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2017年!阿修羅カルト板の人気スレ10傑。大台(一万ヒット)に乗ったのは
9のスレであり、その殆ど・・というか私以外は商業記事からの転載である。
1 シジミ 59,707
2 チベットよわー 36,505
3 会員番号4153番 26,014
4 仁王像 18,356
5 ワヤクチャ 18,297
6 小沢内閣待望論 15,079
7 仁王像 13,898
8 仁王像 12,706
9 仁王像 12,482
10 仁王像 9,495
ヒット数にはあらわれていないようだが、カルト板の常連に真宗大谷派の批判を半定期的にあげているユニークな投稿者がいる。内容は正直よくわからないのだが、カルト的であることだけは間違いないだろう。
私は二ポン仏教の教義には関心がないが(偽物すぎる)、その社会存在については無視しきれないものがあった。日本社会において、極道・芸能・寺院というのは「労働を忌み嫌い市民社会に属せない」という共通項でしっかりと結ばれたヒコクミン三人兄弟である。ヤクザやタレントというのはもっぱらスキャンダラスな存在なのに比べて僧侶の世界は実に大人しいもので、殆ど話題にさえならない。
しかしあくまで三兄弟の一人であるから、その本性はいたるところで見え隠れしており、潜在的にはナラズモノのケアスの中に日本国民を駆り立てるような役割を果たしてきたのである。その代表が僧侶の息子であるゴー宣の小林よしのり(現在の愛国右翼ブームの何割かはこの人物の影響だといってもいいだろう)であり、TVの世界における表現のルールを変えてしまったのが敬虔な創価学会信者である松本人志(古坂大魔王は「お笑いのビル・ゲイツ」と讃えたがその通りだろう)であり、そして現在の日本のエンタメ界の最高権力者こそが実は僧侶であるのだ。
ジョン喜多川86歳。ロサンゼルス市内リトル東京に別院をかまえる真宗大谷派本願寺の坊主の息子である。メリー喜多川はその姉であり、坊主の娘だ。彼らは当然のことながら、日本仏教を世界に広める宗教大使としてその人生をスタートさせている。しかし実際その人生において達成したことといえば美少年を親から引き離しステージにあげて荒稼ぎする芸能プロダクションの経営であった。もう一度いうと極道・芸能・寺院はヒコクミン三人兄弟である。
ジョンは自分をジャ二―と呼び(John の愛称Johnny は通常ジョニーと訳されるが、英会話教師でもあったアメリカ生まれのジョンはあくまでジャニーと表記することにこだわりナベプロの提携ディビジョンとしてスタートした自分の会社もジャニーズ事務所なのだった)人と少し違うことを主張したのだが、その些細な発音をめぐるこだわりにあらわれる「他者との違い」はつまるところ彼のセクシャリティ―の問題であった。
つまり彼は少年専門の芸能エージェンシーをたちあげながら、その売り物である少年に関心をもっていた同性愛者であった。60年代から現在に至るまで彼の性癖によって事務所のタレントたちは仕事に私生活に大きな影響を与えられており、中でもジャニーズを逃げるようにして離脱してバーニングへ電撃の移籍をとげた郷ひろみはジョンのラバーボーイとしての立場に耐えられなくなっていたというのがもっぱらの定説である。(郷が二谷英明の娘との離婚に際してダディという告白手記を献上したことがあったが、そのダディというのはかつてジョンをそう呼ばされていたことの名残であるのではないか、と私は想像した)
