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10日、騰訊網によると、中国残留邦人として76年間中国で生活していた水崎秀子さんが先日亡くなり、住んでいた陝西省南部の村では住民挙げての盛大な葬儀が行われた。
村民から愛された日本人女性が他界、中国人と同じ盛大な葬儀―中国
http://www.recordchina.co.jp/b456751-s0-c30.html
2018年1月13日(土) 1時0分
2018年1月10日、騰訊網によると、中国残留邦人として76年間中国で生活していた水崎秀子さんが先日亡くなり、住んでいた陝西省南部の村では住民挙げての盛大な葬儀が行われた。
水崎さんは1929年福岡生まれ。13歳の時に親戚を頼って旧満州に渡り、現地で終戦を迎えた。その後、日本に戻ることなく、王玉蘭(ワン・ユーラン)という中国名で60年以上中国で生活した。
2002年、日本への帰国を望んで日本大使館に出向いたところ、すでに別の中国人女性が「水崎秀子」との認定を受けて日本に入国していたことが発覚。05年12月にようやく本物の「水崎秀子」であることが判明し、06年に64年ぶりに一時帰国した。
その後は中国に戻り、昨年9月には日本のパスポートを取得。しかし、身体の不調から再び日本に帰国することはかなわず、今年1月6日に88歳の生涯を終えた。10日の早朝、20人あまりの村人が代わる代わる水崎さんの棺を小さな山まで担ぎ上げ、夫が眠る墓に葬った。
記事によると、住んでいた陝西省商洛市の村には40歳過ぎで嫁いで来たというが、その温かい人柄で村じゅうから愛されていたという。また、水崎さんは「日本に帰るつもりはない」と語っていたものの、日本の小学校の卒業写真を見ては涙を流していたという。(翻訳・編集/川尻)
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