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22日、英BBCの中国語サイトは、中国共産党に「女性問題」が存在するかどうか調べたとする記事を掲載した。資料写真。
中国の「24%」はかなり低い?いや、日本はたった9%―英メディア
http://www.recordchina.co.jp/b194138-s0-c10.html
2017年10月24日(火) 5時20分
2017年10月22日、英BBCの中国語サイトは、「中国共産党には女性問題が存在するか」と題する記事を掲載した。
記事は、北京で開かれている第19回共産党大会に出席した共産党の代表2280人のうち、女性が4分の1に満たないことを紹介。「共産党は男女の平等という問題について、もっと真剣に考えるべきだろうか?」とした。
そのうえで「同党全体では8940万人中女性が2300万人で26%を占め、全国人民代表大会(全人代)に出席する代表者における女性の割合は24%。位が高まるほど女性の数は少なくなり、2012年の第18回共産党大会後における中央委員会メンバーの女性比率は約9%、党中央政治局メンバーは25人中2人の8%にとどまり、そのうち1人は第19回党大会後に引退するとみられる。中国政府は男女平等を強調し続けているが、中国の女性が政界に存在するガラスの天井を突き破るのは難しい」と伝えた。
女性党員の出世があるレベルで頭打ちになってしまう理由について記事は、社会における女性の役割が夫や子ども、孫の面倒を見ることにあるという認識が存在すること、重要ポストに就くうえで良好なコネクションを作る必要がある人物の大多数が男性であること、女性の定年退職年齢が男性より低く設定されていること、を挙げている。
一方で、「他国と比べて中国女性の地位が低いかと言えば、決してそんなことはない」と分析。ルワンダ(61%)やキューバ(49%)など、女性比率の高い国もあるとしつつ、「現在の英国議会下院における女性議員の割合は過去最高の32%。インド議会の下院ではわずか11%、日本の衆議院(2017年1月現在)に至ってはわずか9%だ」などと紹介した。
記事は最後に「共産党指導による中国では、女性の政治参加比率は確かにかなり低い。しかし、こういった『女性問題』は中国共産党に限ったものではない」との結論を出している。(翻訳・編集/川尻)
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