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26日、華字紙・日本新華僑報は、日本で「和食留学ブーム」が起きており、和食の調理技術を専門に学ぶ中国人留学生が増加していると伝えた。資料写真。
日本で和食を学ぶ中国人留学生が大幅増―華字紙
http://www.recordchina.co.jp/b191786-s0-c30.html
2017年9月27日(水) 13時20分
2017年9月26日、華字紙・日本新華僑報は、日本で「和食留学ブーム」が起きており、和食の調理技術を専門に学ぶ中国人留学生が増加していると伝えた。
日本の全国調理師養成施設協会の調査によると、今年に入って日本の調理師学校に入学した留学生は424人と4年前の2.6倍に増え、中でも和食について学ぶ留学生が多くなっているという。和食を専門に学ぶ留学生のうち、中国本土の学生が134人と最も多く、以下、韓国、ベトナム、台湾の順。特に、中国人留学生は4年前から4倍近くに増え、ベトナム人も近年急増しているとのことだ。
日本の和食は2013年にユネスコ世界文化遺産入りしたことで、世界から広く注目を浴びるようになった。13年時点で海外に5万5000軒あった日本料理店は、15年には8万9000軒にまで急増したという。しかし、日本人が経営しているのはそのうち10%程度であり、残りの約90%の店で提供される和食は本場ものとはかなり異なるようだ。
記事は、「和食が急速に海外に伝わる中で、日本の関係者が積極的に和食調理専門の留学生を呼び込み、本物の日本料理を各国に持ち帰ってその文化を広めて欲しいと考えている」と紹介。東京にある調理専門学校の校長が「和食は調理技術に加えて、月や二十四節気に対する知識、もてなしの心が不可欠。留学生が立派な『職人』になるよう支援して、祖国に帰って和食文化広めてもらいたい」と語ったと伝えている。
和食の調理を学んでいるある中国人留学生は「和食と中国料理では風格が異なる。中国にもたくさんの日本料理店があるが、日本を訪れて食べてみない限り、その大半が本場の和食とはかけ離れていることに気付かない。お客さんたちに日本料理に対する誤解を持たせている」と話した。(翻訳・編集/川尻)
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