高齢域にはいった創業者姉弟にかわって執行力を持ち出すのがメリーの実娘で元芸能人でもあるジュリー藤島である。何がジュリーだ、とか言ってはいけない。芸能界のドンであるジョン喜多川の姪っ子であり、ジャニーズ事務所の女帝メリーの娘というのは学習院でいう皇族のステータスを保障されている。3年B組金八先生シリーズのオリジナル・シーズンに生徒役で出演。たのきんトリオ、三原じゅん子、小林聡美w、鶴見辰吾といった80年代の立役者とでもいうべき豪華キャストの中でデビューしたジュリーはやはり特別枠扱いで1エピソードの主人公におさまっている(ちなみに全エピソードの中で視聴率は最低であった)。このときのドラマの回の内容とは、ゴールデンウィークの昼下がりに彼氏の部屋で盛り上がってうっかり・・・いやそっちではない。友達に連れ立って前の中学に殴り込み・・・いやそれは金八2の逸話だろう。登校拒否のガキの家にあがりこんで・・・それは東中学3年5組、だから違うドラマだろう!ジュリーが中心人物であったエピソードのタイトルは「子供の喧嘩に親が」であった。小山内美佐子も当然ジュリーが誰の子かわかっているだろうし、親の存在を鑑みながら脚本にしたかもしれない。
金八ドラマ「子供の喧嘩に親が」は35年の年月を経てジャニーズ事務所の親子関係の状況の上に舞い降りた。ドラマでその「子供」を演じたジュリーはそのまんま「子供」の役どころで登場。違ったのは3年B組の教室が、ジャニーズ事務所のオフィスに所替わりしていたことか。
箱入り娘ジュリー藤島には敵がいた。もともと自分の携わるファミリービジネスであるジャニーズ事務所に事務員として就職してきた一社員でありながら、マネージャー業で波に乗り会社の実権まで動かすようになってきた一回り年上の飯島三智のことである。「ママ〜〜〜〜〜」ジュリーは自分の手掛ける人気アイドルユニット、童のメンバーが内定していたドラマの役をライバルグループであるSM●Pの一番年下のメンバーに変更されたことで気のふれんばかりに苛立っていた。こんなことをするのはTV局に圧力をかけてSM●Pに仕事を流したSM●Pのマネージャーである飯島にきまっている。「ママ〜〜〜〜もうミッチ私と戦争するつもりじゃないの〜〜〜、あの人のしたいようにさせていたら会社乗っ取られるわよ〜〜〜キキキぃ〜〜」
「そりゃ大変だわ、ジャニーさんと今度お話しましょう。童のことは私に任せて頂戴。なんとかこっちの顔が立つようにプロデューサーに落とし前つけてもらうわ。それでいいわね?」「でもママ〜、こんなこといつまで続けるの?ミッチには映画のほうをやってもらうって話がついてたでしょ?わざわざ会社まで作ってあげたのに、なんでTVのブッキングまでやるようになったのよ?ジャニーさんがあの女にのせられて甘い顔してるからでしょ?もう、どうにかしてくれないと私が辞めるわよ」「わかりました、もう修正のきかない時期にきてるのかしらね。ミッチにも身の程を知ってもらわないといけないとは思ってました。でも・・・SM●Pというのは彼女が独占所有する株ですからね、まずはその高級株を切り崩していかないと難しいわねえ」
「なんだ、Youたち、こんなところで大声だしてなんの話よ」ドアの後ろで立ち聞きをしていたジョン喜多川が入ってくる。「ジャニーさん、ちょうどよかったわ。きいてよ」「きいてたよ、でもマムの言う通りよ、SM●Pというのは今やわが社で一番の株なのよ。それを所有しているミッチの占めるポジションというのは簡単に覆せない、共存していくにはYouもミッチをうまく立てながら使うしかない、アンダースタン?」「SM●Pがそんなに大事なの?あの人たちこなだの特番でもう大昔に辞めていった森君からきた手紙を読んで感動していたわ。あれだってジャニーズ事務所への反抗じゃない。もう森のことは一切話にしないっていうのがルールじゃなかったの?一体いつからあの子たちが我々より権限を持つようになったのよ?全部ミッチがそう仕向けてるからでしょ?あの人が手なずけてしまってから視聴率を武器にどんどん手が付けられなってるわ。だいたいジャニーズのアイドルだっていうのに彼らはまるで欽ちゃんファミリーよ、歌も男の子らしくないし踊りもほんわかしていて少しも格好よくないもの。渋くて悪いのがウチの子でしょ?」「私も、あのシンゴママだったけ?あのときは少し意見しようと思いました、あれはウチのキャラクターじゃありません、そうよね、オチャラケも度を過ぎるともうアイドルじゃなくなりますからね、欽ちゃんファミリーみたいなのは事実だわ」「そうでしょ、お母さん、こんなこと昔のジャニーズじゃありえなかったのよ。ミッチは感覚がどうにかしてるわ。シンゴママなんてホモじゃない。」「ああっ」「どうしたのジャニーさん」「いやっ・・・なんでもない・・・ううっ」「あの人は人並の結婚もしたことないし、いつまでも独身で原節子の亡霊みたいよ、どうせ未成年の男の子を部屋に呼んで奴隷にしているんじゃないの。お札で顔張ってバター犬とかにして。いつかマスコミにばれて青少年虐待で捕まるんじゃない」「ああっ…マイ・ガッド」「どうたのジャニーさん」「しっ、心臓が・・・」
