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5月9日に、トランプが、コーミーFBIの長官のクビを切った。鮮(あざ)やかな、高官の斬り 方だった/副島隆彦
http://www.asyura2.com/17/cult18/msg/172.html
投稿者 仁王像 日時 2017 年 5 月 15 日 20:10:31: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

[2136]これからは、どんどん「次の新しいこと」を書きます。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2017-05-14 23:53:38
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
(抜粋)

 5月9日(日本では10日)に、ドナルド・トランプが、ジェイムズ・コーミーFBI(米連邦犯罪調査=インヴェストゲイション=庁)の長官のクビを切った。そのあと、数日、アメリカのメディアが、騒いでいた。トランプの鮮(あざ)やかな、高官の斬り方だった。

 このことで、ぐだぐだ言っている、日本のテレビ・新聞もあるが、「なぜ、FBI長官を解任したのか?」 に対して、「コーミーは、いい仕事をしなかったからだ。それだけだ」 
“ He was not doing good job .”( ヒー・ワズント・ドーィング・グッド・ジョブ)
とトランプは答えた。 

 そのとき、私は、10日の朝のテレビで、朝のABCのニューズを見ていただけだが、なんと、トランプの脇(わき)、隣には、大統領執務室(オーヴァル・ルーム Oval Room ) の隣の、暖炉(マントルピース)の部屋の隣の席に、ヘンリー・キッシンジャーが、座っていた。ふつうは、招待した国の、首相や、大統領や国王が座る席だ。

 この日は、ラブロフ・ロシア外相が、ホワイトハウスに来ていた。キッシンジャーは、ラブロフと、「米、中、ロの3大国で、どうやって、北朝鮮の核兵器を取り上げるかの、(「3巨頭会談の」話し合いの内容を詰める)ために来ていたのだ。

 さっき、ちらと、さる筋から連絡があって、耳に挟んで聞いた話では、この米、中、ロの3巨頭会談 (私、副島隆彦が、世界に先駆けて言い出した、 第2次ヤルタ会談体制だ)を開くことがきまったようである。

 今の、トランプ政権の ムニューシン財務長官も、ティラーソン国務長官も、キッシンジャーの長年の子分(教え子)なのであって、トランプが付き合って来た人間たちではない。

 トランプの最大の仕事仲間は、NYのどぎたない、大型商売の、それこそ自分の体を張って、博奕も張る、カール・アイカーン(規制改革委員会委員長になった。大統領経済諮問委員会・議長にはまだなっていない)だ。

 アイカーンたちは、トランプ当選のあの11月9日(現地)の朝までの、金融博奕で、NYの株式を、大暴落(先物で800ドル下げていた)から、その日、9日の現物市場の始まりで、23ドルの上げ(すなわち、トランプ当選暴落 なし)、にまで動かして、それで、自分の金融資産を、倍にしたそうだ。つまり、100億ドル(1兆円)を200億ドル(2兆円)に増やした。 そういう連中だ。

 私、副島隆彦が、今、世界の政治を動かしているのは、ヘンリー・キッシンジャー(5月25日で、94歳)だ、と書いて来たとおりなのだ。プーチンとも、習近平とも、ずっと連絡を取って、そして、トランプも、言うことを聞いて、それで、世界は、安定して動いている。北朝鮮が、弾道ミサイルの実験で、一発撃った程度のことで、騒ぐ方がおかしい。「断じて許せない。厳しく抗議する」と、言って、それで、どうするのだ? 日本に何が出来るのだ。

 すべて、私、副島隆彦が書いて来たとおり、来年の4月に、アメリカと中国とロシアで、はっきりと片(かた)を付けるから、しっかりと見ていなさい。
肩(かた)を付ける、は、「片」ではなくて、本当は「肩」であって、犯罪者の肩に、入れ墨の筋をいれて非人(ひにん)に落とすことを言う。

 私が、以下に載せる、情報だけが正確で、あとは、どうでもいい記事ばかりだった。それは、BBC(英国の国営放送)が、ネット上でタダで見せてくれるサイトの動画のニューズだ。これを見れば、全てのことが分かる。

(転載貼り付け始め)

●「 トランプ氏とコーミー氏 複雑な愛憎の二転三転  BBC」

http://www.bbc.com/japanese/video-39867221

2017年05月10日 BBC

ドナルド・トランプ米大統領は 5月9日、連邦捜査局(FBI)のジェイムズ・コーミー長官(56)を解任した。大統領候補として、そして大統領として、トランプ氏は1年の間にコーミー氏をまずは批判し、次に称賛し、最後には解任するに至った。

まずはヒラリー・クリントン氏の私用メールサーバー問題、やがてはトランプ陣営とロシアとの関係が、2人の関係を二転三転させた。フランツ・ストラッサー記者が振り返る。

http://www.bbc.com/japanese/video-39867221

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。このBBCの上記のネット上の動画を見れば(誰でも見れる)、はっきりと、5月2日付けの、トランプ大統領の、twitter の文が、スーパーインポウズの 形で、日本文で載っている。

