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13日、中国のポータルサイト・捜狐に、「日本と中国の駅弁を比べたら、涙が止まらなくなってしまった」とするコラムが掲載された。写真は日本の駅弁。
日中の駅弁を比較したら…涙が止まらない―中国コラム
http://www.recordchina.co.jp/b582471-s0-c60.html
2018年3月16日(金) 23時0分
2018年3月13日、中国のポータルサイト・捜狐に、「日本と中国の駅弁を比べたら、涙が止まらなくなってしまった」とするコラムが掲載された。
コラムの作者は、上海にある留学斡旋サイト・柳橙網の宋佳駿(ソン・ジアジュン)CEO。日本の駅弁について「1885年ごろに始まり、日本の鉄道交通の発展に伴って大きく進化した。今では2000〜3000種類もの駅弁があると言われており、自分の好みに合った駅弁を購入することができる。価格は平均的なもので70元(約1170円)前後、東京の飲食店の時給くらいだ」と紹介した。
また、「各地方の特産食材や現地のグルメが十分に生かされ、食材が新鮮で色彩も鮮やかなことから、わざわざ駅にご当地駅弁を買いに行く人も少なくない」とその魅力に言及。「栄養バランスを重んじる日本人らしく、20種類以上の食材を使った駅弁もある。そして、弁当には生産日と消費期限が印刷されている。品質や味を保つため、基本的に駅弁は作ったその日のうちに食べることが求められる」などとしている。
さらに、列車の高速化による旅行時間短縮、自動車の普及により列車内での駅弁消費量が減少した際、苦境に立たされた駅弁業者が販路やターゲットをデパートやスーパー、さらにはマイカー利用者に拡大して活路を見出し、駅弁業界が再び活況を呈したことを説明。新宿の京王百貨店などのデパートでは毎年「駅弁大会」が開かれ、毎年あふれんばかりの人が押し掛けることを紹介した。
宋氏は「駅弁はもはや日本の特殊な飲食文化になっており、非常に高い頻度で新陳代謝が行われている」と指摘。一方で、「われわれの高速鉄道弁当を見てみよう。実際、小さい頃の記憶にある白い発泡スチロールトレーの弁当に比べればバリエーションは豊かになった。しかし、日本と比べてみると、さらにレベルアップできるのではないだろうか」と提言している。(翻訳・編集/川尻)
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