハッカビー州知事は、次の大統領選挙に出てもおかしくないぐらいの有能な政治家だ。
ユダヤ人=ユダヤ教 の歴史と、 それと強い 関係で、やはり、「骨肉の争い」としか言い様がない(人種は、全く同じ Semite セマイト、セム族だ) アラブ人=イスラム教( Islam イスラーム)の、長い、長い歴史のことを、今も調べている。
私は、ユダヤ教の成立の歴史を調べていて、「今から3200年前に、エジプト人であるモーセたちが、強烈な自立心を起こして、ユダヤ教、ユダヤの神を発明、創作した」のだ。
私が、ここの「今日のぼやき」の 「2009番」と、「2011番」に書いたことの、続きとして、
(すでに、「旧約聖書」の中味、全体像を説明する。これで「旧約聖書」という本に大きくは、一体、何が書いてあるのか、が、副島隆彦の解説で分る、私は、だいたい書き上げている。それに比して「 聖書の後半」である、「新約聖書」というのは、「イエス・キスという、神がかった、強烈な人類救済を唱えた、アホな男の、36歳の生涯の物語」である。この理解で十分だ )
、紀元後の(=西暦) 220年からの、ユダヤ人僧侶 rabbi ラビ たちによる、口伝(くでん)トーラー( Torah 、モーセ5書)である ミシュナー( これが、後に、タルムード 解釈書 、ユダヤ人たちの生活規範 になる)
からあとの。
あーあ、むずかしいかなー。 私のこの書き方は。
西暦830年に、バグダッド(アッバース朝イスラム帝国の首都)に出来た「知恵の館」(バイト・アルヒクマ)での、ギリシア思想=アリストテレスの思想=を、アラビア語に移し替える仕事。そして、それが、のちにどんどん、スペイン(当時は、アンダルスと呼ばれた)の “翻訳王国” コルドバ(後ウマイヤ朝)で、ヘブライ語、ラテン語に、11世紀(1200年代)に翻訳し、ドカーンと、ヨーロッパ(西洋)の知識人階級に大きく、広まっていった。
この辺(あた)りのことを、私、副島隆彦は、ずっと、調べているのです。
そして、ついに、私は、大きな大発見をした。大きく、大きく、ユダヤ思想、ユダヤ民族とは何か、が、分った。解明された。 きっと私は、このことを一冊の本にするだろう。
バグダッドの「知恵の館」 サーディア・ベン・ヨゼフ“ ガオンの中のガオン” (バビロニア・タルムードの学院長)が、926年に、スペインのコルドバに行き、大変な学問伝授を、それ以降の西洋白人にもたらした。
それから、アヴィセンナから、アヴェロエスへ、そして、マイモニデスへ。 十字軍戦争の時だ。 これらのことを、今から、私、副島隆彦が、日本人に、大きな大きな全体像で、ガッツーンと、徹底的に分かり易(やす)く、説明するでしょう。
でも、「パレスチナ(=イスラエル)と、パキスタンの区別もつかない」、あなた(貴女)に、分るかなー? 「イラク(バグダッド、バビロン)とイランはちがうんだ−」と分ったあなた(貴女)に、重要なヒントをあげます。 大平原であるイラク(今は、ほとんど砂漠)に 「ドドドの 馬の大群で」、ドドドと、西の方へ、大草原から、歴史上、何十度も、攻め下ってきたのが、イラン(=ペルシャ族)。 この「ドドド 」と 、それから、「ドカーン」の「大爆発」の 歴史観(大きな れしき の 見方)で、どうですか。
ユダヤ人は、ユダヤ教という強烈な思想(だからジュダイズム、 Judaism )で、大離散(だいりさん。世界中に散らばった)以後は、大国=強国=帝国の 首都で、強い国王や、皇帝に、べったり、くっついて、金儲けと、利殖、と税金取り立て(だから、ひどく嫌われた)で、有能な高官と成り、 財政家=財務大臣とか、宮廷銀行家、となって、強国の王や、皇帝たちにとってどうしても居て貰わないと困る存在になったのだ。
これが、中世からの西洋の各(かく)王国でも、宮廷ユダヤ人( court Jews コート・ジュー、金融家、両替商)となっていった。だから、ユダヤ人=ユダヤ教=ユダヤ思想は、 国家の寄生虫(きせいちゅう。パラサイト)となって、無くてはならないものとして、ずっと。ずっと存在した。
この冷酷さが、本当に、ユダヤ人=ユダヤ教(思想)を分る、ということだ。 他の大(だい)宗教が、キリスト教も、仏教も、イスラム教も、ほとんどは貧乏人の大衆である、民衆=人類を救済(きゅうさい。サルベーション)することを目標にして(でも、出来はしない)、ドカーンと、世界中に広まった。
それなのに、それに較(くら)べて、ユダヤ教は、冷酷な、非情な 国家経営、国家管理の思想として、「無くてはならないもの」として、人類史の中に、べったりと、しつこくしがみついて、強国(帝国)にとって無くてはならない、寄生虫(パラサイト)として、強烈に存在し続けた。そして、今に至っている。
人類(人間)は、この、どうしても企業、組織、団体、そして国家の経営者は、冷酷に非情にならないと、やってゆけない。「病弱な貧乏人どもは、福祉と医療で、カネをくれ、カネをくれ、でうるさい」「その代わり、ちょっと元気な貧乏人ども=労働者=大企業サラリーマンどもからは、税金を、搾(しぼ)り取ってやる」となる。
私は、「今日のぼやき」の 「2009番」で、「 今のパレスチナ人=ペリシテ人(旧約聖書)=パリサイ人(新訳聖書)、ファラシー だ」。3200年前から、ずっとここ=パレスチナに居たのだ 今も居る。
だから、今もユダヤ人と、同居、共存、混住している、と 暴き立てた、 イスラエル国の国立大学である、テルアビブ大学の現職の歴史学の教授 シュロモー・サンド 教授の 衝撃的な新聞記事 を、 私は、探し出そうとして調べた。そうしたら、この人はこのことを書いた本を出していた。2008年刊のようだ。 日本語訳も、2010年に出ていた。
(以下、略)
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