 トランプの5月2日のツウイッターは、 「 ヒラリー・クリントンにとってコーミー長官ほどありがたい存在はないだろう。悪いことをたくさんやったのに、無罪放免にしてくれたんだから!」とある。

 なぜ、ジェイムズ・コーミーJames Comey FBI長官のクビを、トランプが切ったか。それは、この横着者(おうちゃくもの)の、ボナパルティズムの馬鹿野郎を含めて、 誰も、ヒラリー・クリントンを、どうして、捜査当局である、FBIは、しっかりと調査を続けて、そして、彼女を逮捕、起訴して裁判に掛けないのか。の一点だ。

これからは、米司法(しほう))省のジェフ・セッションズ司法長官(米では、最高検察庁の長官 も兼ねる)が、脅えないで、もっと、前面に出て、証拠に基づいて、ヒラリー逮捕に向かうべきだ。

FBIの中には、「なぜ、上の方は、今も、ヒラリー派ばっかりなのか」という不満の怒りが渦巻いている。

 このヒラリー逮捕、裁判、投獄の 重要な仕事を、無理やり上から押え付けて、FBIの真面目な捜査官(たたき上げの朴訥な警察官たち)が、たくさん明らかにしている証拠をもとに、やらないのか、というトランプ大統領の当然の、自然な、怒りの行動だ。

 BBCは、イギリスの放送局なのに、やっぱり、世界「反トランプ」同盟で、トランプの悪口ばっかり言っている。 「ロシアが、アメリカの大統領選挙に、サイバー攻撃なので介入していた。 トランプ政権は、ロシア(のプーチン)と違法なつながりをしている」という、ことばっかりを言っている。それなのに、上記のBBCの動画では、はっきりと、ヒラリー・クリントン問題こそは、アメリカ政治が片付けなければいけない問題なのだと、描いている。

 なぜ、今のまま、ヒラリーを、もう3ヶ月も自由に泳がせているのか。どうして、彼女を犯罪捜査機関(ラー・エンフォースメント・オフィーサーズ)が、捕まえることが出来なのか。このことのおかしさ(奇妙さ)を、皆で、本気で考えるべきなのだ。

 これは、大きな政治勢力間(かん)の、ぶつかり合い、闘いであるから、ヒラリー勢力(グローバリスト、地球支配勢力。大きな戦争をしたがっている者たち)の抵抗が激しくて、それで、がっぷり4つで闘っているから、前に進まないのだ、と言うことができる。

 あれほど、ヒラリーが犯した権力犯罪(けんりょくはんざい)が重大であるのに、これを裁こうとしない。 彼女が、国務長官になった2009年から、今までの、この8年間、アラブ諸国を、次から次に、順番に戦乱状況に陥れて、かわいそうに、アラブ諸国の人間たちは、殺され、逃げ惑って難民になって他国で、泥だらけの暮らしをしている。

 みんな分かっているのに、日本人も何も言え得ない。ただニューズ番組を見ているだけだ。それは、森友(もりとも)学園事件で、あれほどに、安倍晋三と、奥さんの昭恵、そして、稲田朋美(いなだともみ)防衛相の3人が、奇っ怪な宗教団体に入っている、おかしな人間たちであり、犯罪者たちなのだと、分かってきたのに。 

 森友学園事件で、私、副島隆彦だけが、「安倍晋三は、財務省その他の役所からの、補助金の中から、4億円を、自分の懐に入れた」と書いたのに、誰も、何も、私の書いたことに何も言わない。「ホントですか−?」も言わない。みんな何も言わない。コワイからだ。 

百万円、百万円の寄付金、という馬鹿みたいな、話の方に、すり替えられて、そっちを、ぽかーんと口を開けて、見ている。

そうしたら、国民にまったく尊敬されていないと、腹の底から分かっている、安倍晋三夫妻は、いよいよ、その本性(ほんしょう)、正体を現わして、「憲法改正に向かう」と、動き出した。自分たち、おかしな人間集団だけで、団結して、「この難局を乗り切ろう。悲願に向かって突き進もう」だ。

国民の中の、単純人間(いつも単純な頭で生きている者)たちが、「北朝鮮の核ミサイルが、日本にも飛んでくる。コワイ、コワイ」の 策略に載せられるから、それを当て込んで、安倍晋三たちは、突っ走る気だ。

 権力者(権力を握っている者)のやることに、庶民、大衆、一般人は、コワイから何も言わない。そして、これは、権力闘争なのであって、権力闘争に、一般人は、加わることはできない、それは危ないから、というまっとうな判断を、それなりに皆(みんな)している。
 

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コメント
 
1. 2017年5月15日 22:51:35 : aNYkCl6qOw : AQV0bUne8oA[93]

力作ですね先生。米中ロがなにやら良い関係です。FBIの次はCIA

解体でしょうか。日本にも残党が居座って悪さしてるようです。プーチン

は、世界のテロの80%はCIAの仕業だとばらしちゃてます。日本の

猟奇事件や自動車墓相や連続放火や高齢者殺傷、物騒な世の中ですね。


2. 仁王像[1502] kG2JpJGc 2017年5月16日 20:00:36 : lIOZMVJI9o : UjUCKTQROh4[1]
 米露中が結託しても北から核を取り上げるのは不可能だと思う。
 まず問われるべきは、北を核開発などに追い込んで来た米国の愚かな北朝鮮敵視政策である。この根本原因を取り除かない限り核放棄は有り得ない。この点、露・中は関係ない。