この親子会議から数か月。とうとうメリーは攻めに出た。かわいい娘の肩を持ち、半世紀以上創業者が坊主ファミリーの絆で団結し手をかけて育てたジャニーズというTV業界最高権力(いちおう、昨日、元?同業者から裏とりました byチベットよわー)の巨塔をよそ者に居座り取られないように、メリーは飯島との決着に王手をかけたのだった。
メリー喜多川というのは、事がおこると、かならず大袈裟に関係者を集めて集会を開く癖があるのだ。そして自分の思い通りの絵をかいてみせたあげく、反駁者の言い分を握りつぶす。これがジャニーズのやり方だ。
田原俊彦が風俗嬢との密会をスクープされ、それがその女本人主演のAV化される事件へ発展したときもそうだ。メリーは激怒し、マスコミとAV製作者側を呼び出して「なかった事」としてもみ消しを計らった。「そんなことは無かったのよ、そうよね?」メリーとジュリーは当事者同士に迫り無理矢理「なかった」ことにしようと圧力をかける。
自分が歴史の消しゴムをもってこすれば、過去のどんな恥部も消去できてしまう・・・・これこそが独裁者メリー喜多川である。これがカリスマというものである。事実なんかどうでもいい、夢を売る商売というのは夢想者の消しゴムで現実にミラクルを起こすことなのである。
3年B組の落伍グループであるジュリー藤島も、母親のメリーの手にかかれば最高の成功者である。「あなたこそが偉大なのよ、3Bの出世頭はマッチとあなたよ、二人でジャニーズを守るの」とこうである。
さて今回のメリーの相手とは自分のところで運営に携わる飯島三智。彼女をやり玉にあげるためにメリーが連れてきたのは暴露系のマスコミであった。暴露系の御三家といえば、週刊ゲンダイ、週刊新潮、週刊文春の三紙だろう。怖いものなしである大手出版社の低俗誌は、国技である大相撲までも存続不能の一歩手前まで追い込んだことも記憶に新しい。売るためなら何でもするアウトロー集団である。メリーは文春の記者を使って自社の問題を晒したのだった。
文春とは、週刊現代がタブー挑戦を劇化させる以前に芸能界最大のタブーとされるジャニーズ事務所にメスをいれ、裁判沙汰にまでなったことがある。ジョン喜多川の同性愛、そして所属タレントへのセクハラ・パワハラのネタを全国誌上にて展開したのだった。どうして親族最大の敵とでもいうべき文春をメリーは自社に呼び独占インタビューに応じようとしたのか?いうまでもないが、本来面会するはずもない犬猿の仲である両者を結びつけたのは、メリーである。メリーは弟を隠居に追い込んだ文春の力を逆利用し、会社の癌を片付けようとしたのである。メリーは噂を広めるプロである文春記者の面前で飯島を強引に呼び出し罵倒したのだった。多忙な飯島がその日たまたま事務所にいて、たまたまインタビューに居合わせることになった「偶然」を信じているのは周囲を思い通りにするためにはどんな見え透いた芝居にでもやりかねないメリーの身勝手すぎる女王ぶりを知らないヤカラだけである。メリー母娘が全部仕組んだ「独占インタビュー」だったにきまっている。その目的は自分達をよそ眼に飛ぶ鳥である飯島へのけん制、ねがわくば排除である。
