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中国メディアでは日本の子どもたちの礼儀正しさがしばしば取り上げられる。電車内で騒ぐ様子もない動画や信号で止まった車にお辞儀する姿などが驚きをもって伝えられ、「恐るべき教育」との声が上がっている。
「恐るべき日本の教育」と中国メディア、電車内で騒がず信号で止まった車にお辞儀、子どもたちの礼儀正しさに驚嘆の声
http://www.recordchina.co.jp/b221140-s0-c60.html
2017年11月25日(土) 13時40分
2017年11月25日、中国メディアでは日本の民度の高さがしばしば取り上げられる。中でも注目されているのは子どもたちの礼儀正しさ。電車内で席が空いていても座らず騒ぐ様子もない動画や信号で止まった車にお辞儀する姿などが驚きをもって伝えられ、「恐るべき教育」との声が上がっている。
中国の動画サイト・西瓜視頻にはこのほど、日本の小学生の電車内での様子を撮影した約10秒の動画が掲載された。走行している電車内で画面の手前側に帽子を被り、リュックサックを背負った小学生たちがドア付近に立っている。手前だけではなく奥のドア付近にも小学生がたくさん立っている。座席の中央はいくつか空いているが、小学生は誰も座っていない。大声で話す様子もなかった。
日本では珍しくもない光景だが、これを見た中国のネットユーザーからは「中国だったら、子どもが車両全体で大騒ぎしているだろう」「昨日地下鉄に乗ったら、5人の小学生が大騒ぎしていた。イヤホンを着けていても聞こえてくるほどだった」などのコメントが集中。
日本の教育を称賛する「われわれが認めようが認めまいが、この点において日本にはかなわない。みんな列車や高速鉄道に乗ったことがあるだろうから、説明するまでもあるまい」「彼らの教育は素晴らしい。彼らが恐ろしいのではなく、本当に恐ろしいのは、われわれの現在の教育だ」などの意見も多く寄せられた。
ポータルサイト・今日頭条では日本でドライブレコーダーで撮影された30秒ほどの動画が紹介された。それは信号機がある横断歩道を渡りきった小学生たちが振り返り、停車した車に向かってお辞儀をする内容だった。
小学生たちが渡ったのは、押しボタン式の信号機が設置された横断歩道で、記事はあまりなじみのない中国人に向けて、「人通りが少ない道路では自動車の往来をスムーズにするために信号をずっと青にしておき、歩行者がボタンを押した時だけ信号が変わるようになっている」と説明。「これが分かれば、道路を横断した小学生がお辞儀をした意味を理解するのは難しくない。自分たちが横断するために信号を変えたことで車を待たせてしまったという、謝罪と感謝の意味がある」と付け加えた。
その上で「どのように教育すれば、まだわんぱくな時期であるはずの小学生が、これほど自覚を持ち、礼儀正しくなるのだろうか」と疑問を提起。「幼いからといって甘やかさないこと。子どもが幼いことを口実に迷惑行為も叱らない中国の親とは異なり、公共の場所でのマナーについて子どもに根気よく教える。そうした両親の影響と社会の雰囲気のもとで成長した子どもたちは、誰かに見られていなくとも礼儀正しい行動を取る」と指摘している。(編集/日向)
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