http://www.asyura2.com/17/cult18/msg/573.html
Tweet |
総選挙は安倍自民党の策略通りの自民党284?議席で前回と全く同じ〜「憲法改正の発議」が出来るが…元気の元が切れそうになっている/副島隆彦
[2207]総選挙は、安倍首相の 策略どおり、彼の勝ちだった。しかし、現状のままだ。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2017-10-23
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
総選挙は、安倍自民党の、策略通りの自民党284?議席で、前回と全く同じ数字だ。これで、安倍晋三は自信をもって、これから、最低、1年は、政権を続ける。連立政権の公明党は、5議席減らして30議席のようだ。
以下の朝日新聞の記事にあるように、前回同様、「憲法改正の発議」が出来る、「衆議院の総議員の3分の2」(310議席)を与党で取ったから、この「発議」をするか、と 思ったら、安倍首相は、それしないだろう。とても、そんなことができる状態ではないと、自分自身がよく分かっている。「発議のその形」だけ、作って、自分は、もう首相を辞めたいのだ。この男は、極めて、ズルい人間だが、もう元気の元(もと)が切れそうになっている。
憲法9条を、改正して、一体、どういう条文に替える、というのか、で、日本人は、まとまらない。今の憲法9条を、消して(抹消して)、それを、「国の危難に対応するため、世界の現状に合わせて、国軍を持つ。その他のことは法律で定める」と書き代えても、どうも収まりが悪い。 私は、先週の定例会(自力での講演会)で、憲法9条の 条文が、どれほど、何重にも頑丈に、改正できないように、始めからアメリカの意思と計画で、作られていることを説明した。
憲法を改正する、として、その上に、それよりも強い、強力な、日米安全保障条約がある。憲法の上に安保(あんぽ)があるのだ。それには、米軍駐留条約(と本当は、訳すべき)=日米地位協定 がある。その他に、何と、国連軍地位協定(こうれんぐんちいきょうてい)というのが、隠されてい。
これは、どうも、1954年に、日本政府抜きで、ジュネーブ協定(条約。朝鮮戦争の休戦協定のあとの、平和条約=戦争終結条約の決裂で出来た)で、主要国によって作られているらしい。 このことは、最近、一番売れている、矢部宏治(やべこうじ)氏の 著作で明らかにされた。日本人が、国内でだけ、憲法改正を議論しても、どうにもならないように、出来ているようだ。
私は、自分が含まれる自国の政治予測は、どうもうまくいかないようだ。自分の意思と決断が入る。 安倍晋三を、とにかく引き釣り下ろすべきだ、という主観(しゅかん)、願望が先走った。それで予測を外した。アルル君と、古村君の冷静な予測が当たっていた。
(中略)
小沢一郎が周到に準備した、「二大政党政権交代体制(ツゥー・パーティ・システム)へむけての野党勢力の結集」という戦略が、安倍晋三たちに、見抜かれて、それで、今回の総選挙の結果は、前回と全く、同様、ということになった。
よく見ていると自分の力で、自分の政治家としての能力と魅力で、勝ち上がって行ける政治家は、皆、残っている。
日本国民が、深いところで、北朝鮮の核ミサイルへの恐怖感情で、ブルブル震える民衆の弱さで、知恵と知識が足りないものだから、それで、安倍晋三たち、悪人(あくにん)の権力者たちに頼った、という要因が、大きく、外側にある。
民衆は、いつも健気(けなげ)だが、か弱い、脆弱(ぜいじゃく)だ。強い、立派な指導者が出てこないと、すぐに騙される。
(以下、略)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。