メリーがジュリーvs飯島三智の対決のマッチメーカーを買って出て大手マスコミの取材の前で一方的にジュリーを勝者にまつりあげてしまった事件、これが起こったのが2015年の年始のことである。この時点で、SM●Pがバーニングもしくは関連会社へ移籍を計画していたことはない。その必要がないからだ。ほっといても喜多川はくたばるし、SM●Pの寿命にしてももう数年の話である。実際、移籍の話が現実化しだし、年末に最終的に木村がバーニング往きを拒み残留する声明を出すまで一年近くの月日が流れている。飯島が用意周到にジャニーズ離れを計画していたことはまずないのだ。
メリーは余計な勘繰りを増長させてまで飯島を封じ込めてしまった、そこには圧倒的なお膳立てを受けながら芸能に挫折したジュリーをかばう親の盲目の姿しかない。自分がいなくなってからも可愛い娘が会社を切り盛りしていくには邪魔者は消す必要があったのだ。ここがSM●P解散の本当の事情であり、そのとばっちりをくったのが金魚のフンのように飯島に続いて事務所を辞める選択しかなかった蚊取とチョナンであろう。
現在、飯島はCullenという胡散臭い名称の新会社をたちあげ、そこからこの秋にSM●Pの三人を本格活動させることになった。TVの仕事は非常に限られておりCMのスポンサーもつかない。ジャニーズを離れて別の強力な一家にひろわれなかったいわば孤児の彼らは映画とネットに場を求めるしかないのである。収入もさがればTVの露出という日本で人気を維持するための最大の武器を失いつつある彼らに明日はないというのが現状である。いまだにジャニーズに居残った売れっ子のキムと堺マチャヒロが後で合流するという夢物語を信じるファンもいるのだろうが、それは可能性からいってまずない。今まで5億以上の年収を得ていた二人が、わざわざ先行きの見通しのない弱小企画室にやってきてタダ働きするはずもない。それに、これまた大昔のドラマを再現するようだが、一番人気のキムと飯島ミッチの間は険悪であったことは、古畑任三郎出演時にも既に多くの人の知るところであった。キムはミッチみ見立てた女性マネージャーに対して脚本にはない台詞「あの女、むかつく、一回やっちまおうか」などという恐怖の犯罪予告までしているのだ。子供を二人抱えるキムが家族を犠牲にするかもしれない状況でSM●Pというブランドさえない新たな環境にわざわざ飯島を追いかけていくことは考え難い話であった。(移籍予定であったバーニング系のK—という事務所は、今年、言うことをきかない大物俳優Wをやはり週刊文春を使ってさんざん不倫騒動でこき下ろして見せしめにしたところであり、メリーとあんましかわらんことが証明されたのだろうか・・・)
鬱病の蚊取、警察のお世話になったチョナンとゴロゴロはいずれにせよ、栄光のジャニーズキャリアからはどこかで一線をひくべき運命にあったのだろう。3人は飯島との一蓮托生を貫いて(私はいまからでも遅くないからメリーさんに謝罪してジャニーズに復帰するのがファンにとっても本人たちにとっても一番マシな結果を導く道だと思うが)本当に飯島の会社、というか事務所というか企画室のようなところに入ってしまった。ここを梁山泊にして勢力を盛り返したいところだろうが、3人はどこまでいってもキム魚のフンであり、自分達だけで輝いていくには大勢の助力が必要となる。そういったコネを自ら振り払う行為がジャニーズ脱退だったのである。リーダーの堺マチャヒロはどうかというとキム以上にTVでは売れているしSM●Pという欽ちゃん風味の家族ユニットの一員でなくとも受け入れられてきたことはここ15年くらいが証明している。つまるところSM●Pは蚊取・チョナン・ゴロゴロと飯島をめぐる新たな疑似親子ごっこがスピンオフとしてはじまりどこまで中年ボーイたちは子供で居続けることができるのかを売りにした見世物が数年続行するようである。いやネットじゃそんなに続かないか。
最後にジャニーズをおんでた大先輩はどうなったのかを映像で検証したい
おい先輩、なんだよ、これ覚醒剤じゃないのか。ジャニーさんから逃れられたのはいいものも、新しい受け入れ先で先輩を待っていたのは狂踊したくなるようなあらたな待遇であった。う〜んこれも「業です」。
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