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8日、中国で開催されている全人代の記者会見で、記者からの質問への王毅外相の回答が「名言ばかりだ」と話題になっている。
知日派の中国外相は名言製造機、中国で話題に―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b579217-s0-c10.html
2018年3月9日(金) 13時10分
2018年3月8日、中国の第13期全国人民代表大会第1回会議の記者会見における王毅(ワン・イー)外交部長(外相)への質問の回答が「名言ばかりだ」と話題になっている。中国新聞網が伝えた。
王外相は、欧米諸国でまことしやかに流れている「中国崩壊論」に関する質問で、「中国崩壊論が先に崩壊してしまい、国際的なジョークになってしまった」と回答。同じく欧米でよく取り沙汰される「中国脅威論」については、「繰り返し浮上するが、人々からはどうも支持は得られていない。まさに『事実は雄弁に勝る』だ」と述べた。
日本と米国が掲げる「自由で開かれたインド太平洋戦略」が中国の「一帯一路」に対抗しているとの指摘については、「今はもう冷戦の時代ではない。小さなグループで競い合っても市場をなくすだけだ」と回答した。
また、「日中関係」については、「日本が迷わず、無茶なことをせず、後退せず、客観的に中国の発展に対応し認めさえすれば、中国は日本と同じ目標に向かって歩み寄り、両国関係が健全で安定した発展の軌道に戻れるよう共同で推し進めたい」と語った。
この他にもさまざまな質問に絶妙な回答をした王外相だが、中国でこのところ増えているとされる「精神日本人」(「自分は中国人だが精神的には日本人」と考える人々)について「どう思いますか」との質問が飛ぶと、「中国人の恥さらしだ」とばっさり切り捨てた。(翻訳・編集/岡田)
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