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中国を起源とする二十四節気は、日本に受け継がれてきた。日本には、二十四節気以外にも八十八夜・土用・入梅などの「雑節」と総称される暦日がある。
日本に伝承された中国の二十四節気、日本独特の「雑節」も数多く存在―中国メディア
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2017年10月15日(日) 23時0分
中国を起源とする二十四節気は、日本に受け継がれてきた。日本には、二十四節気以外にも八十八夜・土用・入梅などの「雑節」と総称される暦日がある。(文:孫秀萍。環球時報掲載)
「八十八夜」は、立春から数えて88日目の日を指し、ちょうど晩霜が見られる頃で、農民に農作物が霜の被害を受けないよう注意を促すための日と言われている。この日に摘み取ったお茶は高級品で、日本の民間では、このお茶を飲むと長生きすると伝えられている。
「土用」とは、「四立(立夏、立秋、立冬、立春)」前の18日間を指す。日本人は、夏の「土用の丑の日」にウナギを食べる風習がある。「土用の丑の日」とは、土用の期間のうち12日周期で割り当てられている十二支が「丑の日」に当たる日を指す。このような風習から、夏の「土用の丑の日」が近づくと、各スーパーは特別に看板を掲げ、買い物客に「ウナギを食べましょう」と注意を促す。日本の夏は暑く厳しいため、日本人はスタミナ満点のウナギを食べて夏の暑さや不快さを乗り切ろうと考えている。
「半夏生(はんげしょう)とは、中薬の半夏生(日本名:片白草)が芽吹く頃を指す。古くは、夏至の日から数えて11日目を「半夏生」と呼んでいた。農家では、田植えが終わる時期だ。この日から5日間は農作業を休む習慣が残っている地域もある。
「二百十日」は、立春の日から210日目だ。この頃は、天気が変わりやすく、台風もたびたびやって来るため、農家では「厄日」とも呼ばれている。特別に何かをするという風習はないが、農民に台風への備えを怠らないよう注意を促す日となっている。「入梅」は、梅雨の到来を意味する暦日で、農民はこの日に田植えの日取りを決める。
日本人は、節気に対して敏感であり、そのために天気予報にも注意を払う。日本で気象予報士になるには、誰もが受験資格を持ち、身分・性別・年齢などの制限は一切設けられていない。独学で国家試験に合格すれば、「気象予報士」の資格が取得できる。日本メディアによると、今年8月に行われた試験では、11歳の小学生が見事合格し、国内最年少の「気象予報士」が誕生した。この試験は2962人が受験したが、合格したのはわずか145人だった。日本の書店では、さまざまな関連の受験参考書が販売されている。
現在、日本には9856人の「気象予報士」がいて、うち76%は正規の仕事に就いており、そのうち31%は気象関連業務に従事している。テレビの天気予報キャスター(お天気キャスター)になるにも、「気象予報士」の資格が必要だ。お天気キャスター予備校を運営する会社もあり、テレビ局のお天気キャスターを選出する厳格な審査に合格できるよう、生徒を指導している。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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