 米国は、露・中が主張するように米韓軍事演習を即刻中止する宣言をしなければならない。次に少なくとも休戦協定を和平協定に代え、北朝鮮の国土を米国が安堵しなければならない。それなしに核を放棄しろというのは虫が良すぎて道理に反する。
 米国が態度をこのように反転させれば露中も異存はないはずだ。これを抜きに米露中が結託して力づくで核をとりあげるなどということができる訳がない。下手に追い込むと暴発する危険性さえ生まれてくる。
 歴代の米大統領は何故かこの当たり前の道理が出来なかった。素人のトラ大だからこそ、わずかな可能性が見えてくるというもの。ビジネス的には全く間尺に合わないことであった。


(ロシアの本音は北の核保有を容認か)
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/438.html#c3

(休戦協定に違反の結果、北の非核化はもはや手遅れ)
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/273.html#c1

(北朝鮮が米国に要求していること←シンプルな正鵠を射たご指摘!)
http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/264.html#C13


3. 2017年5月16日 20:30:19 : 2OcmOZV31g : n3cYAh9seV4[113]
僕が子供の頃、じいちゃんの書棚に「火を吹く中東」と言う本があった。
もうじいちゃんも父さんも死んじゃったけど、本を書いた人は生きてるんだ・・。
なんかすごいな。

4. 2017年5月16日 21:28:56 : 34KKXdYsBM : 9GZAe6HsHgA[1]
ヒラクリ(ヒラリー=クリントン)の逮捕は世界各地で本当の革命が起こるだろうな。それに大いに期待!!

5. 2017年5月17日 00:26:33 : OdXyAMzp92 : CrE4L2tJ0Ug[127]
トランプビジネスを見ずに、「トランプの悪口」と称してしまうとは・・(笑)

滅茶苦茶腹が立つんですが、トランプが公費を悪用しながらNYで別暮らしをしている夫人の警備やら、
エアフォースで自分自身のフロリダ別荘地へ毎週のように往復やその滞在中にかかる費用などを湯水のように使っているのは共和党陣営、トランプ自身も、しかも日本でも異常視しないんですかね?!
FBI調べによってザクザク違法行為が出てくることは絶対に阻止したい、まるで王政のような独裁政権そのものだと思うのですが・・。
民主党も民主党だが、共和党は酷すぎる。

しかもトランプ自身の薄暗いマフィアとの不動産取引内容や、彼の不動産ビジネスのための政策などは、信者にとっては「トランプは被害者」であるとしか考えられないようですね。

彼の政策は、アメリカ国民労働者のためではなく、彼自身、そして異常に力を持った経営側サイドに絞られていますが、富裕減税やキャピタルゲイン、資産税廃止など、超資産家富裕層バンザイ政策以外に、国民皆保険、潰された労働組合の再建、最低賃金引上げなど国民のための政策はありますかね?


6. 2017年5月17日 00:53:08 : OdXyAMzp92 : CrE4L2tJ0Ug[130]
ここまでくると、共和党陣営もトランプを煽るのをワザと行っているとしか思えませんね。

トランプの荒唐無稽の言動が大きく取り沙汰され、すっかり気を取られている国民の陰で、
共和党はコッソリと法律を自分たちの都合の良い方向へ変えていますが・・。
それを国民は知っているのでしょうか?!

変えられた後の祭りで国民の生活は益々、分断、崩壊していくでしょう。


7. 2017年5月17日 08:03:49 : rkJU4oOov6 : NsyCTgkVO_g[160]
日本の資金が北朝鮮を支えてる件について。

8. 2017年5月18日 08:03:36 : aNYkCl6qOw : AQV0bUne8oA[110]

ハーバード・ロー・スクールのアラン・ダーショビッツ名誉教授は「トランプ大統領

の言葉は『放っておけ』だったと報じられている」とし、「『放っておかないと解任

する』と言わない限り、司法妨害にはならない」と述べた。(Bloonmberg)


9. 2017年5月18日 08:06:04 : aNYkCl6qOw : AQV0bUne8oA[111]

専門家らは、5月12日にかけた深夜から20時間分のCNNの放送を分析した。CMや様々なタイプの宣伝を省いた結果、ニュースやリポート、解説、インタビュー、中継などに充てられた時間は13時間27分で、うち全放送の92%にあたる12時間19分がトランプ政権の活動を議論する番組であることが分かった。なお別のテーマに割り当てられた時間は、わずか1時間8分だった。
分析が行われた期間のニュース番組の主要テーマは、トランプ大統領によるコミー連邦捜査局(FBI)長官の解任だった。
同期間に、専門家やアナリストらは計123回出演し、コメントした。なおトランプ大統領反対派が意見を述べたのはうち78%で、トランプ大統領支持派はわずか6%だった。残りは、中立派の評価だった。スプートニク


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